はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

ピックが弦に当たる瞬間

2011-05-23 23:56:09 | マンドリン
2週間前のレッスンで、A弦を開放弦で、ピックを振り下ろし、E弦に当てて止めるという、
ただそれだけの、宿題をもらっていた。
とにかく、芯のある、よく響く、重厚な音が出せるようにと。

その例えとして、テニスで、ボールを打つ瞬間の感覚で、弦を弾く・・・そんな感じで
と説明され、昔、テニスをしていた私には、その力の込め方のイメージが膨らんでくれたので、
練習しやすいなと、嬉しかった。

2週間、家で、地道に練習したので、少しは、マシな音が出るようになったかなぁ?と
思いつつも、音にはばらつきがあり、いつも安定して、いい音が出ない^^;

今日のレッスンで、先生は、右手の上から一緒にピックを握ってくださり、
私の右手の力を抜いて、先生の手にゆだねた状態で、同じことをやってみせてくださった。

自分ではまだ出したことがないような、響きのある大きな音が出たのに、はっと驚き、
それを見た先生は、「今の感覚、わかったでしょ?」
いつもその音を出そうと心がけていると、綺麗な音色、出せるようになるから・・・とも。

自分の弾き方と、先生の弾き方の違い、体感してしまった(^^ゞ

私は、弦を狙って、勢いよく振りおろすのが、まだ、恐る恐るなので、
弦に当たってから、押し出し気味に弦を弾いてしまう。。。で、弾くというよりは、
押し出し気味の弾くになってしまっているように思えた。

手首をやわらかく使って、減を弾く瞬間、ダウンの場合は、親指にもっと力を込めて弾く。
そうすると、かなり、いい感じの音に近づくような気がした。

と、まだ、ダウンだけでも、マスターできていないのに、
「来週は、ダウン+アップだから、練習してきてね」と。

これは、正直、難しい^^;
アップでは、ダウンと同じ音が出ないのだ^^;
ダウンが響くようになればなるほど、顕著に差が出る^^;

以前、エジルドさんが書いてくださったコメントに、“オールアップで音階を弾く練習”の
ことを教えていただき、
その後、地道に練習しているのだけれど、
オールダウンで弾く音と、オールアップで弾く音が違いすぎて、愕然とし、
どうすれば同じように弾けるようになるのかなぁ?と、鏡を見たりしつつ、試行錯誤
していたところだったので、

“うわぁ~2週間で、同じ音、出せるようになるかな^^;”と、思っているところである^^;

ただ、開放弦で弾く場合は、100%右手に神経を集中させることができる。

が、楽譜を見ながら弾く場合、指使いが難しくなればなるほど、左手に神経が集中してしまいがちで、
私の場合、たぶん、90%くらいは左手に意識が行っていて、右手は無意識に動かしている
ようになってしまっているので、
「そんなに撫でるように弾いてちゃ、音が出ない」と、
今日も注意されたので、右手と左手半々くらいに意識を分散させると、途端に
左手がついていけなくなる(~~;

たぶん、無意識に弾いても、右手がちゃんと弾けるようになるまで、身体に覚えこませないと、
無理なんだろうな^^;と思った。

9月の内部発表会用の、個人曲も、そろそろ決めなくちゃいけない時期だけど、
今期は、“芯のある音を出せるように”ということに集中するなら、比較的、
私にも簡単なメロディの曲がいいのだろうか・・・と、選曲も悩ましいところだ(^^ゞ

でも、今日は、いい音を出すためのヒント・・・を体感できて、よかった(^-^)
ダウンだけじゃなくて、アップも、体感させてくれると、嬉しいんだけど^^;;(甘い?^^;)

少しずつでも上達できているといいんだけど^^;(汗)

コメント (2)
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