す み と も

お気楽 日記です

曼珠沙華

2003-09-20 13:10:00 | 日記
路の辺の 壱師の花の いちしろく
  人皆知りぬ わが恋妻を  

万葉の昔から詠われた、真っ赤なヒガンバナ・・・
若き頃、大きな花器にドーンといれて、玄関に飾った。
義母が来て・・・ギョッとした顔をした!

義母すぐ、にこやかに「綺麗だけど、この花は茎に毒があるから捨てた方が良いわよ」
「そうですか!」・・・急いで捨てて、毒を掴んだ手を殺菌石鹸でゴシゴシと洗った私。

お茶を飲みながら
「人の来ない山奥には咲かないで、人恋しくて、人里にだけ咲く花なのよ、シビトバナとも呼ぶんだよ」と義母。