Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

この次はモア・ベターよ!

2016-12-31 |  その他
昨年末のこと、向かいから私より少し上に見える年恰好の方で、いかにも何処かのデザイナーかと思う少しハデななりをした方が近づいて来ました。
すれ違ってから、ちょっと間を置いて戻って来たその方は、
「それはウィリアム・ブラウンですか?」
と私のジャケットを指して言います。
突然の問いかけにも驚きましたが、内容も意外だったので、
「それはどうか分かりませんが、◯◯の生地です」
とマーチャント名を答えました。
でも確かに他よりケンプの比率が高いような、ザラっと硬質な手触りのそのツィードはWilliam Brownと言っても通りそうです。
そして急に驚かしたことを申し訳なく思ったのか、後から私の合わせまで褒めてくれました。



最近急に話しかけてくれる面白い感じの20代の方もいますが、突然「ウィリアム・ブラウン」とか言うようなストレートな方も仲良くなれそうな気がします。

たいていはアルコールが入った席ですが、この一年しばしば持ち上げて頂きました(その後、いつも通り落として頂くのですが)。
褒められて伸びるタイプなんですって自分でアピールしていたのかも知れませんが、素直に木に登ったり精進したいと思います。



本日大晦日で白井さんのCDをかけながら大掃除していると、新年の予定を確認する為、当のシンガーご本人から電話を頂きました。
「明けましておめでとうございます、あっ1日早かったね」
さすが、突っ込む隙も与えてくれません。

そういえば年末、久々に「皆さん名前が似ていて憶えづらいですね」と言われて笑いました。
何しろ、いっぺんに紹介されると全員「井」が付く人かと思うくらいですから。
そんなこんなで、皆様今年もお世話になりました。
皆様お揃いで、どうぞ良いお年をお迎えください。



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フェロウズ熱

2016-12-25 |  その他
職場でインフルエンザが流行っています。
幸い我が家は予防接種をしてる家族もしてない私も、今のところ免れてます。

ところが最近私は何度目かのフェロウズ熱に罹っていまして、Webじゃなくて何で決定版となるような本が早く作られないのかとヤキモキしています。
昔の図版を取り出して眺めながら、版権の問題かとか、いやサールバーグと混同する人が多いのもそこまで好きなアメリカ人があまりいないんじゃないのかとか、私がアメリカ人なら真っ先に手を着けるけどなぁとか埒もないことを思います。
もっと複雑に入り組んだのをクリアして出版される本もありますから、ヤル気があったら出来るハズだと言いたい。誰に言ってるのか分かりませんが.....

もし決定版が出来たならば恩恵は服飾関係者のみならず、その成果としての趣味の良い商品を知らず知らず購入する消費者にまで僥倖が及ぶことを考えると、コティ賞どころかノーベル賞ものですね。
そういう分野はないと思いますが、今年のディラン受賞の件もありますから時間が経てば分かりません。

という訳で、いつも言ってるばかりで目ぼしい画がなくて期待外れと思われている方がいらっしゃるといけないので、今回はあまり使われたことのない画を.....上三枚はEsquire、下はVanity Fairから




背景の処理がフェロウズ的


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