病院の待ち時間

　この所、夫の状態は良好で大した心配もない。
　薬が欲しいだけだったが、今回は診察をするようにとの事。

　９時診察開始で早い人は７時前から窓口に並んで順を取る。
　寒い時期に急ぐ必要もないからと今日は９時前に病院に到着。

　
　定休日前日なので患者が溢れ医者は昼食を摂る時間もなさそう。
　辛抱強く待っていたが解放されたのは午後１時半、くたびれた。


　体力の落ちている人や深刻な病状の人は待ち時間が大きな負担。
　私たちはまだ余裕があるから深刻な状況の人に代わってあげたい。

　そんな気持ちはあるが、いざ番が来ると実行には移せない。

袋代５円有料！

　イオンで食料品を少し買ったが生憎、買物袋を忘れて行った。
　先月までは袋持参なら２円引き、その特典はないのは仕方ない。

　しかし特典どころか今月からは袋が有料で１枚５円との事。
　驚いた！　資源節約の為でも一気に５円とは高すぎると思う。　

　車に戻ればエコバックあるのは分かっていたが面倒くさい。
　見回すと食料品が入っていた空の段ボール箱が置いていた。

　箱は持ち帰るとゴミになるので嫌だったが５円支出よりはマシ？
　小さめを貰ってそれに入れ、邪魔になったがその足で２階へ。

　衣料品売り場で買物をしたがここは袋は今まで通りでやれやれ。

独居老人の死

　近所の8,90代と思われる独居老人が亡くなったので少しショック。
　１昨日、路上駐車の車が数台いたのでもしかしたらと思っていた。

　夜、我息子が老人宅の前を通ると喪中の紙が貼られていたと言う。
　年末にディに通う姿を見たのに…仔細は分からないが気になる。

　近所なのにお葬式の知らせもないままで今日は元通りに静かな家。
　昔から気難しそうな人だったので直接的なお付き合いはなかった。
　

　顔見知りのお婆さんと言う感じだったが亡くなられたのは寂しい。
　今まで何人の人を見送って来たか、順送りなら次は我らの番かな？

　人間いずれ死ぬ。当然の事だが目の前に突き付けられると厳しい！

買い出し

　日曜日は夫同伴で隣町までドライブを兼ねて買い出しに行く。
　４、５軒の店を覘いてお買い得品など見つけるのが楽しみ。

　野菜や果物が中心だが車のトランク１杯になるほど買い込む。
　今日はキウイを３種類４袋、緑のと赤い物、黄色のも買った。

　キウイは緑が一般的で形不揃いなら嘘みたいな安さで出ている。
　食べ頃が大事、程よい熟し頃なら最高。好物なので欠かさない。

　柿も好物で富有柿はもう終わったが、干し柿が沢山出回っている。
　私が作るよりも上手、お餅のような柔らかい仕上がりで美味しい。

　家計に占める食料費の割合、エンゲル係数の事など思ってしまう。　
　
　

高齢者医療保険

　今月から医療費負担額が今までの３割から１割になった。
　７０歳になった翌月から高齢者保険が適用される仕組み。

　高齢になるのは嫌だが、この特典だけは待ちに待っていた。
　夫と私の医療費はこれまで家計に大きな負担を強いていた。

　一昨年の夫に続き、私にもやっとこの日が来たと喜んでいる。
　早速、かかりつけ医に行ってその証書を出して支払ってきた。

　１割でも約５千円、若い時には考えもしなかった病気持ちは損！
　その分、食べ物やお洒落に費やすればどれほど楽しいかと思う。

　自分でまいた種だから文句は言えないが気付くのが遅かった？

髭剃り

　数年前、夫が倒れて以来毎朝夫の髭を剃るのが私の朝の仕事。
　もうそろそろ電気カミソリを使ってなら自力で出来そうに思う。

　しかし私が世話するのが当然のように顔を突き出してくる。
　今はやってあげているが、何時までも甘やかすのは考え物？

　「右手は利くのだからやってみたら？」と促すが首を振る。
　「電気カミソリは使った事がない」と頭からやる気はなさそう。

　血圧測定と髭剃りが朝のコミニュケーションになっている。
　「いい男、１丁出来上がり！」と言って私は剃刀を片づける。
　

　夫はニヤッと笑いながら「どうでもいい男！」とつぶやく。

新年会

　今日は図書館でやっているサークル仲間との新年会だった。
　結婚式場だが曜日によってランチを提供してくれるレストランにて。

　きちんとしている割に格安なので私はお気に入り、そこに予約した。
　少々の不安もあったが全員が出席してくれた事は世話役として幸せ。

　今日は食事して懇談する親睦会、定例会とは違った雰囲気を楽しむ。
　美味しい物を食べて「今年も頑張ろう」そう思ってくれれば最高！

　本年最初の会合だったので私自身も自分に気合を入れた。
　サークルは精進も大事、でも楽しくなくちゃあ…そう思っている。

　今年も皆が元気で機嫌よく活動に参加してくれれば嬉しい。

人騒がせ

　先月受けた健康診断の結果を聞きに保健所に行った。
　駐車場で夫に「先に受付してくるから」と告げて別れた。

　受付を済ませても後ろからついてきている筈の夫が来ない。
