Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

neighbors

2018-10-21 |  その他
出勤しようと店のある路地に入ると、朝から肉を焼く匂いが漂ってきました。
10人ちょっとの人がBBQしていている中に、ようやく覚えた隣人の顔も見えます。
まだルーティーンになり切れてない朝の用事を片付けていると、お隣さんがそのお向かいさんを伴って誘いに来てくれました。

挨拶がてら喜んで参加させてもらうと、日頃から外国語の方が多く聞こえてくるし何かへんだなと思っていたら、お隣さんはもちろんベルーシとエイクロイドではなく、ニューヨークで勉強していた同窓生二人という建築デザイナーだそうで、向かいはイタリア人の車のデザイナーだそうです。
住人の集まりと勘違いしてたのはその関連の方々ばかりで、ドレス・クロージングとは縁がなさそうに思えました。

ところがTシャツの中に一人だけネクタイした私の仕事を知ると、「通ってたのがファッション・デザインで有名な学校だったから、良い服には興味があった」と色々聴いてくれます。
中に「消費者の流行との距離感」について、シンプルな疑問ながら芯をつく意見ももらいました。



後でアトリエを見せてくれというので喜んで招くと、複数回にわけて友達に運び込んでもらった80年前からこっちの服に、見たいと言った人以外の方も反応して撮影大会みたいになり、無邪気に楽しんでくれました。

現代のものより存在感のあるそれらの品々は、我々がインスパイアされるだけでなく、普通の人にもアピールする何かがあるようです。

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