いかなごの釘煮

　この季節になるといかなごが店頭に出回る。
　いかなごと言えば釘煮が代表的な料理法？
　
　兵庫県の人たちはこの時とばかり家々の味を自慢しあうとか。
　新聞にそんな話が毎年載る。独特のこだわりがあるのだろう。

　私は好きだけれど、自信がないので自分では作った事がない。
　もっぱらお店で買ったり、淡路島に行けば土産物として買う程度。

　家ではいかなごは卵とじやさっと茹でて酢醤油味で食べている。
　今日はサークルの日で釘煮の差し入れをしてくれた友達がいた。

　慣れているのかお上手！　沢山持って来るのは大変なのに有難い。

運動靴を買う

　常々運動不足を感じているから機会を見つけて体を動かしたい。
　強制されない限り一人ではなかなか続ける事は出来ない。

　幸いな事に私の空き時間帯で曜日も好都合の体操教室が見つかった。
　１週１回１時間、中央体育館で行われるシルバー体操、無料も有難い。

　シルバーと言うからには大した事はないだろう。１０回の予定。
　私みたいな体操音痴でも出来そうと思って参加する事にした。

　上履きを持参するようにとの事で早速、靴屋に買いに行く。
　店には色とりどりのスニーカーが並んでいて目移りする。

　店主に相談して適当なのを購入した。肩こり解消になれば良いが…。

鯛とハマチ

「桜鯛の季節到来！」回転寿司店の広告にひかれて食べに行った。
　私は瀬戸内海の天然鯛が大好きで煮ても焼いても刺身でも大歓迎。

　“腐っても鯛”とは昔からよく言われてきたように鯛は魚の王様。
　しかし最近は養殖鯛が出回ってその位置を他に譲っている感もある。

　鯛にこだわる私に夫は「馬鹿の一つ覚えじゃ」と笑う。
　馬鹿にされても本日のお勧め品だもの、鯛を注文しなくちゃぁ。

　夫を見ているとハマチばかりを満腹するまで食べていた。
　人の事を笑えた立場ではない！　店の人があきれていた。

　二人とも偏りのある食べ方をしたが、満足ならそれで良いか？

白内障の手術

　歳を取ると誰でも白内障に罹る可能性が多いそうだ。
　私の周りでも手術を受けた人が結構沢山いる。

　大抵の人は良く見えるようになり世界が変わったと言う。
　ゴミなど見えなくてもいい物まで見えると苦笑する人もいる。

　白内障の手術は比較的簡単らしく１５分程度で終わるそうだ。
　しかし中には失敗もあるらしく術後の不調を訴える人もいる。

　今日は身近な友人の手術日、何となく私まで朝から落ち着かない。
　この記事もいずれ読んでくれると思うけどどうか成功して欲しい。

　早かれ遅かれ私もその日が来るのだろうが手術となるとやはり怖い。
　

しもやけ

　足の小指がしもやけに罹って痒くてたまらない。
　血の巡りが悪い人がしもやけになりやすいと聞いている。
　
　昔、友達の中に冬になると手がぶよぶよになる人がいた。
　気の毒だったが春の訪れと共に嘘のように消えていた。
　
　私はこれまでしもやけで悩まされた事はなかった。
　油断していた！真冬でもないのに…春なのに今頃何故と思う。
　
　入浴後、半乾き状態で靴下を履いたのが悪かったのかもしれない。
　しもやけもなりやすい体質があるそうで自分は無関係と思っていた。

　オロナイン軟膏を塗っているが突然の事に戸惑っている。

　

ネックレス

　今日はお出かけの時、お洒落してネックレスをつけて行った。
　帰宅して外そうとしたが手の感覚が狂って取れない。

　留め金をコチョコチョ触わってみるが手ごたえがない。
　若い頃はこんな事はなかったのに…手先が鈍くなっている？

　１０分ぐらい試みていたがどうにもならなくてイラが来る。
　夫に頼みかけたが元来不器用な人だから無理だろうとあきらめる。

　もう金具ごと引きちぎってしまおうかと思った時にポチッと外れた。
　こんな調子ではこの先、気楽にネックレスもつける事ができない。

　つけ外しに便利な金具を専門家は考えてくれないかしら？　

花見のはしご

　今年の桜は大分遅れたがやっと満開を迎える事が出来た。
　桜と聞くと落ちつかなくてあちこち様子を見に行ってしまう。

　毎回、車で通りすがりに見てくるだけがそれで十分満足する。
　お弁当を食べながらゆっくりするのも良いが、私ははしご派かな？

　桜の見頃の時期は限られている。頃合いを見て１日に数箇所訪れる。
　欲張りな花見と思う。近隣に沢山、桜の綺麗な所があるのが嬉しい。

　山の木々の間から見える山桜は少々霞んで見えてこれも美しい。
　そしてむせ返るほどの満開の夜桜は妖艶ですごく魅力的に映る。
　
　春、桜の時期になると日本人であって良かったと思う。
　

変な食べ癖

　結婚して４０年を迎えるが何時まで経っても慣れない事がある。
　それは夫の食べ癖、好きにさせているが気になって仕方無い。

　納豆はご飯にかけて食べるのが一般的と思うが彼の場合は違う。
　豆を１粒ずつ箸でつまんでご飯なしで食べる。あれで美味しいのかな？

　とろろ芋の時も口に含んで飲み込む。生卵も飲むだけでご飯にかけない。
　粘りのある物が嫌いかと思えばそうでもなく、ただご飯とは別に食べる。
　
　丼物やカレーなど最初から上に乗っている物はそのまま食べるのに…。
　海苔も一枚ずつそれだけを食べる。巻いたりおかずにしようとしない。

