◇意識に関する考察(1)ー自己認識についてー◇
ここ何カ月か、自我(意識)の本質について時々ですが考えています。
正直なところ、私自身も自我の本質についてまだまだよくわからないところがありまして、最終的な悟りに至ってもう8年にもなるのに未だにその理解が少しずつ進むようです。
全てのことに根拠はなく、完全に解明することは不可能であることはわかってはいるのですが、自我の本質についてまだ興味があるようで、眠れない夜や明け方早くに目が覚めたときなどに考えています。
例えば、今年4月の記事「自我の本質と自己認識」に書いた自我の本質的な要素に自己認識が含まれているという理解は、割と最近になってハッキリとしてきたものです。
4月の記事では、私たち自我の本質的な仕組みとして、何か認識が起こったときに、それと同時に、その認識を認識するという自己認識が起こっているということを書きました。
これは例えば、目の前のPCの画面を認識したとき、それと同時に、その画面を認識している認識を認識するという自己認識が起こっているということです。
このときは、PC画面の認識と自己認識を分けて捉えていました。
その周辺のことを夕べも考えていたのですが、その結果、PC画面の認識と自己認識は分けて捉えるより、一つの認識として捉えるべきだということがわかってきました。
つまり、私たちに起こっている認識という現象は、PC画面等のその内容に関する要素と、認識自体を認識している自己認識要素とが一体になって含まれていると捉えるべきだということがわかってきました。
私という意識は、映画フィルムのようにパッパッパッと展開する識の連鎖として捉えることができます。
認識に含まれる自己認識という要素は、このように私という意識を微細単位まで分解して観たときも、ひとつひとつの識に含まれています。
私という自我の他の本質的な要素として、自由意志がありますが、意識を識のレベルまで分解すると、自由意志に関連する要素は影を潜めて観えなくなるので、この点で自己認識と自由意志とは異なっています。
これがわかったらと言ってどうってことはないのですw
何かもっと面白いことがわかったり、言えたらいいのですがw
また何か理解が進みましたら書いてみたいと思います。
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇自覚の要領をひとつにまとめた有料記事「自覚のヒント」のご案内はこちらです。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
哲学・思想 ブログランキングへ
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正直なところ、私自身も自我の本質についてまだまだよくわからないところがありまして、最終的な悟りに至ってもう8年にもなるのに未だにその理解が少しずつ進むようです。
全てのことに根拠はなく、完全に解明することは不可能であることはわかってはいるのですが、自我の本質についてまだ興味があるようで、眠れない夜や明け方早くに目が覚めたときなどに考えています。
例えば、今年4月の記事「自我の本質と自己認識」に書いた自我の本質的な要素に自己認識が含まれているという理解は、割と最近になってハッキリとしてきたものです。
4月の記事では、私たち自我の本質的な仕組みとして、何か認識が起こったときに、それと同時に、その認識を認識するという自己認識が起こっているということを書きました。
これは例えば、目の前のPCの画面を認識したとき、それと同時に、その画面を認識している認識を認識するという自己認識が起こっているということです。
このときは、PC画面の認識と自己認識を分けて捉えていました。
その周辺のことを夕べも考えていたのですが、その結果、PC画面の認識と自己認識は分けて捉えるより、一つの認識として捉えるべきだということがわかってきました。
つまり、私たちに起こっている認識という現象は、PC画面等のその内容に関する要素と、認識自体を認識している自己認識要素とが一体になって含まれていると捉えるべきだということがわかってきました。
私という意識は、映画フィルムのようにパッパッパッと展開する識の連鎖として捉えることができます。
認識に含まれる自己認識という要素は、このように私という意識を微細単位まで分解して観たときも、ひとつひとつの識に含まれています。
私という自我の他の本質的な要素として、自由意志がありますが、意識を識のレベルまで分解すると、自由意志に関連する要素は影を潜めて観えなくなるので、この点で自己認識と自由意志とは異なっています。
これがわかったらと言ってどうってことはないのですw
何かもっと面白いことがわかったり、言えたらいいのですがw
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