この土地で生まれて育ち、ダンナの仕事の関係で25年間県外で暮らした私。
信濃川に掛かる本川橋。
2年前にまた故郷に戻って暮らし始めたけれど、意外に地元のことを知らなかったということに気付きまして。
確かに学校で習った記憶はあれど、詳しくは知らないなどと言うものが沢山あります。
そこでせっかく地元に戻ったので、ちょっと地元をお勉強しようと出かけてみました。
「大河津分水」、日本一の大河・信濃川を洪水から守るために作られた大きな分水路です。
燕市にある「信濃川大河津資料館」は無料で歴史を学べる場所で、初めての訪問です。
かつての越後平野は信濃川がたびたび洪水を起し、江戸時代に分水路の計画が建てられ明治の初めに工事が始まりましたが、あまりの難工事に計画は頓挫。
しかし1896年7月22日、記録的豪雨で【横田切れ】と呼ばれる大洪水が起こり、越後平野は壊滅…。
3ヶ月あまりに渡って水が引かず、お米が全く収穫出来なかったのだとか。
これを機に分水路工事の機運が高まり、1907年に工事が着手。
延べ1000万人の人々が工事に携わり、1922年8月に分水路通水!
その後も1927年に堰が陥没するという危機を乗り越え、1931年に新しい堰が出来上がったのだと。
今の堰は2代目になるそうです。
先人たちの労苦があったから、今の米どころ新潟があることを学習させてもらいました。
これは、先代の洗堰。
信濃川に掛かる本川橋。
分水路の方が川幅が広く、信濃川本川は狭くなっています。
資料館で記念に頂いた栞です。
ダンナの分と合わせて2枚ゲット!
たまには社会科見学も良いですね!
「島」と名の付く所は行った事ないし…。
(´- `*)
画像の赤い橋、何度か渡った記憶があります。
方向音痴なので「行け!」と言われても行けませんが…。
私も知らない場所がたっくさんあって。
島は2度ほど行ったけど、他はまだまだ。
方向音痴でもナビで何とか(笑)