夫の歯科受診日だったが北風ビュービューで外に出たくない。
「仮病を使って休みたい」誘惑に駆られるが良心が邪魔をする。
いつもの事だが予約時間が過ぎてもまだ番が回って来ない。
そうかと言って決められた時間に遅れるわけにもいかない。
「予約の意味がないじゃない」と思いながらひたすら我慢する。
診察室に入った夫と先生との会話が待合室の私にも聞こえてくる。
「歯磨きは上出来、体調も良さそうですね」と先生が褒めていた。
「有難う~」の声がして夫が子供のような笑顔で出てきた。
先生も顔を出し指でVサイン、これで不穏な気分は帳消しとなった。

「仮病を使って休みたい」誘惑に駆られるが良心が邪魔をする。
いつもの事だが予約時間が過ぎてもまだ番が回って来ない。
そうかと言って決められた時間に遅れるわけにもいかない。
「予約の意味がないじゃない」と思いながらひたすら我慢する。
診察室に入った夫と先生との会話が待合室の私にも聞こえてくる。
「歯磨きは上出来、体調も良さそうですね」と先生が褒めていた。
「有難う~」の声がして夫が子供のような笑顔で出てきた。
先生も顔を出し指でVサイン、これで不穏な気分は帳消しとなった。
