Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

お陰様で200回

2010-05-31 | Others
 何人かの方々の言葉や提案をヒントに、毎日人が服を着るのを記録するように始めたこのブログもようやく二百回を過ぎました。ありがとうございます。
当初はランダムに日々着替えるような画像をと思いましたが、もう少し解かりやすく三日づつ上に着る物を換えるようにしました。
各々の組み合わせについて解説を加えようかとも考えましたが、蛇足だらけの内容にこのうえ何か付け足すとムカデになってしまうので、画像を見ていただくだけで十分御理解いただけるかと考えています。



一昨日の土曜日、白井さん若井さんhitoさんという草食系男子四人で間門のJack'sという店にステーキを食べに出かけました。イタリアンやフレンチのメインと違って、300g超のサーロインは中々ずっしりきました。
白井さんはお馴染みの店で、私はたぶん三十歳くらいで亡くなってしまった勇治君と行って以来です。

八十を超えると仰る御主人はそうは見えないほどお元気で、「白井さんがのせるのが上手いから」と言いつつ昔の本牧や中華街の話を次から次へと聞かせてくださいました。

なかでも「今日はちょうど五月二十九日だけど...」と語り始めたのは、その日が横浜大空襲があった日だという話です。十代だった御主人は自転車であちらこちらを走り回り、黄金町の辺りがもっとも惨状をきわめてましたよと淡々と語ってくれました。
御記憶が鮮明で、三十分近くお話しして下さる間よどむ所もありません。
語り口もチャーミングな、肉とともに内容の濃い時間を過ごさせていただきました。



実際には合わせたことのないタイを、花の色に合わせて持って来てみました。
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グリーン・アイズ

2010-05-29 | Jazz
  今日からのラッキー・カラーがグリーンだというので、という訳ではありませんが偶然三回分グリーン系のタイにしてみようかと思って一昨日の画像、今日のと撮ったら気分が変わって昨日のブルーになり並べ替えて変化をつけてみた次第です。



以前一緒に仕事をしていた人で、本当に毎日テレビの占いのラッキー・カラーを身につけてるという女性がいました。たいていはソックスで、ない時は他のアイテムで間に合わせていました。普通そこまでやるとちょっと笑ってしまいますが、本人はいたって真顔でやっているのであまり面白がるわけにもいきませんし、心情的にはよく理解できます。

或る日のこと休憩時間にみんなが血液型占いで盛り上がっていたので、先輩にこんな話で盛り上がってましたというと血液型は当てにならないよ、と言います。そうですよねぇと軽く肯定すると、「でも星座は当たるよ」と継がれた時はこけて顔面強打しそうになりました。人の信じるものって解からないと再確認させてくれた出来事です。





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ダルマサンが転んだ

2010-05-28 | Others
 墓参に行くと周囲の林からウグイスのきれいな鳴き声が聞こえて来ました。
亡くなって間もない方のご家族でしょうか、それほど傷んでもいない花を換えにいらっしゃった方に会いました。もうひと方は男性で、園内のベンチに腰をおろし近くの墓石を見つめながら一服されています。沈思されているようにも見えましたが、脇を通り過ぎるので一応挨拶すると我にかえったように返してくれました。邪魔してしまったかも知れません。



少し前にTVでダルマサンがころんだをやる猫という映像を二回くらい見ましたが、横浜市中区を歩いていたら似たような事をする猫がいました。
家内が手を差し出すと少し身構え背を向けると腹を見せてヨコになるというのを何回か繰り返し、指を出すと寄って来て嗅いだと思ったら後ずさりします。
きりがないので続きは次回の楽しみに帰って来ました。


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A/W先行予約会 / One from the heart

2010-05-27 | Soul
 家内への郵便物にA/W先行予約会みたいな物がまじる季節となりました。
先日横浜信濃屋さんにお邪魔した時にも、秋冬のバンチを前に仕込みの一端を聞かせていただきましたが、そういえば前回の薄手ウールの何気ないコート等も以前捜してる人がいたような、ありそうでない一着でした。
イメージの膨らむような生地にアイデアの二つ三つ自然と湧いてくるのを伺いながら、やはりこうでなくちゃなんて思う一方、この生地だったら地のしはどうしたら最善かとか頭の中は違う方向に一人歩きし始めてしまいます。



