◇欲と悟り◇
ちょっと気が向いたので、悟り関連の文章を書いてみようと思います。
かなーり久しぶりで、調べてみたら、昨年の11月16日以来、約4ヶ月ぶりですね。
どうでもいい前置きは、さておき。
欲と悟りの関係について、以前から少し気になってることを書きますね。
悟るためには、欲を手放せとか、欲を滅せよと言われることがありますが、それは間違いです。
欲を手放すことや滅することは、悟りに向けた行程の進展に伴って結果的にそうなる傾向があるというだけであって、そうすることを目的にしてもダメなのです。
また、そもそものところ、どんなに悟ろうと欲が消えることはありませんし。(^o^)
悟りとは、欲の追求の極みなのです。
欲を徹底的に追求すれば自ずと悟りに至るのです。
私の言わんとすることが、お分かりになりますでしょうか?
最初のうちは、物質や肉体感覚等の物質的な対象に対する欲の追求に忙しいのだろうと思います。
しかしいずれ、そういうものをいくら追求しても、切りが無いし、満たされないことに何となく気づいていきます。
そして、興味や追求の対象が、哲学的なことがらや精神的やことがらに移っていきます。
中には、この段階で何らかの悟りに至る人もいるでしょう。
しかし、そうなってもまだ、何かを求めているし、何かを掴もうとしているのです。
そこでの対象は、例えば、幸福や、安楽、あるいは神や真理等の絶対的な何かだったりします。
それで満足できるなら、納得できるなら、それでいいんです。
一部に、それでも満足できない人がいます。
つまりそれは、幸福や神や真理等を含めて、絶対的なものなどどこにも無いということに何となく気づいてしまった人です。
そういう人は、いずれきっと、自分自身に意識を向けるようになっていきます。
この追求心の矛先の自分自身への転換は、必然的な帰結なのだろうと私は思っています。
欲の追求は、精神的な対象も含めてすべて外向きの展開なのです。
外に向けた追求をやり尽くした人は、必然的に自分自身に対して追求することになるという訳です。
最終的な悟りは、そうした自分自身に対する徹底的な追求の果てにあります。
久しぶりに書いた文章、どうもしっくりきませんが、このまま公開しちゃいましょう。(^o^)
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇セッションのご案内はこちらです。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
哲学・思想 ブログランキングへ
ちょっと気が向いたので、悟り関連の文章を書いてみようと思います。
かなーり久しぶりで、調べてみたら、昨年の11月16日以来、約4ヶ月ぶりですね。
どうでもいい前置きは、さておき。
欲と悟りの関係について、以前から少し気になってることを書きますね。
悟るためには、欲を手放せとか、欲を滅せよと言われることがありますが、それは間違いです。
欲を手放すことや滅することは、悟りに向けた行程の進展に伴って結果的にそうなる傾向があるというだけであって、そうすることを目的にしてもダメなのです。
また、そもそものところ、どんなに悟ろうと欲が消えることはありませんし。(^o^)
悟りとは、欲の追求の極みなのです。
欲を徹底的に追求すれば自ずと悟りに至るのです。
私の言わんとすることが、お分かりになりますでしょうか?
最初のうちは、物質や肉体感覚等の物質的な対象に対する欲の追求に忙しいのだろうと思います。
しかしいずれ、そういうものをいくら追求しても、切りが無いし、満たされないことに何となく気づいていきます。
そして、興味や追求の対象が、哲学的なことがらや精神的やことがらに移っていきます。
中には、この段階で何らかの悟りに至る人もいるでしょう。
しかし、そうなってもまだ、何かを求めているし、何かを掴もうとしているのです。
そこでの対象は、例えば、幸福や、安楽、あるいは神や真理等の絶対的な何かだったりします。
それで満足できるなら、納得できるなら、それでいいんです。
一部に、それでも満足できない人がいます。
つまりそれは、幸福や神や真理等を含めて、絶対的なものなどどこにも無いということに何となく気づいてしまった人です。
そういう人は、いずれきっと、自分自身に意識を向けるようになっていきます。
この追求心の矛先の自分自身への転換は、必然的な帰結なのだろうと私は思っています。
欲の追求は、精神的な対象も含めてすべて外向きの展開なのです。
外に向けた追求をやり尽くした人は、必然的に自分自身に対して追求することになるという訳です。
最終的な悟りは、そうした自分自身に対する徹底的な追求の果てにあります。
久しぶりに書いた文章、どうもしっくりきませんが、このまま公開しちゃいましょう。(^o^)
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
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