　何度、言っても自己流を通す。本人がそれで良いのならと思うが変！

震災特需景気

　震災復興が少しずつでも進んでいるニュースを見聞してちょっと安心。

　仮設住宅・家電・自動車・寝具・衣類・その他必要物資は切がなさそう。
　被災者には支援を惜しまない。しかし特需景気に湧く企業には要注意！
　
　“風吹けば桶屋が儲かる”で回りまわって恩恵に浴する会社も多そう。
　生産が間に合わず２４時間フル操業しても間に合わない所も多いとか。
　
　企業となれば利益が必須、奉仕だけでは済まないことは分っている。
　しかし今回は特別で、価格等は抑えてもらってしかるべきと思う。
　
　甘い考えかもしれないが、決して儲けの種にはして欲しくない。
　痛み分けという言葉があるが、今回はどうかそうあって欲しい。

不在者投票

　今日は１０日実施の県会議員選挙の不在者投票をしてきた。
　当日、出向くのが筋だろうが毎回不在者投票をしている。

　宣誓書なるものにいい加減な理由を書くのも慣れてきた。
　単なる形式に過ぎないと解釈しているが、出鱈目はまずい？

　後日統計でも取って何らかの参考にするのかしら？
　棄権するよりはマシと思って暇な内に投票しているつもり。
　
　会場は混むほどの人数でもなかったのでスムーズに流れて終了。
　これでひとつ宿題を済ませた気分、当日はゆっくりできる。

　何事も早目にしたい性質、一仕事終えた気分でほっとしている。

　

庭の片付け

　午後から気温が上がって外の方が気持ち良いお天気になった。
　春の日差しは紫外線が気になるが、庭の片付けをする事にした。

　今年は寒さにやられたのか植木鉢の花々は元気がない。
　枯れさせたのも沢山あって処分しながら涙が出そうになった。
　
　悔やんでも始まらないが、小さな花どれ一つにも思い出はある。
　庭いじり暦７年、素人の手探りながらそれなりに楽しんできた。
　
　大小50～60個あった植木鉢が片付けると３分の１程度になった。
　土地も狭いからもうこの趣味は止めようかと思案しながらの作業。

　「さっぱりしたね」夫はそう言ってくれたが私は喜べない気分。

ヒレステーキ

　時々美味しいお肉を食べたくなる。今日もそんな日だった。
　上等のすき焼き肉とか分厚いステーキが頭の中をよぎる。

　普段は糖尿病対策と経済的理由から牛肉は控え気味の生活。
　それに相棒が牛肉を好まない事もあって敬遠せざるを得ない。

　市場で買うのは鶏肉が大半、それに豚肉、時々牛コマ程度。
　それはそれで良いのだが今日は無性にステーキが食べたかった。

　一人で食べるのは気が引けたが自分用に１枚ステーキ肉を買った。
　夫は鶏肉、私はヒレステーキの夕食、良い香りが家中に漂った。

　体も大事だが心の栄養も時には必要なんだと勝手な解釈をする。

遅れている桜

　今日は冬に戻ったような寒さ、この調子では桜の開花がまた遅れそう。
　例年ならこちら愛媛は４月上旬に満開なのにお花見にはまだまだの状態。

　桜開花のニュースを数日前に聞いたがそれは咲き始めの事に過ぎない。
　近所の土手の桜は２千本余、毎年花見客で賑わうのにまだ１分咲で寂しい。

　玉川ダムの湖畔も桜の名所、そこにも様子を見に行ったがまだ蕾だった。
　この調子では少なくとも１週間から１０日ぐらいは遅れそうな気配。

　サークル恒例の花見は時期を遅らせて計画中、春の行事はやらなきゃぁ。
　日本の入学式には桜が似合う。門出にふさわしい桜の満開が待たれる。

　震災地の桜はダメージが大きいのだろうか？　少しでも咲いて欲しい！　

　

非常時持出袋

　非常時の持ち出し用品を揃えておくべきと前々から思っていた。
　阪神大震災の時も食料など揃えたが賞味期限等の関係で食べてしまった。

　現金などはついつい便利に使ってしまって今では１銭も残っていない。
　中途半端になった袋の中身を補充しなければと思いつつ後回しにしていた。

　今回の震災で油断は禁物と思い直して改めて必要品の見直しをする事に。
　あれもこれもと考え欲張ると品数が増えるばかりで取捨選択が難しい。

　緊急時に冷静に持ち出せるか否か、自信はないが最小限の準備は必要。
　PCで探していたら40品目1セットで￥16800、便利そうなのがあった。

　無駄金になるかもしれないが注文した。それにプラスαすればOK？　
　

電話世論調査

　「県会議員選挙の世論調査に協力して欲しい」と電話がかかってきた。
　何とか研究所と名乗っていたが選挙は大事だからと先方の話を聞く。

　「何党を支持しますか、投票者は決めていますか？」から始まった。
　これと思うのがあれば指定されたダイヤル番号を押せば良い仕組み。

　最初の３項目ぐらいは素直に従っていたが答えながら疑問に思い始めた。
　疑えば幾らでも悪い方に考えられる。立候補側の票読みかも知れない？

　一体どのくらい時間を取るつもり？　依頼の際にその事を言うのが礼儀。
　相手は録音した無機質な声で悠長に次々と質問を浴びせてくるだけ。

　真面目に付き合うのが馬鹿らしくなって途中で電話を切った、後味悪し！