Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

ヒント

2022-01-21 |  その他
イギリスのブレグジットやトランプ大統領の就任など大方の人がまさかと思っていたことが現実になったり、コロナのパンデミックなど、当たり前と思っていた日常が簡単に覆るのをここ数年目の当たりにしてきた、と始まるカズオ・イシグロさんのインタビューが少し前にありました。



この当たり前のようにマスクもなく晴れやかな笑顔で公演に旅立つデューク・エリントン楽団の画像を見ていたら、歴史の教科書で見てきたような感染症の流行や大震災が自分達の生きている時代に起こっている現実と、そのインタビューを思い出しました。

🎩          👞          👔          🧤

「その人がどんな服を持っていてどう着るのか、会った時のカッコを見るとどのくらい仲良くなれるか想像してしまう」
と言ったイタリア人がいました。
これなんかは、ヘンなもの買った時点で失敗が始まるのをヒシヒシと感じます。

また、
「一着の服や一つのアクセサリー、それ自体はエレガンスを物語りはしない。
 エレガンスはそのコンビネーションにあるのだから」

既出だと思いますが昔そう語った服飾評論家もいたそうです。
それより昔から、きっと何人もの人が同じようなことを語ってきたでしょう。

「コーディネイト」なんて当たり前で誰でも思いつきそうな着こなしのヒントを端的に言い表していて含蓄ある言葉ですが、その割にあまり顧みられていない気がします。
これもまた、当たり前が当たり前でなくなるという現象の一つ...と言われたらちょっと寂しいですね。
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年始め

2022-01-04 | 映画
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

例によって三ヶ日は駅伝三昧。
好調が伝えられてた選手が力を発揮できなかったり一年生が大活躍したり、昨年ほど分かりやすくなくとも今年も筋書きのないドラマが展開されました。
それ以外の時間に近所にお詣りに行ったり少し電車乗ったりでゆっくりでもなかったですが、その間も駅伝の余韻を引きずってたので4日に駅伝がないのが寂しいくらいです。

例年思うことですが、精一杯走って襷を繋ぎまだ余裕のある選手も中にはいますが、悶絶というか昏倒というか精魂尽きる選手も少なからずいます。
その倒れこむところまでカメラがまわり込むのはどうかという気がします。
それまで精一杯走る姿を見せてくれたのだから、決してカッコいいとは言えないところまで映すのはもういいんじゃないかな。
武士の情けでござる...と思います。

昨年後半、片付けをしていたらもう観ないVHSが後から後から出てきました。
たいていのはDVD等に買い換えてきましたが、その後開封してなかった一部を観たら仕事始めとなりました。



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