歳だもんねと言いたくない私

記録的な大雨
道路が冠水して立ち往生の車
土砂崩れで道路が通行止め…
住民に
川が氾濫する恐れがあるから避難を
を呼びかけていた市会議員が土砂崩れに巻き込まれて死亡。
自然災害は、一瞬のうちに人の命そして大切なものを
奪ってしまう。
その前に人間の力はなんともろいものだろうか。

今日、数年ぶりに高校の時の友達に電話をした。
最期に食事をしたのは私がまだ車を運転していた頃だから
7年以上も前になる。
その後、電話をした時も
心臓がつらくてね
でも娘たちのことも気になるから忙しくてねと
話をしていた彼女。
その後どうしているかなぁと気にはなっていたが
電話もできないままだった。
そしてなんでもっと早く電話をしなかったのかと後悔が走った。
私と正反対でお嬢様タイプ
にこやかに微笑むように話すのは今も健在で
まず私の緑内障のことを心配してくれた。
その彼女は、肺がんを患ってベットの上で電話をとったと言う。
なんと気丈なんだろう。
少し話しただけで電話を切ったが
すぐにでもお見舞いに行きたい衝動にかられてしまった。
入退院を繰り返して友達との交流も途絶えてしまっているんだろうね。

老人性うつな人
肺がんの人
大腸がんの人
まだ踊りの師範をしている人
元気にジムに通っている人
視覚障害に悩んでいる人これは私(笑)
みんな口を揃えて「歳だもんね」と言う、
本当に「歳だもんね」(笑)

でも
歳だもんねと言いたくない私がいる。(笑)