今回のタイはアメリカのギャリック・アンダーソンのかなり昔の物。
この柄みたいに気分は南方志向で旅行雑誌とかパンフレットなど見るといいなぁと思ったりしますが、退屈しそうで行ったことがありません。
コッポラの1982年の映画「ワン・フロム・ザ・ハート」ではボラボラ島へ行くのが夢というカップルが出て来ます。些細なことで喧嘩した二人は.....と話は他愛ないものですが、画像のLPジャケットみたいにマジックっぽく現われる不思議な存在のナスターシャ・キンスキーと何の変哲もない等身大の主人公、撮影のヴィットリオ・ストラーロ、全編セットによる独特の雰囲気など愛らしい作品でした。


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UEFAチャンピオンズ・リーグ / Captain and Tennille

2010-05-26 | Others
  散歩しながら妻が「なぜサッカー日本代表は点を取れないか」という難問をぶつけて来たことがありました。
信号が赤になり立ち止まると、隣にいた外国の方は通過した車両を左右に目で追って安全を確認するとすぐ渡り始めました。日本人は皆信号を守って立ち止まったままです。
「!」
例えば中東の国との試合終了直前まさかの得点を許した時、相手のしぶとさに嘆いた後一瞬の判断の切れ味の良さに感心したことがあります。
何となく義務教育で学校行って安全も信号まかせという暮らしの人が大半の国と、一瞬一瞬判断することを習慣として暮らしている民族とでは違いが出て当然かも知れません。

だからといって今更信号無視してもサッカーが上手くなるとも思えないので、間違っても交通法規を破って事故にあうことのないようご注意くださいね。
妻もこの説明だけではとうてい納得した様子はなく、しばらくすると同じような質問で困らせます。



そういえば先日のUEFAチャンピオンズ・リーグは、インテルがバイエルンを破って何十年振りかで優勝したそうです。2-0の得点を一人で入れた上り調子のミリートは、同じく選手として絶頂期かも知れないメッシと共にアルゼンチン代表なので、この一戦でブックメーカーの賭け率に変化はあったのでしょうか。
ミュンヘンの人達の落胆はいかがでしたか恵さん。

今日の一皿はおしどり夫婦として知られたキャプテン・アンド・テニールです。
今はどうなのか判りませんが、A&Mを辞めた後奥さんのトニィ・テニールのソロもたしか旦那のドラゴンさんがプロデュースしていたはずなので、そのまま仲良しだといいです。

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発注にまつわる話

2010-05-25 | Blues
 土曜日に横浜市内某所に立ち寄ると、昨年末以来知り合った方々がいらっしゃったので話の輪に加えていただきました。
しばらくすると何かの話から、白井さんがクィシサーナさんに私の拘りについて聞いてみなよと話を振ってくれましたが、残念ながら自覚している拘りなんて無いに等しいのでした。たまに人に指摘されてそうかなと思う程度です。
帰り際、最近初めて訪ねた店について白井さんに感想を聞かれたので、インポート物がいっぱいに詰まっているけれど一点一点の内容が乏しくあまり芳しくなかった印象をお話しました。

会社の大小に関わらず商品の事にくらい人が発注にからむと、その結果として出来上がった品揃えはそれを反映したものにならざるを得ません。或る程度の地位の方の強権発動だったりすると尚更修正がきかないままその路線を進むことになり、現実に苦労されている現場の方も少なくないようです。
解かる人に任せられる、あるいは本当に商品に精通した経営者なり管理職なりを上にいただく組織が羨ましい、なんて悲痛な話も聞きます。

私も本業では果たせないフラストレーションからか、消化率100%を目指して自分でこまごま仕入れた物を一頃売っていた事がありました。当初喜ばれていたものの、拘りの品質が安くても次第に売れ難い状況になったりつき合いで自分が選んだ以外の物も扱ったりする内に、サイズのある物は知らず知らず在庫になり危うくなる前に休止しました。9年ほどやってかなり100%に近いところまで消化しましたが、それでも何点かは残りました。本当に難しいものです。



学生の頃、電気店の中のレコード売り場へアルバイトに行きました。三か月を迎える頃には少しは信頼されはじめたのか、自分の得意分野について売場責任者から意見を求められるようになりました。

