カスピアン王子のつのぶえ

ナルニアの第２冊目。
時間軸で言えば前作の次の次のお話になるのですが、発行順重視で読むのが良いらしいですね。
というわけでそのように。

持ち主のIさんによれば、こーやって行って、こーやって戻るのか！へぇ～って感じ、だそうです。
た、確かに！！

以下ネタバレ注意。
ルーシィたち４人の兄妹がナルニアから帰還して１年後。
学校へ向かう駅から、いきなりどこか知らない世界へ飛んでしまった…と思ったら、自分たちがいたころよりずーっと後のナルニアだった。。。
時間があっちとこっちじゃ違うとか、ライオンと魔女では単に善悪の戦いだと思ってたのに周辺の国があるとか、世界観が出てくる回になっておりました。
兄妹の、ここはどこだ？の冒険と、ナルニアの正当な王位継承者カスピアンが伯父で簒奪者のミラースから逃げ、味方や４兄妹と出会って、地位を取り戻すまでのお話が、微妙なバランスです。
なんかねー！ここ略！みたいな書き方が時々出てきて不思議。
最終巻までにはすべて解決するのかな？

アスランは相変らず、ちょっとお茶目で、でも堂々と格好よくて好きだー！
ミラース一派が卑屈で小悪党ぽいから余計に引き立つよ。

兄妹は男の子たちは潔く勇敢に行動してますね！格好いいぞぉ！
ルーシィは更に優しくて賢い子になってるようで…
今一スーザンの今後が心配。
どうやらナルニアの冒険から外れて行っちゃうようですが、淋しいですねぇ。

それから一部で絶大な人気を誇るリーピチープさんですが。。。なんか鬱陶しくないかい？
次でも頑張ってくれちゃうらしいですけど。。。好きになれるかな？