私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

後悔に本心無し

2015年07月26日 10時18分23秒 | 悟り
◇後悔に本心無し◇

瞬間ごとに湧き起こってくる思いはすべて自分の本心だと言うこともできるのですが、いきなりそう言っても伝わりにくいと思います。
ですから、今日も少し視点を工夫して文章を書いてみたいと思います。


多くの方は、後になって後悔します。
いつもそうです。
分かっていても、いつもいつもそうなってしまい、悔いを残してしまいます。

後悔の内容はひとそれぞれだと思います。
あのとき、もっとこうすればよかった、
こうするべきだったのに間違った選択をしてしまった、
他の人を傷つけてしまった、
取り返しの付かないことをしてしまった、
などなど、本当に様々だと思います。

中には、悔やんでばかりいる方もおられるのだろうと思います。

しかし、私としては、そのように後悔している方に申し上げたいことがあります。

それは、
「そのように後悔していることは、あなたの本心ですか?」
ということです。
「あなたの一番大切なこと、やりたいことは、後悔ですか?」
ということです。

違うでしょ?

厳しい言い方をすれると、あなたは、後悔することで、あるいは、過去の自分の行いを理由にして、いま直面している現実から逃げているのです。
現実から目を背けているのです。

いつまでそうやって、目の前の現実から逃げるつもりですか?

あなたが本当に向き合うべき現実から、いつまで逃げる続けるつもりですか?

あなたの本心からいつまでそうやって目を背けるつもりですか?

そうやっている間にも、あなたの本心は置き去りになっています。

どうか、そのことに気づいて頂きたいと思います。

これ以上の後悔を重ねないためにも、後悔に溺れるのではなく、気持ちを切り替えて、目の前の現実、そしてあなたの本心に向き合って頂きたいと思います。

もう後悔なんかしてたまるか、絶対後悔しないぞ、という思いが湧き起こってくるかもしれません。


◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇セッションのご案内はこちらです。

※次回の講話セッション、個人セッションは7月31日(金)です(上のリンクを参照ください)

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どうして内面に向けた集中が大切なのか

2015年07月23日 09時40分30秒 | 自覚ワーク等の紹介
◇どうして内面に向けた集中が大切なのか◇

以前から何度もここで書いていることですが、悟りの道を歩む際にどうして内面に向けた意識の集中が重要なのかについて改めて書いてみたいと思います。

悟りの道が深まるに連れ、意識を内面に向けて強く集中し、いわば極限まで凝縮させるような意識の使い方が有効になっていきます。
浅い悟りの段階では、ハートを共鳴させるなどして、意識をいわば拡散させる手法が有効である場合もありますが、それはあくまで浅い段階に限ってのことなのです。
意識をいくら拡散させても、せいぜい到達できて、悟りの行程の中間地点までだろうと思います。
意識を拡散させる手法では、中間地点より先に進むことは困難です。

それはなぜかと言いますと、悟りの道を歩むということは、私という自我が握り締めた考えである囚われに気づき、それを一つずつ手放していくことだからです。
囚われに気づくためには、囚われに基づいて感情や思考等が起こっている現場を直視する必要があるのです。

考えが起こっている現場は、どこにあるのかというと、内面の奥深くにあります。
内面の奥深くに、モヤモヤっとした感じがあれば、そこが現場です。

このモヤモヤ感を伴う現場は、相当強い集中力がないと直視できないのですが、そこをなんとか強い意志と集中力を持って直視して頂きたいと思うのです。

何となくでもモヤモヤ感を捉えることができたら、食らいついて放さないように徹底的に意識を向けて直視して頂きたいと思います。

後悔しないよう、悔いの残らないよう、全力で直視して頂きたいと思います。


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考えを握ると慢が立つ

2015年07月20日 21時23分35秒 | 悟り
◇考えを握ると慢が立つ◇

このようなことは、言ってもなかなか伝われないというか、しょうが無いことなのですが、一応書いておこうと思います。

煩悩と呼ばれるものにはいくつかの要素がありますが、「慢」という煩悩は、苦に対する煩悩の次に根深いものなのではないかと思います。

「慢」とは、自慢の慢であり、自慢するような衝動や心の働きです。
優越感等も慢に含まれます。
どうしてそのような「慢」という煩悩が起こるのかと言いますと、それは何かの考えを掴んでいるからなのです。
本人が何か「これだ!」とか「こうだ!」という考えを握ると、必ず慢が起こります。
そして、「やったぞ」というような気持ちが起こるとともに、その握り締めた考えを外に向けて主張したくなります。
実際に主張が出て来なくとも、内面では「自分はそれを持っている」とか「自分は分かっている」等の気持ちが起こり、仮にそれを表に出さないように控えていても、しこった慢の雰囲気が醸し出されてしまいます。
(こんなことを書くと、お前(慧空)こそ、慢のニオイがぷんぷんするぞと言われそうですが、(^o^))

