角煮そば

2006-06-29 20:00:16 | うまうま♪

豚の角煮がごろごろ~に白菜と青菜がいっぱい。
あんかけぽくて、ちょっと甘めのスープです。
チカラつけなきゃって時に食べたくなる一品。
とってもおいしーです


コメント (2)
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「バルトの楽園」を見ました

2006-06-29 01:00:09 | 映画
第一次大戦末期、青島で降伏したドイツ人を収容した徳島県鳴門市の板東収容所のお話。
収容所長の松江氏が会津藩士の子で苦労したため、たとえ捕虜であっても人道的に扱わなくては駄目だー!という方針のもと、過去にも現在にも例がないような素晴らしい施設だったという、事実に基づいたとてもよい話なのですが!

はい、この先は覚悟して読んでくださいね。

いい話なんですけど、1個1個のエピソードが割と淡々としてる。。。
のは、勿体無い気はするけど(なんかさー、もっと長い時間かけて連ドラみたいなので丹念に描いて欲しい)そんなに厭じゃないです。
決して悪くない。
坂東俘虜収容所で日本初のベートーヴェンの第九交響曲の演奏会があったのは良いんだ~!
クライマックスにその演奏会のシーンがあるのも素晴らしいよ。

が、最後の最後で

何故カラヤン?!

カラヤンの演奏シーンが唐突に出て来るんですよ。
別にカラヤンの第九は嫌いじゃないけど(私はフルトヴェングラーのが好きだが)
不自然すぎ。

おうちに帰ってプログラムを見たらば、表紙開けたところに堂々と
「カラヤン指揮のベートーヴェン作曲交響曲第九番がスクリーンに蘇る」
って大きいフォントで書いてある。
アレが売りのシーンなんですか?
カラヤンに混ざって墨田の第九(どっかに知人がいるんだけど)とか、三越の第九の場面とか出すのも変じゃない?
すべての人々は神様の翼の下で兄弟となる!って(超意訳?なんかこんな歌詞があるんですよ)いう意味ならば、ベルリンの壁の崩壊シーンとか出せば?
ドイツと日本の交流ということであれば、第九だけじゃないんじゃないの!?

協賛とかお金がらみであんな変なラストなのでは?とそこまで勘繰るのは私の下衆根性かもですが。
林家正蔵のナレーションとヘルマンがお母さんにあてた手紙文のナレーションのバランスも超悪かったけど、最後にはテロップですよ、統一感なさ過ぎ。

日本人と敵だったドイツ人が心の交流を持った美しい友情の話…がラストで、第九って素晴らしい歌なんだ~!に印象が変わったのは、致命的なミスとしか思えない~!

あの第九初回演奏会が現在の日本での第九に繋がってるっていうのがサブにしろ一つの柱ならば、そこまでにもいろいろ伏線張るべきな気がする。
中途半端に詰め込みすぎな感じっていうのかなぁ。散漫?

俳優さんたちがガンバってる(ドイツ語の台詞たいへんだったと思うよ)のに勿体無い。。。
ちょっと残念な映画です。


と思ったらYAHOO!の映画評では「良い話」評が多いもよう。
うーん、うーん。。。世間はあのラストシーン、気にならないのか。

コメント
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