【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフスイングと遠心力

2019年12月09日 20時52分23秒 | ゴルフ
『スイングと遠心力』
これもゴルフの酒呑み話では
大きく誤解されている部分ですね。

スイングは 原則、からだの回転によって
円を描きます(傍目からそう見えます)ので
当然、動きの大きな『重み全般』に対し、
その円の外に向かって膨らもうとする
 👉ゴルフクラブや腕に対し、長くなろうとする
軸点から外へ離れようとする力が働きます。

ヘッドが遠心力を生み、その遠心力でボールを打つ では
クラブの構造上、ロフトというモノが存在し、ボールが球体であるため
スピン、ボールの回転になってしまいがち です。
また 遠心力と言う言葉と対になる 求心力 というのがあるため
その遠心力で 『ヘッドの通る円弧』を出来るだけ大きく取る
そして 速く動かそう とすると 体は遠心力のかかる方向と
反対にからだを引こうとします。
ですので、出来るだけ体が開いたり、上を向いたりするのを避けようとしても
地面を叩いたり、空振りしたり、からだに害があることを避けるため
自然に 開いたり、上を向いたりするコトになります。

ヘッドを振ろう、シャフトを振ろう、遠心力でボールを打とう としている限り
避けられない スイングの悩み になり、
それは 永遠に、物理的という力学的に避けることは出来ません。

 また ヘッドに遠心力を大きくかけてしまうと
 無意識であっても 右手スナップは解け
 腕とクラブ一直線になろうとします。
 このやり方では 前傾姿勢は消えてしまうので
 スイングの習慣として 傾いた円弧をからだの回転の関係は途切れ
 自分の腕さばきで 斜めのヘッドを円弧を描くコトになります。
 これが 一般的な「手打ち」のゴルフスイングです。

 ヘッドに遠心力をかけた場合、右手スナップは解けますが、
 解けるという行為には その支点となる左グリップの移動の抑制が必要で
 グリップとからだの回転との関係も途切れます。
 道のりも 単純に 体を回し、グリップを動かし、その結果移動する筈の
 ヘッドの経路よりも 圧倒的にヘッドの経路が増えるので
 スイングの時間進行を司る からだの向きの変更と合わなくなります。

 どの道、手で振るしかないのです。


トップの位置、テークバックでは
クラブヘッドの高さを高くする為 と考えている人が多いでしょう。
確かに ヘッドは高くなりますが、
それは 傾いた回転の中で 右を向くという行為と
グリップ自体が高くなるコトで十分満たせます。

クラブヘッドが自分の方に頭をもたげた、鎌のような構造をしている為
自然に 起きようとしますし・・・。


しかし、遠心力はかかります。
矛盾しているようですが、それはスイングのメカニズム
クラブの構造を考えると 利用しようがあるのです。

からだの回転に遅れさせない為
重さの増えやすい クラブ、腕を テークバックで
腕を曲げることによって 自分に近づけ
ある意味 短くし、同時に高さも取り、
✋トップの位置でのクラブの重さも利用しつつ、
からだの回転でグリップを動かせば、
自然に 曲がった腕は 付け根に当たる 肩から離れようとしますが、
それを 自分の前傾している懐の中に行かせるように仕向ければ
その遠心力によって 無意識で前傾姿勢も保ち易くなりますし
懐の中に入れれば 伸びることで重く(長く)なり易い、遠心力の増えやすい腕も
腕は伸びても 長さ という意味では増えないので
悪影響は最小限で済みます。


腕を伸ばすコトによって クラブをリリースしようとする人にとっては
永遠につかめないポイントだと思いますが。。。
ゴルフクラブの構造とアドレスなどのスイングのメカニズムは
本当によく。出来ているのです。

ちょっと難しい話・・・でしたね
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ヘッドスピードの魔力

2019年12月09日 18時49分03秒 | ゴルフ
ヘッドスピードを上げると 飛ぶ    の?

半分正しく 半分間違っている

まったく同じ条件で スピードだけ 1ms上がると 
   増える距離は たったの 「4ヤード」

4msヘッドスピードが違っても 15ヤード位の差である

良く耳にするコメントで
 「俺 あいつより30ヤード 飛ぶんだ!」
 単にヘッドスピードの差であれば
 8msも違う事になる
  そんなはずは ない って思うよ
 
同じような年齢で 8msもヘッドスピードに
差があるとは思い難い

我々 アマチュアが ボールを飛ばす
そのための 「鍵」 は
 適正な(インパクト)ロフトで打つこと
☆インパクトロフトというと 単にクラブの姿勢
 ヘッドのインパクト時の姿勢と感じてしまうが
 ヘッドの入ってくる角度(上下の角度)
 入射角度もインパクトロフトを構成するひとつ



45msの人がコスって20度相当のロフトでインパクトすると
37msで11度で打った人には 「当然」 負ける!!!

ここ 昨今のドライバーは ライ角度も非常にアップライト
15年前は長さも違ったけれど
 ドライバーのライ角度・57~58度が標準だったのが
長さが1インチ以上長くなっているうえに
平均的なドライバーのライ角度は60度を超え
なかには 66度・・・
 サンドウエッヂよりもアップライトなドライバーも
実は少なくない現状だ…。

重心深度も深いから 運動中の実質フック角度は相当ある
中には重心角度30度なんて スウィング破壊兵器も存在する
 要は 非常に「スライスし難い」 
「右に行きにくい」クラブが
    世の中心なのは みんなが 
開いて ロフト増やして打っている
     そういった 証なのだよ


自分の体力にあったロフト
 それも物理的なロフトという意味だけでなく、
入射角度も含めた ちゃんとしたインパクトロフトを作ること、
もしくは作り易いクラブを持つ事が
 実はヘッドスピードを増やすより
 労力、体力的には簡単である

自分がロフトを開いているから
「キツ~イ」ロフトのクラブを使うのではなく
正しいクラブの使い方で 正しいロフトで打つ
 それを目標にする方がアマチュア向き でしょ!

ちゃんと打てるようになると 弊社の悶絶クラブと呼ばれている
重いヘッド&柔らかいシャフトのクラブは
弾道が低くなることが多い。
ただ クラブを寝かして使っている人にとっては
重いヘッド&柔らかいシャフトのクラブは
ハイボールスライスか天ぷら製造機になってしまう。
寝かしが激しすぎる人は
そこまで到達できず 遅い球質の低い
だらしない抜け球になるケースもあるんだよね

ヘッドスピードを増やす
  …この行為 実はロフトを増やす とかなりつながっている
 スピードが上がればロフトが増えちゃう これでは変わらない

 ゴルフはやっぱり ニュートンの法則であって
 消費カロリーの法則ではない よね 
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