あの日からもう丸3年が経ってしまいました。
改めて、東日本大震災と福島第一原発事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
また、ご家族やご友人など大切な人を亡くされた方や、住宅を失ってまだ仮設住宅でおられる方、職場への復帰もままならない方など、まだまだ復興の途上にある多くの被災者の皆様方につきましては、1日も早く落ち着いた生活を送ることができるように、これからも日々お祈りいたします。
時が止まったかのように、復興事業も、原発問題も、なかなか進展しません。
いや、原発事故については収束の糸口も見えない中で再稼働を進めようとしている状況を見聞きするにつけ、時間が逆戻りしているように思い、苛立ちと腹立たしさを禁じ得ません。
どうしてなんでしょうねぇ...。
お金も技術力も智恵も知識も無い訳じゃない、復興に向けて懸命に応援・支援している人達も沢山いるのに、何故こんなに進まないんでしょう?
やり方が悪いからと言ってしまえばそれまでですが、でも、きっとそうなんでしょうね。
やり方と言うか、おおもとの考え方が間違っているのかもしれません。
現行の法律やシステムに従うとどうしても進展が遅れてしまうのなら、考え方を改めて迅速に進むやり方に変えて行くしかない、と思うのですが...。
私の専門分野の1つである土木インフラ(道路・上下水道・農業基盤・河川・港湾)の復旧・復興は比較的進んでいるという話を聞きますが、公共施設・個人住宅・市街地整備など建築インフラの復旧・復興はかなり遅れているようです。
市民生活にダイレクトに関わる学校や病院、住宅、商業施設などについては、立ち入り禁止地域は言うまでもなく、そうでない被災地についてもほとんど手つかずという所もあるようです。
このような状況の中で真っ先にやらなければならないことは、まず住宅の確保、次に学校や病院などの重要公共施設の整備であり、国家予算の他の費目予算を削ってでも優先させなければならないことは論を待ちません。
2020年の東京オリンピック開催までには、原発事故を収束させ安全下にコントロールしなければならないし、復興事業については最低でも現在も仮設住宅に住んでおられる人達をちゃんとした住宅に移転しなければなりません。
しかし、あと6年しかありません。
このままのやり方で本当に実現できるんでしょうか?
東京電力に責を負わせるのも限界があります。
ここは政府がもっともっと力を注いで行くしか残された術は無いでしょう。
日本はもっと強くなければいけないとかなんとか言って、余計なところに金と労力を使わないで欲しいと切に思います。
自分達が被災者と同じような境遇に置かれたら、きっとそのように思うはずです。
私は、原発を止めることによる電力料金値上げは当然だと思います。
国民みんなで被災者の痛みを分かち合わなければならないし、原発に頼らない社会を実現するためには、むしろ喜んで電力料金値上げに応じたいと思います。
今やらなければいったい何時やるんでしょう?
私が生きている間にできることは、子孫によりよい社会を残して行くことしかありません。
あれから3年経ちましたが、この3年間、ひたすらそのことを考えて生きて来たと言っても過言ではありません。
3年前の3月12日、原発事故ニュース第一報の映像を見ながら56歳の誕生日を迎えました。
明日12日は、まだ収束していない福島第一原発のニュースを見聞きしながら59歳の誕生日を迎えることになります。
1年後60歳の誕生日を迎える時には、せめて原発事故が収束し、他の原発も再稼働なしで廃炉が決定していることを切に望みます。
改めて、東日本大震災と福島第一原発事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
また、ご家族やご友人など大切な人を亡くされた方や、住宅を失ってまだ仮設住宅でおられる方、職場への復帰もままならない方など、まだまだ復興の途上にある多くの被災者の皆様方につきましては、1日も早く落ち着いた生活を送ることができるように、これからも日々お祈りいたします。
時が止まったかのように、復興事業も、原発問題も、なかなか進展しません。
いや、原発事故については収束の糸口も見えない中で再稼働を進めようとしている状況を見聞きするにつけ、時間が逆戻りしているように思い、苛立ちと腹立たしさを禁じ得ません。
どうしてなんでしょうねぇ...。
お金も技術力も智恵も知識も無い訳じゃない、復興に向けて懸命に応援・支援している人達も沢山いるのに、何故こんなに進まないんでしょう?
やり方が悪いからと言ってしまえばそれまでですが、でも、きっとそうなんでしょうね。
やり方と言うか、おおもとの考え方が間違っているのかもしれません。
現行の法律やシステムに従うとどうしても進展が遅れてしまうのなら、考え方を改めて迅速に進むやり方に変えて行くしかない、と思うのですが...。
私の専門分野の1つである土木インフラ(道路・上下水道・農業基盤・河川・港湾)の復旧・復興は比較的進んでいるという話を聞きますが、公共施設・個人住宅・市街地整備など建築インフラの復旧・復興はかなり遅れているようです。
市民生活にダイレクトに関わる学校や病院、住宅、商業施設などについては、立ち入り禁止地域は言うまでもなく、そうでない被災地についてもほとんど手つかずという所もあるようです。
このような状況の中で真っ先にやらなければならないことは、まず住宅の確保、次に学校や病院などの重要公共施設の整備であり、国家予算の他の費目予算を削ってでも優先させなければならないことは論を待ちません。
2020年の東京オリンピック開催までには、原発事故を収束させ安全下にコントロールしなければならないし、復興事業については最低でも現在も仮設住宅に住んでおられる人達をちゃんとした住宅に移転しなければなりません。
しかし、あと6年しかありません。
このままのやり方で本当に実現できるんでしょうか?
東京電力に責を負わせるのも限界があります。
ここは政府がもっともっと力を注いで行くしか残された術は無いでしょう。
日本はもっと強くなければいけないとかなんとか言って、余計なところに金と労力を使わないで欲しいと切に思います。
自分達が被災者と同じような境遇に置かれたら、きっとそのように思うはずです。
私は、原発を止めることによる電力料金値上げは当然だと思います。
国民みんなで被災者の痛みを分かち合わなければならないし、原発に頼らない社会を実現するためには、むしろ喜んで電力料金値上げに応じたいと思います。
今やらなければいったい何時やるんでしょう?
私が生きている間にできることは、子孫によりよい社会を残して行くことしかありません。
あれから3年経ちましたが、この3年間、ひたすらそのことを考えて生きて来たと言っても過言ではありません。
3年前の3月12日、原発事故ニュース第一報の映像を見ながら56歳の誕生日を迎えました。
明日12日は、まだ収束していない福島第一原発のニュースを見聞きしながら59歳の誕生日を迎えることになります。
1年後60歳の誕生日を迎える時には、せめて原発事故が収束し、他の原発も再稼働なしで廃炉が決定していることを切に望みます。