ほどなくその分野の発注を担当するよう言われ、或る日電話で取引先の小さなレコード会社の社長とお話する機会がありました。
事務的な用件が終わると、「最近担当の方は変わりましたか」と仰います。ボケていて意味を測りかね、売場担当者である上司は変わっていないのでそう伝え、怪訝そうなのでその先を伺うと「いぇ、以前と発注内容が変わったので」と肯定的な意味の話を続けてくれました。今更アルバイトの私ですとも言えず、そのままにした記憶があります。

そこで解かったのは、発注というのは人に寄って変わるという当たり前の事だったんですね。
上司が私に引き継いだ分野を担当していた時には、ただ単に時間が足りないので例えば発注数量を一律にしていたかも知れないところを、私の専門分野は全くの新譜は少なく内容を知っている物も多かったので相応の凸凹をつけただけです。

発売後には評価の高まることが予測され内容も良く売って行きたい物で追加の利かない物は、説明して余分に持たしてもらう等ごく基本的な発想でしたが消化も順調で喜んでもらい、当初は冷めた感じの職場が月日と共にチーム・ワークも良くなり楽しく働かせてもらいました。

その一年ちょっとの間には、自分では買うことがない洋楽邦楽のヒット・チャートものを死ぬほど聴かせてもらいました。各社が押す話題の曲をタイ焼き君じゃありませんが毎日毎日一生分かと思うくらい刷り込まれたのですが、そんな中にこれはと思う音で、クレジットを見ると大抵この人というくらい素晴らしいセンスで丁寧な仕事が光るアレンジャーの方がいました。お顔も何も存じ上げませんが、その人は大村雅朗さんという方でした。



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Donny Hathaway Live

2010-05-24 | Soul
 TVを見ていた家内が、何故タケシのスーツは何時もだぶだぶなのと聞いて来ました。
まぁ、それがキャラクターだからいいんじゃないのって思いますが、逆にきちんとしていたらどう見えるのでしょうか。そういえば先日何かの番組で昔の映像が出て来て、今よりもっとだぶだぶで古臭く見えた衣装に御本人が恥ずかしくなったのか、有名になったスタイリストの名前を出して「○○もロクなもんじゃねぇな」と言っていたのが可笑しかったです。
逆にタモリさんは暫く前からすっきりしたコーディネイトで、正反対のシルエットですね。



本日の盤は昔良く聴いた一枚です。
バックのフィル・アップチャーチやコーネル・デュプリー、最近もよく名前を聞くウィリー・ウィークス等の演奏、そして観客の反応を含めた全体の雰囲気を記憶に刻むように何回も聴きました。
昔友達のケンちゃんの家で、山下達郎さんの六本木ピット・インでのライブ盤を初めて聴いた時、この盤みたいなのを作りたかったんじゃないかと勝手に想像しました。

この盤が出た1972年当時、ライブ盤といっても例えばサム・クックのアット・ザ・コパみたいな大人しめの物が多く、同じS・クックでも後年話題を呼んだハーレム・スクェアでのライブ盤みたいに活き活きした空間を想像させる物は聴いた事がありませんでした。
そんな頃に出会った盤でしたので、観客と一体となった音がとても新鮮でカッコよく聴こえたものです。


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Collaboration / The M.J. Q with L. Almeida

2010-05-22 | Jazz
  何年か前に妻が植えたイチゴが、発育不全のヘビイチゴのような実をつけています。イチゴは冬も葉が枯れることなく栄養を蓄えているように見えたのですが、やはり手もかけず野良状態なので、店頭に並ぶ立派な商品とは比べ物になりません。



今でこそコラボレイションという言葉は流行にドライブがかかったように頻繁に使われますが、この盤の頃はそんな事なさそうですね。
その前は、見慣れない人には余程珍しかったのかダブル・ネームというのがそれこそ価値が倍みたいに有難そうに扱われたり、逆に拒否反応を起こす人がいたり同じ物の表裏なのですがそんな時期がありました。

今は落ち着いて、ようやく昔からそういう商品を扱っていた世界と同じレベルに追いついたかと思いましたがどうなのでしょう。



今日のプリント・タイも三色遣いで、柔らかい黄のベースに濃茶とインク・ブルーの柄が手書きっぽいタッチでプリントされています。
他にも例えば、ベージュとピンクと水色みたいに心地よい組み合わせの色遣いがあります。
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円卓の棋士、秀行君

