私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

苦だけを手掛かりに歩め

2015年10月30日 19時12分16秒 | 自覚ワーク等の紹介
◇苦だけを手掛かりに歩め◇

小悟、大悟に至る際の手掛かりは、いくつかの具体的な手掛かりがあります。
しかし、最終的な悟りである解脱の悟りに至る際には、手掛かりとなるものがありません。
なぜなら、どのような手掛かりも考えであり、また何かに頼ろうとする衝動が既に迷いになっているからです。

そのような中で唯一、手掛かりとなり得るものがあります。
それは「苦」です。
あるいは、「苦」に対して起こる自分自身の反応や衝動です。

苦だけを手掛かりに歩んで頂きたいと思います。


◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇セッションのご案内はこちらです。
※現在、各セッションはお休み中ですが、できれば12月には(遅くとも年明けには)再開したいと思っています。

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読んで頂いてありがとうございました。

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最終的な悟りと意志について

2015年10月30日 08時39分04秒 | 自覚ワーク等の紹介
◇最終的な悟りと意志について◇

久し振りの記事更新ですが、今日はかなり曖昧で、余りハッキリしていないことを書いてみたいと思います。
なんとなくおそらくそうだろうとは思っているのですが、確かな手応えが無いまま書くことにしました(そもそも私の書く文章はいつもそうなのですが、笑)。
では書きますね。

私は、最終的な悟りである解脱の悟りに至るときの重要な要素として、それに対する燃え上がるような強く激しい意志が必要なのかもしれないと思っています。
その意志とは、具体的には「私」という存在である意識の展開を終わらせることに対する意志です。
但し、その意志は、多くの場合、そんなきれいなものではなく、存在そのものに対する憎悪や激しい嫌悪感のような要素が含まれているのだろうと思っています。
事実、私(慧空)の場合も、存在そのものに対するとても激しい嫌悪感があり、その嫌悪感によって、私(慧空)は存在を終わらせることに強く駆り立てられていました。

また、このような強く激しい意志は、最終的な悟りに至る過程で様々な葛藤や苦しみを生みます。
最終的な悟りへ至る過程は、とても抽象的かつ曖昧で、また微妙であり、なかなか思うようにはいかないのです。
このため、最終的な悟りへの意志が強ければ強いほど、その過程では強い葛藤や苦しみが生じることとなります。
この葛藤や苦しみが、私たちを悟りのさらなる深みへ誘う道案役になっているのだろうと思っています。

つまり、この葛藤や苦しみが意識を内面へ振り向かせるのだろうと思っています。
そして、まだ自分に残っている囚われ、あるいは迷いの衝動に気づくことになるのだろうと思っています。


なんだか尻切れトンボのような終わり方ですが、まあいいでしょう。(^o^)
また何か書きますね。(^^)

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近況など

2015年10月19日 08時43分57秒 | その他
◇近況など◇

変化について。
ここ数年、自分自身だけでなく、社会全体でいろいろな変化が起こってきているのすが、この1、2週間、改めて変化を感じています。
私自身はもう殆ど変化はせず、起きてくることや、周りの状況が変化していく感じなのですが、いろいろな面で改めて変化を感じています。

でも、変化が起きているというだけでは、どんな変化が起きているのかよく分からないですよね。(^^)
すみませんねぇ。
私自身もよく分からないまま何となく書いているだけなので、余り気にしないで頂きたいと思います。
私自身の身のまわりで起きつつある変化については、差し障りのない範囲で改めてまた書きたいと思っています。

体調など。
季節の変わり目なのか、ここ数ヶ月の無理が響いているのか、よく分からないのですが、少し疲れています。
でも、改めて思い出したのですが、私は仕事をしているときはいつも疲れていて、しんどさを抱えて生きてきたようです。
ここは悟りの有無は関係ないようです。
仕事をしている限り、私はそのように疲れとしんどさを抱えて生きていくようです。
しょうがないんだなと、改めてそう思いました。

セッションについて。
意欲の低下(すみませんねぇ、笑)、もろもろの疲労感、落ち着かない感じなどなど、いろいろありまして、講話や個人セッションや、スカイプでのセッション等を含めて、暫く休むことにしようと思っています。
取りあえずは11月末までは休もうと思っています。
ひょっとすると年内一杯休むことになるかもしれません。
来年以降のことは、また改めて考えます。
(気が変わってやっぱりセッションやりますと言い出すかもしれませんが、笑)

