Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

Cool

2018-07-04 |  その他
関東は6月中に梅雨明け宣言が出されニュースになっていましたが、昨年のこともあるので聞く方は懐疑的というか、季節は猛暑でも受け取り方はクールです。



それにしても暑い。
裸でも暑いですから、何着ようと焼け石に水というと身も蓋もありませんが、素材・捻り・織りの工夫からはじまって染料の開発、そして通気性の拡大、吸湿速乾、接触冷感といった機能性も出尽くした感があります。
この暑さは20世紀後半とはレベルが違うというものの、昔の男性はいったいどうしていたのでしょう。

昔の男は、今よりしっかりした生地を着ていたという説が一般的です。
ちょっと違いますが、スポーツする時は夏でもフランネルのパンツなんて画を使った気もします。
それは、夏でも湿度が高くない土地柄だという条件もあってのことかも知れません。

また、昔のことだし今日に比べ消費が未成熟だったなんて見方もできないわけではありませんが、先日の鹿島さんの本に「薩摩商店の閉鎖によって、治郎八が一気に無一文になったとするのは、戦前の金持ちの桁違いぶりを知らない戦後の人間の言うことである」とあり、また獅子文六の作品から補足して「 われわれの台所とちがって、家運非なれば、すぐ、水が切れるというわけのものではない。また、昔の富豪は、今の出来星とちがって、カネモチ・モノモチの根が深い。信用も厚い 」という引用もありますから、今日思うのとは違うレベルも想像できます。

さて、例によって1930年代のエスクァイアを見ると、大雑把な説を覆すような広告がありました。



何て涼しそうな広告でしょう、山の冷涼な空気を運んでくれそうな気がします。
ダン・リバーもこんな生地を作ってました。
迷わず試してみたくなります。







夏の機能性をうたう今の生地と、目指す機能は何も変わりません。
昔から同じようなことを考えていた、というかその延長線上に今日の製品があるということですね。


Cool Struttin'
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