京セラ創業者、元京都商工会議所会頭の稲盛和夫様が8月24日に逝去されました。
享年90歳。
筆者は直接のご指導などをいただいたことはありませんでしたが、ある著書を読ましていただたときの直接指導の場面での質問への回答にたいへん感動した覚えがあります。詳細な内容は覚えていないのですが、質問の目的である本質を見抜き、広い視野を持っての的確な回答であったと記憶しています。
フィロソフィーを経営の前面に出されており、日本航空のあれだけ早い再建は、その賜物のように思われます。
また、得度をされたのは自宅に近い京都府八幡市の円福寺であり、その円福寺を私は何度も訪れています。
ご冥福を祈り合掌。
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ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
第459回(2022年9月5日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
ものづくり・工場改善 会社編⑬ー2 豊岡市工業会 ~会社展示編~
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今回は、豊岡市工業会の2回目で、会社展示にスポットを当てて記事を書いてみました。
(1)豊岡市工業会
まず、豊岡市工業会の紹介資料になります。
①7月23、24日に実施された
「おっとろっしゃ!とよおかのものづくり7」のパンフレットです。
会員企業の一覧が左側のページにあります。多いいですね。
②「豊岡市工業会」のパンフレットです。
金属加工業とばね製造業の写真が2つずつ入っており目立ちます。
会員企業を確認すると、純粋な製造業と言える会社以外に、
建設業や設計サービス業などの会社さんも含まれています。
また、豊岡市以外の企業さんも目立ち、「但馬工業会」といった雰囲気です。
③豊岡市工業会の「10周年記念誌」です。
設立から、もう10年たったのですね。
(設立時の地域外の会社さんへの視察は京都地区で、京セラとオムロンだったと
ある方からお聞きしました。オムロンの草津工場にも来られたみたいです。
その当時は私は見学路から数mのところにデスクがありました。)
「世界に羽ばたく 豊岡のモノづくり」
(2)兵庫県立但馬技術大学校
展示をされていた企業さん等の中から2事業者さんを選びました。
最初の事業者さんは但馬技術大学校さんです。
2つ目の事業者さんは前野紙業さんです。
①大学校ですので製造業とは言えないかと思われますが、
機械工学科や建築工学科や自動車工学科などがあるとのことです。
関連性はありますね。
学習・訓練後には但馬地区の事業者さんに就職される方が多いようです。
②こちらが実際の展示になります。
③展示パネルの横にはこんなものが。競技用の車です。
車体に書かれた宣伝から車と分かるのですが、1リッターの燃料で
どれだけ長い距離を走れるかという競技に参加されたいます。
毎年、優秀な成績を挙げられています。
その理由は、優秀な指導教官の方の熱心な指導によるもののようです。
(学生の方から熱心な説明をいただきました。ありがとうございました。)
豊岡病院に行くときに大学校の横の道を車で走っています。
しかし、何をされているかわかっていなかったのですが。
写真ついては、展示説明者の方のご了解をいただき、撮影して、掲載しています。
(3)前野紙業
旧日高町にある紙箱などを製造されている会社さんです。
常に会社の横の道を車で走っています。
①展示パネルの前に製造されている箱の説明が。
「前野紙業株式会社では こんな箱を作っています」
②展示台には、「玄さん」ができるペーパークラフトが
早速、家に帰って組み立ててみました。
③台紙からのピースの切り離しが難しい
ピースは2つなのですが、まず台紙から切り離すのが難しい。
特に切れ込みが鋭角の部分が。
カッターも使って破れないように工夫しながら切り離しました。
④各ピースを切り離した状態です。
さすが紙業屋さん!と納得したのは、鋭角の切れ込み(下の写真の下側
の玄さんの顔のピースの下部に複数個所あり)部分はちぎれてピース側
に残らないように先端を少し太くしたうえで、先端は丸みをつけられて
いました。
⑤玄さんの胴体ブロックを組み立てた状態です。
簡単にできました。(糊付けしていません)
⑥顔の組み立てを始めると、説明書はありませんので
どう組み立てたらいいのかわからなくなりましたが・・・・
さすが紙業屋さんですね、①②③④⑤⑥と順番に組み立てると
⑦顔のブロックが出来上がりました!!
(糊付けしていません)
⑧顔のブロックを、胴体のブロックに乗せて
出来上がり。
思ったより簡単にできました。その理由は、紙業屋さんのノウハウ
が入っているからでしょうね。
井上 直久
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