　駐車場からの距離は２、３０ｍなのにどこに消えたのかしら？

　駐車場に戻ってみたが姿はない。館内も隈なく捜したが居ない。
　雨も降っているのに…保健婦さんたちも心配して捜して下さった。

　まさかとは思ったが福祉会館に問い合わせたら先ほど来たと言う。
　300m程離れている。迎えに行くとこちらに戻って来る姿が見えた。

　巻き込んだ人々にお詫して１件落着。１時間余りの茶番劇。

ゴミ焼却場へ

　次男が持ち帰った布団は古くて邪魔になるので処分したかった。
　地区のゴミ集積場は布団の持込みは禁止なので困っていた。

　2ケ月に1度の割だが申し込めば収集に来てくれるシステムがある。
　これが割合面倒で日時指定や有料切符も購入しておかねばならない。

　収集日までゴミを置いておくのも嫌で直接焼却場に持って行く事に。
　昔、何を捨てたか忘れたが行った事はある。やり方も忘れている。

　受付で車の重量を計測して、処分後も同じように測る仕組みだった。
　始めと終わりの重さの差がゴミの量になる。10㎏までは100円だった。

　お正月の間、目障りだったゴミが消えてスッとした。　

　

借りてきた猫

　我が家の男（次男と夫）同士の現状は見ていると可笑しい？
　昔は犬猿の仲、反抗期の息子の父親に対する態度は強烈だった。

　私が間に入っていたが会話のないまま夫が倒れ長い闘病生活へ。
　次男は進学で都会へ、たまの帰省もお互い眺めあう程度だった。

　今回の帰郷で事情は少々変化してきた。息子が歩み寄っている！
　優しい言葉もかけている。やっと大人になったのかなと思う。

　夫はまるで借りてきた猫のように大人しく部屋に籠っている。
　照れくさいのかもしれない。同居の件、夫は何の意思表示もない。

　子供好きだった夫の内心は次男の事も可愛くて堪らないはず？

証拠隠滅

　大袈裟なタイトルだが今日は机周りの整理などした。
　夫だと触わられる心配もないが、居候がいると気が抜けない。

　悪気でゴゾゴゾするのではないと思うがあれこれ手に取る？
　興味があるのだろうが出しっぱなしにするのははばかられる。

　金銭に関する事、私信やメモなど見られたくない物もある。
　時々は整理しているが請求書や領収書、写真の類が出てくる。

　パンフレットや新聞の切り抜き等も知らない間に貯まっていた。
　明日はゴミ収集日だから丁度良かった。証拠隠滅とほくそ笑む。

　親子でも何もかも透明は無理、付かず離れずの関係を保ちたい。

当て外れ

　今日から夫はディでやれやれと思う所だが居候が居る。　
　昼時分に起きてきたから昼食を作らねばと思っていた。

　自分一人ならそこらに有る物で済ませるのに面倒臭いなあ。
　そう思っていたら電話で急用が生じて外出の必要に迫られた。

　「1時間以内に戻るけど2人分、何でもいいから作っておいて」
　　息子の本職は調理関係だからその点は任せて大丈夫のはず。

　帰宅するとご飯を炊いている最中、呑気に新聞など読んでいた。
　お餅もパンも少々なら冷や飯もあるのに…何を作るつもり？

　すぐには出来そうもないので結局、私がチャチャと作った。

風邪気味

　昨夕、ぞくぞくするなあと思っていたら風邪気味。
　お正月早々困ったと思って早目に薬を飲んで寝る事にした。

　風邪の引き始めに効く葛根湯を服用、ところが眠れない。
　変に覚醒してしまってとうとう朝まで一睡もせず。

　寝不足でフラフラしたが喉もいがらっぽくて体調不良。
　朝食後また葛根湯を1本、その後炬燵で横になっていた。

　ウトウトしていたら昼、夫のご飯コールで起き上がる。
　大した事はないけれどこじらさないようにしなくちゃぁ。

　年末から次男の帰省も含めて生活ペースが狂ったせいだろう。

初詣に行く

　穏やかな天候だったので姫坂神社に初詣してきた。
　去年は私一人での参拝だったが今年は夫も同伴。

　４２年前の１月２日、その神社で私たちは結婚した。
　夫には石段は無理なので杖利用で坂道の方を歩いた。

　小さな神社のせいか参拝客はボツボツと言う感じ。
　手を合わす願い事は家族の健康と世界の平和。

　おみくじを引くと大吉、悪い気はしない。
　例年通り家内安全のお札を買って戻ってきた。

　普段は信仰心などないのに気分は清々しい。

嬉しい年賀状

　〝明けましておめでとうございます。今年もよろしく″
　昨日と何ら変らないけど無事新年を迎えられたのは幸せ。

　お正月用の食器で雑煮等を食べて心新たな気分になる。
　その後、普段の３倍位の量の新聞を広告と共に読みふける。

　その内にポトンと郵便が届く音がして期待に胸がふくらむ。
　年賀状！　年々枚数は減少気味だが元旦の最大の楽しみ。

　１枚も同じ物はない。どれも工夫が凝らされて素晴らしい。
　一人一人の顔を思い浮かべながら拝見させてもらう。

　何度も飽きることなく眺めている内に１日が終了した。