そのような訳でして、すみませんが、セッション活動を暫く休ませて頂くことにします。
ブログの更新は続けるつもりです。
何か気になられることがありましたら、ブログのコメント欄や掲示板、メール、スカイプメッセージ等でご連絡頂きたいと思います。

その他。
仕事は、しんどいしんどいと言いながら、休まず通っています。
どうやらまだ当分は続けることになりそうな感じです。

FXトレードもぼちぼちとやっています。
8月は私的に分かり易い相場の動きがありそれなりの成績だったのですが、9月はハッキリしない相場展開に終始したため、トントンでした(このままだと、10月も9月と同じような感じになりそうです)。

こんな感じでやっています。
また書きますね。

<オマケ>
そう言えばまた、ここ数日ヒマなのでヤフーのギャオで無料の映画をいくつか観ました。
ギャオへのリンクはこれです(http://gyao.yahoo.co.jp/ct/movie/)。
その中に「パーフェクト・センス」というのがありまして、これがちょっと面白かったです。
謎の伝染病によって五感の感覚が段々と失われていく世界を描いているのですが、ちょっと面白いのです。

少し書きますと、六根のうち五感は外界世界をつくり、残りの意が内面世界をつくり出しているんですが、その五感が失われていったとしたら、どうなるかというのが面白いと思ったのです。
もしヒマな方がおられたら、ご鑑賞ください。(^^)


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※セッションは暫く休みします。

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外に何かを求めているうちは難しい

2015年10月10日 07時18分20秒 | 悟り
◇外に何かを求めているうちは難しい◇

覚者も含めて大半の方がそうなのですが、みなさん、外に何かを求めています。
成功や幸せ、満足もそうですし、楽や幸福もそうです。
また、愛や感謝もそうですし、瞑想もそうです。
悟りだってそうです。
多くの方は、悟りを外に向かって探そうとします。

つまりのところ、何かに頼っているのです。
あるいは、縋りたいという衝動が余りにも強いのです。
そのため、外へ外へと意識が彷徨ってしまうのです。

それでは難しいのです。

外ではなく、内へ、即ち「私」に意識を向けて頂きたいのです。
そして、外側へ彷徨い出そうとしている自分自身に気づいて頂きたいのです。
何かに縋り付いている自分の姿に気づいて頂きたいのです。


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そもそも何の束縛もありません

2015年10月09日 07時42分31秒 | 悟り
◇そもそも何の束縛もありません◇

大半の方は、沢山のやってはいけないことや、やるべきことを持っています。
そうやって自分自身をがんじがらめに縛り、制限しながら生きています。
そして、その自分の制限に反した行動をすると、良心の呵責や後悔に悩まされます。

しかし、そもそものところ、やってはいけないことなど何ひとつないのです。
その「やっていはいけない」とか、「こうするべき」等の考えこそが、あなたが握り締めている囚われなのです。

囚われがあるから、「それをやってはいけない」等の考えが起こるのであり、また「やってしまった」という後悔が起こるのです。

自分が囚われを握り締め、自分自身を縛り付けていることに気づいて頂きたいと思います。


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スカイプ雑談会(6回目)のご案内

2015年10月06日 13時09分43秒 | その他
◇スカイプ雑談会(6回目)のご案内◇

スカイプ雑談会の第6回目について、ご案内いたします。

 ◇開催日時 : 10月14日(水)午後8時から10時(少々の延長可能性有り)
            途中入退場、大丈夫です

 ◇参加費用 : 無料です

 ◇雑談会の趣旨 : なんでもありの単なる雑談会です
               しゃべったらダメなことは何もありません          

 ◇方法は、スカイプの音声通話(今回は画像は無しです)を使って行います
  なお、スカイプは、インターネットを使って無料でビデオ通話、音声通話、チャット等ができる大変ポピュラーで安全性の高い無料ソフトです
  このサイトから無料でダウロード及びインストールできます
  パソコンに対応したものや、各種スマホに対応したものが用意されています

 ◇参加要領等
  
  ・参加を希望される方は、下記のメールアドレスにメールでその旨をご連絡ください
   折り返し、私のスカイプIDをご連絡しますので、そのIDをスカイプID検索で検索して頂き、私のIDに宛に連絡リスト登録申請を送信してください
   既に私のスカイプIDをご存知の方は、スカイプチャットやブログコメント欄等で参加希望のご連絡をいただいても結構です
   これで準備はオッケーです
   何らかの方法で既に参加の意志をお伝え頂いている方につきましては、再度のご連絡は不要です
   