典型的な例として、幸せを感じている人や、充実感を感じている人は、ほぼ間違い無くそれなりの考えを握り締め、強い慢が立っています。
そして、そのような人は自分の得ているものを他に自慢しようとしますし、それにしがみつこうとします。
しがみつけばしがみつくほど、迷いは深まります。

では、苦しんでいる人は慢が起こっていないとかと言うと、そうではありません。
苦しんでいる人の多くは、その苦しみの原因である何か考えを握り締めています。
この場合の苦しみは、優越感等の反対である劣等感、欠乏感や絶望感を伴っていますが、これも慢の産物なのです。

おそらく、この文章を読まれている方の多くは、自分には当たらないと思っておられるのではないかと思います。
しかし、何かの考えを握り締め、慢が立っている人は、自分が考えを握っていることはなかなか分かりませんし、ましてや自分の慢に気づくことは殆どありません。
考えを握り締めるということは、人をそのように盲目にするのです。

どうか賢明な方は、自覚の観点から、ご自身のことを改めてよく観て頂きたいと思います。


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人からどう思われるかより自分がどう思うか

2015年07月14日 07時10分40秒 | 悟り
◇人からどう思われるかより自分がどう思うか◇

多くの方は、他の人の視線や評価ばかりを気にしていきているのではないかと思います。
他の人から悪く思われるのがとても怖いようです。
他の人の評価を恐れ、人の目ばかりを気にして行動しているその姿は、まるで奴隷です。

何をそんなに恐れる必要があるというのでしょう。
他の人の評価が悪くなると生きていけなくなるかの如く恐れてますが、そんなバカなことはありません。
どんな評価になろうと、ちゃんと生きていけます。

多くの方は、他の人の評価が怖いようですが、自分の本心に背くことに比べたら、そんな恐怖はどうでもいい程浅いものです。
自分の本心に背いてしまうことや、本心を見過ごしてしまったことで生じる後悔や悔いに比べたら、他の人の評価が悪くなってしまったことで起こる後悔や悔いなど、どうでもいい程軽いものです。

大切なのは、人からどう思われるかより、自分がどう思うのかです。
どうかもっと、自分の本心に向き合って、自分の本心を大切にして頂きたいと思います。


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近況など(仕事のことなど)

2015年07月12日 21時07分08秒 | 個人的なこと
◇近況など(仕事のことなど)◇

みなさん、ご無沙汰しております。
ちょっと、仕事の状況などを中心に近況について書いてみたいと思います。

まず、10日(金)にやったスカイプ雑談会の報告です。
参加者は私を含めて、4人でした。
4人で悟りの話しを中心に雑談しました。
少人数だったこともあり、結構突っ込んだ話しをすることができました。
スカイプ雑談会も参加者が段々減ってきていますが、参加者がゼロになるまでは続けようと思っています。
次回は、7月末か、8月頭から上旬ころを予定しています。

仕事のことについて。
仕事、がんばってます。
がんばりたくないのに、なぜかがんばってしまうというか、がんばらざるを得ないというか、自分でも訳分からないくらい、一生懸命やっています(笑)。
自分でもどうしてしまったのか、どうしてそうなるのかと思いながらも、がんばらざるを得ないので一生懸命やっています(笑)。

しかし、現実は厳しいもので、思った通りというか、やはり私の仕事の処理能力はかなり低下しているようです。
記憶力や学習能力、そして次の動作や効率について考える力が低下してしまっています。
自分で言うのも何ですが、悟る前の普通に仕事をやっていたころは、何でもテキバキとこなす結構有能な人材だったはずなのですが、いまとなってはさっぱりと言った感じです。
正直なところ、以前の自分と比較してもどかしい感じもしない訳ではないのですが、出来ないものはしょうがないので、開き直っています。
ただ一生懸命やるのみという感じです。

