はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「赤と青とエスキース」

2022-03-13 12:06:00 | 日々あれこれ
青山美智子さんの「赤と青とエスキース」を読みました。
感想など綴ってみます。


2022年本屋大賞ノミネート、あちこちで、「とてもよかった」の声を聞き、
帯に書かれている、
『この本を読み終わったとき、最初に思い浮かんだ人を、どうか大切にしてくださいー』
というのを読んだ時、無性に読みたくなった本。
青山美智子さんの本は、初めてです。
他の本も、読んでみたくなりました。

メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。
しかしレイは、留学期間が過ぎれば帰国しなければならない。
彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。


というところから物語は、始まり、レイが日本に戻らないといけない10日くらい
前に、ブーが、知り合いの若手画家に、レイの絵を描いてもらえるようお願いする。
その1枚の絵が、日本に渡り、30年の時を経て、また、画家のところへ戻ってくる
のだけれど、30年の時をかけた、、愛の物語。

登場人物たちが、みんな、、なんて優しくて、愛に満ちているのだろう。。

連作だと思って読んでいたら、後に登場した50才くらいのカップルが、
実は・・・だったなんて!
また、第一章に戻って、読み返してしまいました。
ブー・・・Blue
レイ・・・Red だったってのも、、全然気づきませんでした。
って、ネタバレしてるみたいで、怒られるかな^^;

昨日、大阪からの帰り、電車の中で読み終えたのですが、
最寄り駅が近づいてたので、ほぼ、車内には近くに人が居なかったから、
こっそり、、涙しました。静かな、、、優しさに触れた感じの涙かな。

映画化されたら、見に行きたくなる感じの物語でした(^-^)

本の内容と、昨日のコンサートは、何の関係もないのですが、
優しい感じ、長い時を全部ひっくるめて、今この時がある、、っていう
感じが、とても合ってる感じがして、、道中に読む本としては、
最高のセレクトだったんじゃない?(*^-^*)ということで、
密かに、自分を褒めてあげてしまいました(^^ゞ

また、人におすすめしたい本を見つけてしまった(*^-^*)♪
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テノールとマンドリンの詩

2022-03-13 02:07:59 | マンドリン
川口先生のマンドリンと、テノール(千代崎元昭さん)と、デジタルハープシコード(赤松充子さん)
のコンサートに行ってきました(*^-^*)

なんだか、余韻に浸ってしまって、なかなか言葉が出てこない感じですが、
明日以降になると、、また日常に流されてしまいそうなので、浸っているうちに
書いておこうと思います^^

場所は、豊中市立文化芸術センター・小ホール、最寄り駅は阪急曽根駅。

昨日、ちょっと悲惨な投稿をしたせいで、「大丈夫~?」など、お声かけいただき(恥)、
ぷちっと反省しました。
全身打撲っぽい感じでしたので、昨日よりも、今朝起きた時の方が痛くて、
ややむちうちっぽい症状も出てましたから、向かう道中、、、気持ち悪くなったりしたら、
泣きながら引き返そう、、、と、覚悟して出発しました。

着いてしまえば、あとは、、座って聴いてるだけなので、体調的には、なんとかなるかも
という思いでした(苦笑)

クラーラのKさんとMさんと、駅で待ち合わせして、会場入り。
駅で待ってる間にも、、何人かの方と「お久しぶりです~」なんてご挨拶し、
今日は、知ってる方てんこ盛りの1日かも(*^-^*)と、それも楽しみになりました。

会場は、以前来たことがあるホール。
開演の際には、後ろは閉じるのですが、それまでは、優しい緑が癒してくれます。

素敵な会場ですよね。

席を確保してから、お昼食べてなかったので、ちょっぴり食べる(^-^)

かなり甘くて、ギブアップしそうでした(苦笑)
食べちゃったけど(^^ゞ

今週の練習は、ワクチン熱でダウンして、参加できてなかったから、
クラーラの人に会うのも、「お久しぶりです~」な感じでした。
それに、だいぶ前に、クラーラを辞められたFさんとか、Fさんご夫妻とか、
すごく久しぶりにお会いして、お元気そうなご様子に、嬉しかったり^^

客席の、座ってた周辺は、あっちを向いても、こっちを向いても、
知った方がたくさんいらっしゃって、なんや、、同窓会みたいに、
あちこちで盛り上がってるなぁ(*^-^*)と思いました。

プログラムです。

マンドリン、デジタルハープシコードととても合うなぁ。。いい感じ^^
マンドリン、テノールの歌声とも、合うなぁ。。いい感じ^^
なんて思いつつ、聴き入ってました。

先生の音色、、聴きながら、、そうだ、、こんな音色を出せるようになりたくて、
レッスン通い始めたんだった。。と、初心を思い出し、
最近の私はどうよ?ガシガシ弾いてるような気がしてしまうではありませんか^^;
なんて反省してみたり^^;

先生は、曲間のおしゃべりで、ほっこり、笑わせてくださったりするのが上手いので、
いい感じにほぐれるから、また集中して聴ける、、のかななんて思ったり。

3部は、お色直し(?)されての登場で、客席もざわめいてました(笑)

壷井一歩さんに作ってもらったという「寝息のような春」は、
森たかみちさんという詩人の7つの詩を歌とマンドリンで演奏するようになっていて、
とっても、優しい、、でも、懐かしい気持ちになる情景が見えるような感じでした。

詩って、読む時の、自分の気持ちのあり様で、どのフレーズが心に響くかが
変わりそうですが、今日の私は、
『月夜に30分だけゆるされて、石は泣きたいだけ泣いた」のところが、
沁みこんできたのでした。
泣きたいだけ泣きたいんかな、私・・と思いました(^^ゞ

アンコールに2曲弾いてくださったうちの1曲が、「シャコンヌ」で、
いたく、感激・感動してしまいました(*^-^*)
先生のYoutubeチャンネルで、CDでと、、何度も何度も聴いた「シャコンヌ」
いつか、生で聞ける機会があるといいなぁ~~~なんて思っていたので、
予期せず、アンコールで弾いてくださり、嬉しいびっくりでした。
聴いてるうちに、いつの間にか、涙目でした。
私、この1週間、、家に居たのに、マンドリンに全く触れもせず過ごして
しまいました。こんなことは、、過去初めてのことかも。
(あ、全くというのは、嘘でした💦火曜の練習に参加するつもりだったから、
月曜は練習しましたね💦)
意識がマンドリンに向かないほど、、気持ちに余裕がなくて、
夜眠れなかったり、食欲がなかったり、
悪夢の中にどっぷり、、、、みたいな1週間だったからか?
暗闇の世界から、現実の世界に連れ戻してもらったような、、、
気持ちになったからかもしれません。

コンサートが終わってしまうのが、、名残惜しいような気持ちもあったのかも(^^ゞ

終演後、また、何人かの方にご挨拶し、お茶します~?と、
おしゃべりしました(*^-^*)同じカフェで(笑)

たくさんおしゃべりしたのは、お初なMさんも^^

さて、、、明日は(もう今日でしたね)ちゃんと、練習したいと思います。

夜中に書いたので、変な日本語いっぱいかもしれませんが、お許しをm(._.)m

まだ、先生の弾かれたマンドリンの音色がキラキラ頭の中で鳴っています^^
今夜は、いい夢見られますように♪
コメント (2)
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