正午の便で帰路につく姉を見送りがてら再度墓参に付き合った。
休憩の茶店で「美味しいカレーの店知らない?」と姉に聞かれた。
「さあ?私はわざわざカレー目的で行く事などないから知らない。
カレーなんてどこで食べてもカレーはカレーじゃないの?
自分が作るのも美味しいと思うしレトルトでも缶詰でも私は満足。
食堂でも食べられない程不味いのに当たった事もないし、反対に
忘れられない程感動的なカレーにも出合った事がないのよ」
姉は私の味覚のいい加減さ、こだわりのなささにあきれていた?
高齢者は量より質、この事はよく分かるが期待に添えなかった。

休憩の茶店で「美味しいカレーの店知らない?」と姉に聞かれた。
「さあ?私はわざわざカレー目的で行く事などないから知らない。
カレーなんてどこで食べてもカレーはカレーじゃないの?
自分が作るのも美味しいと思うしレトルトでも缶詰でも私は満足。
食堂でも食べられない程不味いのに当たった事もないし、反対に
忘れられない程感動的なカレーにも出合った事がないのよ」
姉は私の味覚のいい加減さ、こだわりのなささにあきれていた?

高齢者は量より質、この事はよく分かるが期待に添えなかった。