頭は動いてくれませんが、身体の方はなぜか不思議と動いてくれます。
正直なところ、仕事の内容も結構厳しいこともあり、かなり疲れていてボロボロという感じですが、それでも職場に行けばなぜか身体は動いてくれます。
そのため、家にいるときは疲れ果てて、放心していたり、疲れの余りイライラしていたりと、そういう感じです。
家では、悟りのこともどうでもよくなってしまうほど、疲れてしまっています。

そんな感じですので、いまはこのブログに記事を書く気も起こらないというか、余裕がないという感じです。
仕事にもう少し慣れてくれば、もう少し余裕も出て来て、状況も変わってくるのかもしれないと思っています。
気長にお付き合い頂きたいと思っています。

但し、自分から何か記事を書き起こすのは骨が折れるのですが、質問など何か切っ掛けをつくっていただければ、それに対するお答えの形で何か文章やアウトプットを行うことは可能なようです。
ですから、何か気になられることがあれば、遠慮されずに、このブログのコメント欄や掲示板に質問等を書いて頂ければと思います。

このブログに来られる方の中には、現実の生活等の普通の営みの中で喘いでいるこのような私の姿について、これが最終的な悟りに至ったと言っているものの姿かと落胆される方がおられるのだろうと思います。
ある意味その感想はごもっともだと思います(何を隠そう私自身、少なからず落胆している部分がありますから、(^o^))。
悟れば幸せになるとか、人生が充実する等は、自分自身の都合のいい幻想だということを思い知らされています。(^o^)

悟ってもなお、落胆しつづけてている私です。(^o^)
私という存在は、期待心とまだまだ縁が切れないようです。(^o^)
こりゃあ、墓場まで一緒なのでしょうかね。(^o^)


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スカイプ雑談会(3回目)のご案内

2015年07月01日 19時43分28秒 | その他
◇スカイプ雑談会(3回目)のご案内◇

スカイプ雑談会の第三回目について、ご案内いたします。

 ◇開催日時 : 7月10日(金)午後8時から10時(少々の延長可能性有り)
            途中入退場、大丈夫です

 ◇参加費用 : 無料です

 ◇雑談会の趣旨 : なんでもありの単なる雑談会です
               しゃべったらダメなことは何もありません          

 ◇方法は、スカイプの音声通話(今回は画像は無しです)を使って行います
  なお、スカイプは、インターネットを使って無料でビデオ通話、音声通話、チャット等ができる大変ポピュラーで安全性の高い無料ソフトです
  このサイトから無料でダウロード及びインストールできます
  パソコンに対応したものや、各種スマホに対応したものが用意されています

 ◇参加要領等
  
  ・参加を希望される方は、下記のメールアドレスにメールでその旨をご連絡ください
   折り返し、私のスカイプIDをご連絡しますので、そのIDをスカイプID検索で検索して頂き、私のIDに宛に連絡リスト登録申請を送信してください
   既に私のスカイプIDをご存知の方は、スカイプチャットで参加希望のご連絡をいただいても結構です
   これで準備はオッケーです
   何らかの方法で既に参加の意志をお伝え頂いている方につきましては、再度のご連絡は不要です
   
    メールアドレスは、suiku☆xsj.biglobe.ne.jp(☆を@に替えて下さい)です
  
  ・雑談会当日は、開始予定時間の10分前になりましたら、スカイプのモードをオンラインモード(グリーンのモード)に切り替えてお待ちください
   時間になりましたら、こちらからコールいたしますので、そのコールを受信してください
  ・途中で送れて参加を希望される場合は、スカイプチャットで私のスカイプID宛に、参加したい旨をご連絡ください
   こちらから、コールいたします
  ・途中で退場される場合は、そのまま通話をお切りください

 ◇参加者定員 : 20人程度
             先着順で締め切らせていただきます
             と言いましても、定員オーバーとなることはまずないと思います
             1回目も2回目も、参加者は私を含めて7名でしたから(^o^)
         
 ◇次回の日程等 : 次回の雑談会は、まだ未定ですが8月中旬か下旬ころに開催したいと思っています
               日程が決まり次第、ここに書きます
               基本的には今後は、月に1回くらいのペースで続けていきたいと思っています


  それでは、ご連絡をお待ちしております


◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇セッションのご案内はこちらです。

※次回の講話セッション、個人セッションは7月31日(金)です(上のリンクを参照ください)

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