百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

教え子の死

2014年06月18日 16時11分14秒 | 随想

         に向かってもう一度歩いて世界一周 6月18日(水)曇

 朝刊の《おくやみ欄》に教え子の名前が載っていた。毎朝、彼の家の前を通るのだが、最近姿を見なかった。病気でもなけりゃ良いがと心配していたが、そんな予測が当ってしまった。私は昭和19年、5年一組の彼の組の受持となった。大人しい子だった。それに比べて、お父さんは貫禄もあって私など「先生、先生」と呼ばれていたが子供扱いだった。

 その年の秋、兵隊不足で徴兵検査を一年繰り上げられて、11月15日、私は松本聯隊に入営した。私は飯山駅まで見送りに来た児童に向かって、こんな演説をした。「オレは一橋の共立講堂で、仁科博士からこんな話を聞いた。今研究してる爆弾は原子爆弾でマッチ箱位で戦艦一隻を撃沈できる。これが完成すれば日本は勝利する。学問は大事だ。お前たちは学問に励め!それが自分ために役立ち、国家の戦力となるんだ!!」と。

 戦後、責任を感じて教師を辞めたが、彼はいつまでも《先生》と呼んで呉れた。その彼は祭壇でにこやかに微笑んでいた。教え子達は80歳になっていた。

                 に向かってもう一度歩いて世界一周 6月18日(水)  

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩

今  日

    1        

21,71

15,202

 

今  月

18

381,418

266,993

21,190

今  年

169

3,286,176

2,300,323

19,445

2005年から

3,426

50,202,700

35,141,890

14,653

70歳の誕生から

6,958

132,152,831

92,506,982

18,993

 北大西洋グリーンランド島からカナダに到着。ケベックに向かう。あと505,110