2010-05-21 | Rock
 A.B.Cは知ってても、それだけーじゃ困ります...というわけで本日の画像ジェシ・エド・デイヴィスとは関係ありませんが、知人から電話があって九月にAmos Garrettと Geoff Muldaurが来日するとの事でした。



月曜日にサチコさんと金髪先生、波平夫妻、とうちの夫婦で中華の円卓を囲みながら他愛ない事を語り合っていたら、あっという間に三時間が経ってしまいました。

一日も早いですが、この間まで寒いなぁとか言っていたらこの暑さで、六月八日くらいから梅雨入りして明けは七月中旬という予報を見掛けました。中華の回転する円卓みたいに早いと書こうとしたら、その日の円卓は廻らないのでした。
不順とは言いながら、やはり季節が移り変わっていく事に安堵を覚えます。

今日のタイは何かの卵みたいですが、やはりフランスで作っていた頃のBreurerの物。


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マックスフィールド・パリッシュ似

2010-05-20 | Jazz
 昨日はクラス会で知った最も残念な話を書きましたが、今日はそれ以外の話。
在学当時からそのクラスは全体的にしっかりした女子が要所を締めていた印象がありました。久々に集まった日の三次会での事、先に店に着席していた男子二名が喫煙していると到着した女性陣が「あなた達まだタバコすってんの」と一喝。言われた方は、「わかった、わかった」と素直に消して今や少数派となった境遇を噛みしめていました。



十日くらい前アップしたクイックシルバー...のLPジャケットもそうですが、今回のジャズ・ピアニスト、エディ・コスタのLPジャケットもブルーの面積こそ少ないもののマックスフィールド・パリッシュを思い出させるような色使いです。

マックスフィールド・パリッシュの画集を見ますと、製作過程の詳細が解かるような解説がたいていあります。モデルを使って入念に構想を練っていたようですが、たぶん当時としてはたいへんモダンな感覚を持っていたことが同時代の人達との比較を詳細にせずとも伝わってきます。


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追悼 滝川君

2010-05-19 | Others
 明治期以降に生糸貿易等で財をなした原 三渓が開いた三渓園という庭園が、横浜本牧にあります。一年中季節の花々を鑑賞することが出来、今でしたらサツキやツツジでしょうか。そのほか季節の行事もいろいろ催されます。



高校一年の時だったでしょうか何かの理由で午後の授業がなくなり、同級生の滝川コウイチ君とお弁当を持って何故か三渓園まで出掛けました。

平日でさほど来園者が多くない日でしたので適当な場所でお昼を広げ始めたところ、どこからともなく外国人観光客の一団が現れ、笑顔でうなずきながら我々の間近を通り過ぎて行きます。
内心「弁当じゃなくて花見てね」とか「足元危ないぞ」「宿題やったかー、歯磨けよ」とか思いながら、恥ずかしさに片付けたいのを堪えて笑顔を返し黒船の襲来をやり過ごしたのでした。

またその前後に滝川君の所属する部活にお邪魔したところ、黒帯の雅也君から生まれて初めて縦四方固めの洗礼を受けた懐かしい思い出がよみがえります。

その後大学を出た滝川君は銀行に入行し、最年少の昇進記録をつぎつぎ塗り替えるほどの評価だったらしいと同級生から聞きました。
その滝川君が先月亡くなった事を知ったのは、先日十年振りにあった高校のクラス会でのことです。

それを聞いて、ランダム・ハウス社主ベネット・サーフが自らの墓碑銘に刻まれることを望んだ「彼がいるとそこは少し楽しくなった」というような言葉のあったことを思い出していました。


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Stivaleria Savoia Ballini

2010-05-18 | Rock
 あまりに天気が良いので、家内が簡単につまめる物を作ってくれて横浜根岸の森林公園にピクニックに行きました。散歩していた珍しいアラスカン・マラミュートやゴールデン・レトリーバーをかまって美味しい物をつまんで、陽光と風の心地よい中ルノアールの映画みたいにゆったりした気分に浸った一日でした。LPジャケットのような笑みが浮かびます。



