ゴルフクラブ について
それほど 深刻な部分 ではありませんが、
知られていない部分で
ウッド用のシャフト と アイアン用のシャフト は
ヘッドに挿入される先端部 の 太さ が異なります。
主に、ですが、ウッド用は 8.5mm径
アイアン用は スチールは 9.0~9.3mm、グラファイト用は9.4mm
というのが 主流です。
その太さ の始まり というのが
実は 非常に曖昧なモノで
各径の太さ、そして ウッドとアイアンの径の違い に
明確な理由ははっきり言って ない✋ のです。
個人的には 共通にしてしまった方が
良いような気がしてなりませんが、
廉価な価格でないと 動かない(売れない)アイアンの
先端径を細くする は コストが上がるが確実 ですので
もし 統一される としたら ウッドが太くなるのでしょうね。
ハミングバードでは 一般的なウッドに装着されるグラファイト
とアイアンに装着される軽量スチール では
かなり 硬さ の違いが、ギャップと呼べるほどの差があります、
と 言っていますが、
実は ウッドとアイアンにはそれ以外の かなり大きなギャップ
が存在しています。
一般的なデータを上げてみましょう。
左から 番手 長さ ヘッド重量 シャフトの硬さ です。
① 45.0 190g 230cpm
➂ 43.0 210g 235cpm
➄ 42.5 215g 238cpm
⑦ 42.0 220g 241cpm
⑨ 41.5 225g 244cpm
⑪ 41.0 230g 247cpm
⓭ 40.5 235g 250cpm
⓯ 40.0 240g 253cpm
⓱ 39.5 245g 256cpm
⓳ 39.0 250g 259cpm
上の数値は 主に ごく標準的なウッドの構成で
長さ に応じて ヘッド重量が増え
市販のセットではあり得ない(バラついています)ですが、
その長さに応じて シャフトの数値が上がっていきます。
✋こんなに規則性を持って 変化するウッドセットは
まず お目にかかることはできませんが…✋
通常、存在しませんが、仮にその延長線上で
⑬番、⑮番、⑰番。。。のウッドを想定してみると
アイアンで言うと 3番アイアンの長さに相当する
⑲番ウッドのヘッド重量は 250g になります。
一見、重さ とすると ウッドらしくない かも知れませんが、
長さ相当なモノで シャフトの硬さが流れて(揃って)いれば
ドライバーと 似た感じ、似た重さ、似た振り感 になります。
そのまま 仮想のウッドを続けていくと
㉑ 38.5 255g 262cpm
㉓ 38.0 260g 265cpm です。
㉓番ウッドと同じ長さ が 市販の5番アイアン になるのですが
一般的な 5番アイアンは
❺ 38.0 240g 290cpm
ウッドの流れから考えると 20gもヘッドが軽いうえに
シャフトの硬さ も 25cpm も硬いのです。
✋✋✋ウッドの流れ…に比べると
硬いシャフトの方に 軽いヘッドが装着されている状態 ですので
当然・・・使い難いか、違和感を感じる筈…
〇アイアンヘッドの方が 重心距離も短く、
重心も浅いので 同じヘッド重量であっても
軽く感じ易い のですが。。。平気なんですかね…。
もう今や 絶滅しつつある
グラファイトシャフト装着『専用』のアイアン ですが、
昔気質の良心的な製作者 であれば 5番アイアンは
❺ 38.0 260g 280cpm だったりします。
が・・・・・・今や コスト削減の為、
スチール用のヘッドもグラファイト用のヘッドも共通
…数が出るのは スチール用ですので…グラファイト専用ヘッドは絶滅寸前
になってしまっていますから
お目にかかることは大変少ないです。