    メールアドレスは、suiku☆xsj.biglobe.ne.jp(☆を@に替えて下さい)です
  
  ・雑談会当日は、開始予定時間の10分前になりましたら、スカイプのモードをオンラインモード(グリーンのモード)に切り替えてお待ちください
   時間になりましたら、こちらからコールいたしますので、そのコールを受信してください
  ・途中で送れて参加を希望される場合は、スカイプチャットで私のスカイプID宛に、参加したい旨をご連絡ください
   こちらから、コールいたします
  ・途中で退場される場合は、そのまま通話をお切りください

 ◇参加者定員 : 20人程度
             先着順で締め切らせていただきます
             と言いましても、定員オーバーとなることはまずないと思います
             1回目から5回目まで、参加者は私を含めて7名以下でしたから(^o^)
         
 ◇次回の日程等 : 次回のスカイプ雑談会は、まだ未定ですが10月中旬か下旬ころに開催したいと思っています
               日程が決まり次第、ここに書きます
               基本的には今後は、月に1回くらいのペースで続けていきたいと思っています


  それでは、ご連絡をお待ちしております


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どうして放っておけないのか

2015年10月06日 08時32分28秒 | 悟り
◇どうして放っておけないのか◇

どうして放っておけないのか。
どうして放っておけずに、相手をしたり、応戦してしまうのか。

あなたは、何を守ろうとしているのか。
また、何を得ようとしているのか。

本当にそれは、守るべきものなのだろうか。
また、わざわざ得ようとするほどのものなのだろうか。

守るべきという価値や意味づけをしているのは、あなたの勝手な思い込みに過ぎないのではないのだろうか。

放っておけないのは、それを失うことをあなたが恐れているだけなのではないだろうか。

あなたがあなた自身の思い込みにしがみついているだけなのではないだろうか。


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苦に対する恐れがいつも邪魔をする

2015年10月03日 08時55分26秒 | 悟り
◇苦に対する恐れがいつも邪魔をする◇

どのような方も、大切なこと、やりたいことをちゃんと持っています。
しかし、多くの方は自分の本心に目を背け、見て見ぬふりをして生きています。
どうしてそのように、表面的にしか生きられないのでしょう。

それは、苦に対する恐れが邪魔をするからです。
いつもいつもそうです。

「私」に意識を向ける自覚だってそうです。
どうして「私」に意識が向かないのか、向けられないのか。
それは、苦に対する恐れが邪魔をしているからなのです。
苦に対する恐れに負け、「私」と向き合えないのです。

あなたはそうやって、いつまで恐れ、逃げ続けるつもりなのですか?


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自分の主張を疑え

2015年10月02日 21時20分33秒 | 悟り
◇自分の主張を疑え◇

何かの考えを握り締めている人は、その考えに関連して起こってくる考えを主張します。
それをやっている本人は、多くの場合、自分が考えを握っていることも、その握っている考えがそれに関連する種々の衝動を引き起こしていることに全く自覚がありません。
自覚がないため、考えを握りっぱなしですし、握った考えによって引き起こされる種々の衝動に振り回され続けます。

そのように盲目的に衝動のまま自分の考えを主張するのではなく、自分が主張しているその考えが、主張するに足る確固たるものなのかどうか、追求して頂きたいと思います。
自分の主張が正しいと安易に信じるのはなく、あるいはそう思い込もうとするのではなく、自分の主張を疑って頂きたいと思います。
その主張に根拠があるのかどうか、徹底的に追求して頂きたい思います。

他人の考えに対しては直ぐに批判的な目を向けるのに、どうして自分の考えに対してはそれ程までに甘いのでしょう。
そこには、何かに縋りたいというあなたの依存心があるのではないでしょうか。


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恐れるべきは代償ではなく後悔

2015年10月01日 07時33分01秒 | 悟り
◇恐れるべきは代償ではなく後悔◇

誰にだって、やりたいことや大切なことはあります。
しかし、多くの方は自分の本心から目を背け、それを見ようとしません。

どうしてそうやって、自分の本心から目を逸らすのでしょう。
見て見ぬふりをするのでしょう。
安易に妥協して、楽な方、楽な方へと流され続けるのでしょう。

多くの方は、自分の本心に取り組むことにより生じる大変さや苦しみ等の代償を恐れているのです。

しかし、本当に恐れるべきは、そのような代償ではなく、後悔することだということに気づいて頂きたい思うのです。

後で後悔することほど、大きく、しかも長く続く苦しみはありません。
そのことに気づいて頂きたいと思います。


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