以前海外で酷使したダービーの話を書きましたが、やはり一時期天気に関わらず酷使したのが画像の靴です。ミラノにあったスティヴァレリア・サヴォイア・バッリーニにあった既製靴で、ボローニャの先にあるフェッラーラで作っていたものです。

田舎の人達にはミラノみたいな都会は怖い所だと言う人もいましたが、そこで出会った人たちも本当に親切でよく通いました。地味な外観とは違って、日本では紳士靴しか知られていなかったメーカーの婦人靴も充実した品揃えで、家内もしぼるのに苦労していたくらいです。

重くなるので遠慮したにも関わらず、購入した靴の数だけサフィールのクリームをつけてくれようとするのには少々困りましたが、店主バッリーニさんや店の御婦人方の親切はいつも変わりませんでした。
御高齢で最後に会った時には足も弱り、その後店をナポリの人に譲られたので、今はBalliniの名をはずして店内改装し同じ場所で営業しています。


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梅雨時のコットン・スーツ

2010-05-17 | Jazz
 ゴールデン・ウィークからほとんどの日が湿度も低く、とても快適ですね。
でも間違いなく梅雨はやって来ると思いますので、いかに快適に過ごすか工夫のしどころでしょうか。



梅雨時はもちろん湿度が高いので蒸し暑かったりしますが、梅雨寒という言葉もあるくらいで着るものには悩みます。
画像のスーツはコートに使うような高密度の綿素材で、たいていの雨なら蓮の葉のようにはじいてくれます。綾織りですので適度な厚みもあり、寒さにも相応の対処が可能です。
しかし綿だからといっていつまでも引っ張ると、或る日気温が急上昇した際には暑くてたまりません。

一度朝から気温がぐんぐん上がった日にこれを着て京都を歩いていたら、あまりの暑さに高台寺で大変な目に会いました。

画像の盤はエラ・フィッツジェラルドで、端正な歌を涼しげに聴かせてくれます。


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ショー・タイム

2010-05-15 | Rock
 今日の一枚はライ・クーダーのライブ盤です。
昔一度だけ、ライブを聴きに行って眠くなったことがありました。退屈したとかではなく、音がゆったり気持ち良くて睡魔がおそって来たのですが、それがライ・クーダーとデヴィッド・リンドレーのライブで終了後サインまで貰いました。

画像の盤は、当時のレコーディングでも帯同することの多かったメンバーがそのまま演奏を担当しています。何年か後、ほぼこのメンバーでも来日したので渋谷へ聴きに行きました。大ホールという事もあり、この盤のような雰囲気は味わえませんでしたが、職人的なメンバーによって充実したステージでした。



今日のようなシングルでピークド・ラペルにダブル前のヴェストを合わせた見本の出所は何だったのか、すっきりこれだという物はありませんが、1920~30年代を舞台にした映画にはしばしば登場するスタイルです。
以前に書いた映画「イースター・パレード」にスーツが出て来ます。一応確認しようと思って見始めたら止まらなくなってしまったので、今日はこの辺で。
因みにベッドの上に帽子を置くと縁起が悪いというのは、この映画で初めて知ったものでした。


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エアー・カプセル

2010-05-14 | Rock
 主に'70年代のアメリカン・ロックを流しているラスト・ワルツという店があって、店主はカントリーっぽいものが特に好みらしく、旅行や海外通販で集めたウェスタン調の小物が店内を飾っています。

その中に、今日のアーロ・ガスリーのLPジャケットに写っているシルエットに似たモチーフの小物があったような気がしますが、帰る頃はたいていそれなりになっているので記憶もあてにならないのでした。



皆さーん歩いてますかーとか言って始まる「ちい散歩」を見ていると、たまに工場とか問屋等に行きあたって話を聴く場面が出て来ます。もちろん編集されていると思いますが専門的な話も要領よくまとめられ、取材される方のお話は門外漢でも腑に落ちる内容が多いです。

難しい事も易しく語れるその分野の本当の専門家の話を聴いていると、楽しいというか何か平安な心持ちになっている事に気付きました。エアー・カプセルに入ったことはありませんが、気分的には満ち足りた酸素の中で深呼吸しているみたいに感じます。


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