マカロニペンギンの健忘録

特にテーマを決めているわけじゃないが、私が気になったことを書いていく予定です。

Microchip社のPICを使ってみた。

2011年04月09日 | Weblog

Arduinoのすばらしさが分かってきたので、原点回帰と言うことでPICに戻ってみました。

しかし、PICは使い始めるまでの予備知識が半端じゃない。
まず、PICマイコンにはいろいろな種類があって「このPICはこれができるけど、このPICじゃこれはできない」を知らなければいけない。
プログラム言語もアセンブラからC言語まである。いまさらアセンブラでもないのでC言語を使おうと思っても、ネットでの情報はアセンブラがほとんどでC言語は少ない。さらに対応しているC言語はいろいろなメーカーから出ていて、フリーのものじゃライブラリーが少ないだの。ネットでチュートリアルを見つけてもC言語の種類が違うので参考にもならないだの。
マイコンにプログラムを書き込むのにライターが必要だの。このPICにはこのライターで書けるけど、他のPICはこのライターでは書き込めないので別のライターが必要だの。
プログラミングをするためのOSがほぼWindowsに固定されていて、UbuntuでやろうとしてもPICのメーカーであるMicrochipからの正式なサポートがないソフトだとか、オープンソースのソフトがあるにはあったのですが、C言語のコンパイルはできたけど、最新のライターのファームウェアには対応していないので書き込みができないだの。結構時間をかけましたが、私のスキルではUbuntuでPICを使うことはできませんでした。

とにかく、めんどくさい。

「Arduinoに戻っちゃおうかな」とあきらめ半分・・・・・・

苦節、数日。
やっとこさ、PIC16F88にLEDを点灯することができました。

5000円で買ったライターが無駄にならなかった。よかったよかった。

使えるようになるとPICのすばらしさが分かるのですが、使えるようになるまでの壁が高すぎます。これが初心者が敬遠する原因になってしまうのだと思います。
取っつきやすさではArduinoはピカイチ。

参考資料

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