川上未映子さんの「ヘヴン」を読みました。
重かった^^;
アマゾンの本紹介に書かれている内容によれば、
「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」頬を濡らすあてのない涙。14歳の苛めを正面から描き、生の意味を問う、哀しくも美しい物語。
ということだった。確かにそうかもしれない。
でも・・・ただ、ただ、哀しかった。
読後、私自身の子供の頃のことを思い出した。
いじめられたというわけではないのだろうけど、
保育園から小学1年生くらいまでの間、ミキオくんという一人の男の子に、
いじめられ、泣かされた記憶はしっかり残っている。
とはいえ、最近の“苛め”とはほど遠く、靴をかくされたり、少し突き飛ばされたり、
と、その程度だったのだろうとは思っているけれど。
でも、保育園に行きたくなくて、毎朝泣いては、仕事に行くために私を保育園に
連れて行かなくてはいけない母を困らせた。
それは、とてもよく覚えている。
子供心に、どうすれば保育園に行かなくて済むのか、一生懸命考えていたから(苦笑)
1年生の時、担任の先生が、クラスのみんなの前で、私に、ミキオくんをぶっていいと
言ってくれた(たぶん)。
いつも苛められていたから、おかえしということだったのだろうと認識している。
(記憶は定かじゃないけれど)
私にぶたれて、ミキオくんは泣いた。
その顔だけ、何故かいつまでも覚えている。
ミキオくんは、1年生だか2年生の時に、転校していった。
今は、どんな大人になっているのだろう?なんて思ったりした。
たぶん、当時のそれは、
「ミキオくんは、ayaちゃんのことが気になって仕方ないのね~」と、
大人が笑って言う程度のものだったのかもしれないけれど。
(実際、何度か、そう言われたし^^;)
私が、子供の頃から、大人になるまで経験した、“いじめ”らしきものは、
それが最初で最後である。
そんな風に、のほほんと育った私には、この物語の内容は衝撃的で、
そんな毎日を過ごす子供たちは、なんて過酷な毎日なのだろうと
胸が痛くなった。
苛めるほうにも、何か理由があるのだろうとは思うけれど、
苛められて死を選んでしまう子供が後を絶たない今、
何とかしなくちゃいけないことなのだろうなとは思う。
自分に何ができるのか?と思うと、自分の非力さに愕然としてしまう。
重かった^^;
アマゾンの本紹介に書かれている内容によれば、
「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」頬を濡らすあてのない涙。14歳の苛めを正面から描き、生の意味を問う、哀しくも美しい物語。
ということだった。確かにそうかもしれない。
でも・・・ただ、ただ、哀しかった。
読後、私自身の子供の頃のことを思い出した。
いじめられたというわけではないのだろうけど、
保育園から小学1年生くらいまでの間、ミキオくんという一人の男の子に、
いじめられ、泣かされた記憶はしっかり残っている。
とはいえ、最近の“苛め”とはほど遠く、靴をかくされたり、少し突き飛ばされたり、
と、その程度だったのだろうとは思っているけれど。
でも、保育園に行きたくなくて、毎朝泣いては、仕事に行くために私を保育園に
連れて行かなくてはいけない母を困らせた。
それは、とてもよく覚えている。
子供心に、どうすれば保育園に行かなくて済むのか、一生懸命考えていたから(苦笑)
1年生の時、担任の先生が、クラスのみんなの前で、私に、ミキオくんをぶっていいと
言ってくれた(たぶん)。
いつも苛められていたから、おかえしということだったのだろうと認識している。
(記憶は定かじゃないけれど)
私にぶたれて、ミキオくんは泣いた。
その顔だけ、何故かいつまでも覚えている。
ミキオくんは、1年生だか2年生の時に、転校していった。
今は、どんな大人になっているのだろう?なんて思ったりした。
たぶん、当時のそれは、
「ミキオくんは、ayaちゃんのことが気になって仕方ないのね~」と、
大人が笑って言う程度のものだったのかもしれないけれど。
(実際、何度か、そう言われたし^^;)
私が、子供の頃から、大人になるまで経験した、“いじめ”らしきものは、
それが最初で最後である。
そんな風に、のほほんと育った私には、この物語の内容は衝撃的で、
そんな毎日を過ごす子供たちは、なんて過酷な毎日なのだろうと
胸が痛くなった。
苛めるほうにも、何か理由があるのだろうとは思うけれど、
苛められて死を選んでしまう子供が後を絶たない今、
何とかしなくちゃいけないことなのだろうなとは思う。
自分に何ができるのか?と思うと、自分の非力さに愕然としてしまう。