Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

年末のご挨拶

2018-12-29 |  その他
途中はそう思わなかったのですが、12月も下旬になると「あっという間だったなぁ」なんて今年も思います。
今年もご覧いただきまして、ありがとうございました。



年内は30(日)までで、新年は4(金)12時から営業致します。
鎌倉へ初詣に来られて時間にもゆとりがございましたら、ぜひお立ち寄りください。
鶴岡八幡のある東口からは駅舎横の線路下をくぐって西口へ、あとはググッて頂くのが間違いないと思います。
文明の利器なしに一発で来られた方は、まだいらっしゃいません。

それでは皆様お揃いで、どうぞ良いお年を!
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It's Christmas time!

2018-12-25 |  その他
ストレートなクリスマス・ソングではありませんが、
It's Christmas time!
と言ってビートルズの「In my life」を歌い出す場面のあるこの映画は、ベット・ミドラーが自分の生まれた1940年代初めから現代までを演じてその時代の歌を聴かせます。



映画はもうよく思い出せませんが、音楽のプロデューサーがアリフ・マーディンだったり、各時代のスタンダード曲をアニタ・オデイの録音などでも聴くことの出来るバンドを呼んだり、デビュー当時からやっていたように昔の曲を探してきて、音だけで楽しめる内容です。
この頃ベット・ミドラーはグラミーをすでに何度か受賞していて、あとはアカデミー賞だと思ったのか、チームがそう目標設定したのか、泣けそうなメロドラマをリメイクしたり賞取りに余念がないように見えましたが、その後どうなったか知りません。

製靴業を含めた紳士服の分野同様、やはり大統領のカウントからは漏れていると思いますが、アメリカの偉大な遺産の一つがビッグ・バンドと誰か言ってなかったかな。



実はもっと凄いのはこちらで、特に右下のスワンシルバートーンズを率いるクロード・ジーターという人が、ライナーの写真では昔の事務員みたいな風情なのですがとても言葉に出来ないので、この辺で失礼します。
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師走のソラマメ

2018-12-18 |  その他
暖冬傾向という大雑把な長期予報を信じる訳でもないのですが、まさか12月のうちからこんなに寒くなるとは思ってませんでした。
そこで、ニューヨークで生まれ育ったという隣の会社の人に、その寒さについて尋ねてみたところ、天候の話より日本は家の中が寒いと言います。
以前東北・北海道の人も、こっちの方の家屋について、同じような事を言っていたのを思い出しました。

建物の話が終わると逆に尋ねられて、
「ダウン着ないんですか?」
「持ってないんですよ、羽毛であるのは布団くらい」
「じゃ大変ですね....んっ、違うか、着ないんですね?」



ここ2〜3年、仕事帰りに寄る八百屋に12月のうちから菜の花が並んでいるのを、「早いなぁ」と思っていましたが、先週は鹿児島産ソラマメがすでに並んでるのを見かけました。


色が何だか暖かそう。
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Stephane Grappelli

2018-12-16 |  その他
朝は何で始めるか、大事なところです。
「コーヒーで!」なんて方もいらっしゃるかと思いますが、今日のは店に流れる音楽の話。



年令のせいかも知れませんが、最近ますますステファン・グラッペリが良くてよく聴きます。
「ますます良くて」と言っても、ご存知のように亡くなってすでに何年も経っていますが、一日一回は何かしら流している気がします。
最初はたいていの人がそうだと思いますが、若い頃組んでいたジャンゴ・ラインハルトへの興味から聴きはじめて、その後ソロの、しかも年令がいってからの演奏ばかり聴いていることに気づきました。



デイヴィッド・グリスマンとのスピーディーな掛け合いでも、ミシェル・ルグランの楽団とでも、ユーディ・メニューインと一緒にアステアの映画主題歌をやっても、どこを切っても......てな感じで、きっと亡くなる直前まで音楽は若々しかったんじゃないかと思います。
自在に飛ぶ鳥を眺めるような気分を味わえるのは、ライブ盤の方がまさるでしょうか。
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クリスマス・ソング

2018-12-11 |  その他
クリスマスの話というと、The Dellsというグループが来日した時のインタビューで「そういう環境に育たなかったから、クリスマス・ソングなんか演らないよ」という以前にも書いた話をすぐ思い出します。



「まだ気が早いけど」と言って11月に頂いたクリスマスのスノードームですが、あっという間にその時期になってしまいました。
男一人で気が回らないだろうという、そこの奥様の気づかいじゃないかと思いますが、まったくその通りで私だけだったら用意しなかったでしょう。

そこで久しぶりにクリスマス・ソングもかけてみようと思いました。
古典的なエラ・フィッツジェラルドやモータウン、スタックスなんかもありますし、エミルー・ハリスなどもあります。
「あらデルズもありました」というと矛盾するので、ここは気骨あることでは負けないけどクリスマス・アルバムのあるThe O'Jaysにしました。他の人の盤とは、さすがに濃さが違います。



他にもよろしかったら、Neville Brothersの、顔は怖いけど天使の歌声Aaronのソロもあります。
ほとんど直球のクリスマス・ソングですが、一部ケイジャン風味だったり、ユマ・サーマンとJ.トラボルタが踊る時使ったチャック・ベリーのカバーを思い出すような曲もあります。
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寒気

2018-12-03 |  その他
いい夫婦の日横浜信濃屋さんにお邪魔すると、「やっとコートが着られるね」という白井さんの一言で、季節の到来を感じます。
その数日前帰りにとても寒い思いをして、もうコートを着はじめていました。

数日後、買い物のついでに遠回りして寄ってくれた若井さんが、一緒に店を出ながら「ここは寒いですね」と言うので、鍛えて筋肉量の多い若井さんがそう感じるなら間違いないと、松坂投手以上の確信に変わりました。
そうなんです、山寄りだからか静かだからか分かりませんが、陽が沈むとことさら寒い。
横浜に着くとそれほどでもないので、やはり近くても違います。

12月2日、年末最大のイベント横浜信濃屋さんの集まりに伺うと、
「店出したんですって?」
「そうなんですよ、誰から聴いたんですか?」
「誰かがあげてたじゃない、予約しないとダメなの?」
「鎌倉の住宅地まで来ていただいて、いなかったじゃ申し訳ないですから、じゃ予約はいいから事前に電話ください」
なんてもう酔ってるんですね。

中に、この日会えたのを喜んでくれた方がいらっしゃいました。
シリアスじゃないほうの話。
「一カ月前から会いたかったよ。ねぇ、プーチンの名前知ってる?」
「プーチン?何でしたっけ?」
なんて考えてると、そろそろと私の上着のフロント釦をはずし、上前をそーっと開きます。
何すんのかな、と思っていると、「裏地見ーる?」と仰います。
米澤さん、面白い!


(画像提供:今野さん)
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