近頃流行している
「スープジャー」とか
「フードジャー」と呼ばれる保温器具がある。お店へ探しに行くと数種類あったが、総てが中国製で凄い時代になったものだと、思いながらもその中の一点を買い求めた。ごく普通の使用方法として、「シチュー」や「スープ」の保温効果で、朝に作ったものをお昼ご飯時に、アツアツで食べられる優れものだそうだ。
ステンレス製が多い中、一味違った
「真空断熱フードコンテナー(400ml)」と言うのがあって、双方ともに沸騰したお湯を入れると3時間は65度を維持してくれると表示しているので性能は良く似たところだろう。その保温力を利用しての火を使わない調理レシピが、
「お粥」や
「雑炊」を始め、
「ポトフ」や
「トッポギ」なども出来てしまうというので・・・・・試すほかない気分になったのが買った理由だ。
簡単なところで
「鮭がゆ」に、まずは照準を合わせてみた。どんなレシピでも共通しているのは、まずは中身の具材と内面のステンレスを、沸騰したお湯で「1分余熱」を加えることが必要になるのだ。その余熱のお湯は捨てて、再度沸騰した湯を注ぐと1時間は85度、6時間は50度を保ってくれるそうだ。調理の所要時間は3時間程度と記されている。
■鮭がゆ「真空断熱フードコンテナー(400ml)」使用
材料:研いだお米35g~50g・鮭フレーク適量のみ。
・研いだお米のみをコンテナーに入れる。
・沸騰したお湯を満杯注いで1分余熱。
・その余熱のお湯は捨てて、鮭フレークを適量入れる。
・新たに沸騰したお湯を満杯注いで蓋をする。
・何回かひっくり返すように中身を攪拌出来れば準備OK。
※塩気は「鮭フレーク」の塩分のみに頼り、出来上がった時点で調整するほうが良さそう。
■玉子雑炊(鮭がゆのバリエーション)
材料:研いだお米35g~50g・固形玉子スープの素
・研いだお米のみをコンテナーに入れる。
・沸騰したお湯を満杯注いで1分余熱。
・その余熱のお湯は捨てて、鮭フレークを適量入れる。
・新たに沸騰したお湯を満杯注いで蓋をする。
・何回かひっくり返すように中身を攪拌出来れば準備OK。
■釜揚げうどん
逆バージョンで、冷凍うどんをゆがいて水で〆てジャーへ、「出汁の素」は忘れずに持参して弁当とする。沸騰したお湯を現地で注ぐと、アツアツの「釜揚げうどん」が食べられる理屈だ。用意した刻みネギは後入れで、カップのインスタントものよりも絶対に美味しい。
■ポトフ(次回に挑戦予定)
材料:キャベツ・人参・じゃがいも・パプリカ・ウィンナー・鶏ガラスープの素小さじ1。
・キャベツはちぎる。
・人参・じゃがいも・パプリカは、スライサーで切る。
・ウィンナーは斜め半切り。
・沸騰したお湯を満杯注いで1分余熱。
・その余熱のお湯は捨てて、鶏ガラスープの素・小さじ1を入れる。
・新たに沸騰したお湯を満杯注いで蓋をする。
・何回かひっくり返すように中身を攪拌出来れば準備OK。
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今回は「CANON IXY」と「携帯」での撮影です。
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このように、応用はいくらでも利くので、試してみることが重要だ。最初はお米の量を多めでやったら、病院の食事のようなジャーからはみ出さんばかりの量の「全がゆ」に仕上がってしまった。見た感じは、まるで「鮭ご飯」のようだ。これは、お米の量が多かったのが原因なので「75g」を「35g~50g」に軌道修正した。
また、白菜の葉をちぎって入れたジャーに余熱、そのお湯は捨ててフリーズドライのチゲスープとトッポギを入れて、改めて熱湯を注ぐとモチモチ食感のトッポギチゲが出来上がるってことだ。
向かない食材は、火の通りに疑問が残る生肉や、臭いがきついネギや、ほうれん草などと書かれていたので要注意。