朝、玄関を出た所の敷石の上で小鳥がうずくまっていた。
ずいぶん弱っている感じ、そっと抱き上げてみると小雀。
人間の死に際のように目を閉じて肩で浅い息をしている。
陽が当たる場所はきついだろうと木陰に移してやった。
水を飲まそうとしたがヨタヨタと歩き元の方に戻ろうとする。
時々目をかすかに開ける。でも私のなすがままで抵抗しない。
雀は本来は用心深い性質で人間を避けると聞いている。
多分、親元に戻るのは無理だろうと思いながらその場を離れた。
30分ほどして戻ってみると日差しの下で息絶えていた。合掌!

ずいぶん弱っている感じ、そっと抱き上げてみると小雀。
人間の死に際のように目を閉じて肩で浅い息をしている。
陽が当たる場所はきついだろうと木陰に移してやった。
水を飲まそうとしたがヨタヨタと歩き元の方に戻ろうとする。
時々目をかすかに開ける。でも私のなすがままで抵抗しない。
雀は本来は用心深い性質で人間を避けると聞いている。
多分、親元に戻るのは無理だろうと思いながらその場を離れた。
30分ほどして戻ってみると日差しの下で息絶えていた。合掌!
