サントリー美術館に行きました。
『虫めづる日本の人々』展
虫、私は割りと平気な方です。子供の頃、原っぱ(というものが、かつて在ったのですよ)で虫取りしたし。
展示の入口で鈴虫の鳴き声が流れていたので思い出しましたが、叔父が飼ってましたよ、鈴虫。
何か独特な匂いがするんですよね。
今回も、絵画だけでなく、物語の場面や、生活の道具類に飾られている虫や、精密な図鑑のような絵、デザイン化されたものなど、盛りだくさんでした。
虫は結構身近な存在ですね。
今なら、蝉の鳴き声が朝からうるさいですし、もう少し経つといつの間にか蟋蟀の鳴き声が聞こえるようになる。梅や沈丁花、金木犀で季節の移り目を感じるように、虫も四季を感じさせてくれる大切なものです。
今回のお気に入りは『伊勢物語色紙貼交屏風』…伊勢物語。
よくわかってなかった〜と今更気付かせてくれた屏風。色紙が沢山貼ってありますが、どれが何の話か全然わからず
業平で、筒井筒とかきつばたくらいしかわからない〜。露と答えて、の話もそうだっけ?読み直そう。
そして、虫の範疇には、蛇も蜥蜴も蛙も含まれているので、カワイイものもたくさんありました。
そうそう。入口に、こんなボードが。
若冲、みんな好きなんだな〜。
美術館の後は、隣の不室屋カフェで、お茶を。
花麩の園 ~あずき寄せとえんめい茶~
企画展とのコラボメニュー
お花が綺麗で、とても美味しかった。小豆、良いですね。
お茶しつつ、悩みましたが、ミュージアムショップで図録を買ってしまった。
自分がアール・ヌーヴォー好きなのは、虫めづる精神がDNAに入ってるからなのかな?とおもったので。
解説を読むの、楽しみです。