◇囚われと苦◇
握り締めた考えを囚われと言います。
囚われとは、典型的にはこうあるべき、あああるべき、これはダメ、あれはダメ等ですが、表面的なものだと、お金は大事、女がいないとダメ、男がいないとダメ、ポスト(地位)がないとダメ等もこれに含まれます。
どうしてそのような考えを握り締め、手放せないのでしょう。
そこには、恐れという苦があります。
何の頼りもなく、考えの海に浮かぶのは耐えられないのです。
溺れる者は藁にもすがるという訳です。
考えを握り締めると、その考えに囚われるため、さらに苦しくなります。
しかし、考えを握り締めると、それが思考の前提として取り込まれ、あるいは潜在化され、自分が考えを握り締めていることに気付くのが困難になります。
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇自覚の要領をひとつにまとめた有料記事「自覚のヒント」のご案内はこちらです。
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コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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どうしてそのような考えを握り締め、手放せないのでしょう。
そこには、恐れという苦があります。
何の頼りもなく、考えの海に浮かぶのは耐えられないのです。
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しかし、考えを握り締めると、それが思考の前提として取り込まれ、あるいは潜在化され、自分が考えを握り締めていることに気付くのが困難になります。
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