競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

集中的訓練

2012年07月07日 | 水泳
「集中的訓練のための機会は今までもあった。
今まで気付かないできただけだ。
本当は、きみの人生はそのすべてが訓練のための機会なんだ。
大切なことは、"ただやる"のではなくて、"訓練"することだ。
そしてそのために必要なのは、定期的に自分の仕事を反省する機会を設け、数分間でいいから、自分が仕事をどんなふうにやっているのか考えてみることなんだ。
日常業務を中断し、自らを振り返る時間を、スケジュールに組込むんだ。
1時間ごと、数時間ごと、数日ごと。
自分に合った間隔で、そうした時間を作るんだ。
大切なのは、"その期間にどれだけうまくやれたか、次回同様の仕事をする際にはどの点を改善することができるか、それを評価することだ。」

超える力

2012年07月02日 | 水泳

室伏広治さんの「超える力」の中で、シドニーでの優勝記録は決して届かない記録ではなかったが、環境に惑わされ、勝つことを必要以上に意識し、他の選手の動向に気を取られ、結果を出せなかったことから得た結論。

「勝利至上主義や金メダルしか考えていないモチベーションはなんと脆いものだろうかと思った。
これからもハンマー投げを続けて行くには、勝ちさえすればいいという偏狭な考えではいけない。
ハンマーを投げる事がたのしいという、私自身の原点に戻る事が必要だった。
以降、私は勝利至上主義の考え方をやめた。
勝負や順位といった結果ではなく、理想の投てきを求める事とした。
80mをコンスタントに正確に投げるにはどうしたら良いか。
気持ちを切り替えると、負けたら悔しいとか、表彰台どころか入賞すらできなかったから残念だったという感情は消えていった。
どのような投げ方をするか、練習をどのように工夫するか、いろいろなアイディアも思い浮かぶようになり、落ち込んでいた気持ちが嘘のように前向きになっていった。」

しかしここまで考えられるようになったのは、まさにその場で命を削るような取り組みをしたからだと思う。
そういう経験をしたからこそ、言葉に重みがあるのだろう。


2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me