2008年10月19日の講演会の様子をお伝えします!
2008年10月19日(日)午後1時半より開演
会場 湯の里 渓泉さんにて(大分県国東市国見町赤根)
入場者数 約100名
今回の講演会を計画、準備してくださった方は、一人の女性です。
昨年も大分市内での講演会を計画してくださり、今回、その方の生まれ故郷である国東半島の国見町というところでの講演を、須永博士が強く希望して、その想いを実現してくださいました。
以前お書きした「おばあちゃん」との約束も果たすことが出来ました。
講演の冒頭で読んだ詩を紹介します。
「あなたの優しい笑顔に会いに来ました
あなたの 人のために生きる人生に会いにきました
あなたの 負けない生き方に会いにきました
“一期一会”
この世に生きて
今しか会えない
すてきなあなたに
会いにきました
感謝です」
この詩をおばあちゃんにプレゼントして、講演会が始まりました。
須永博士という人物を知らない方がほとんどの講演でしたが、みなさん真剣に聞いてくださり、あっという間の1時間、そしてサイン会をおこないました。
サイン会では、長い列が出来、最後までみなさん並んで待ってくださいました。
須永も、一人一人の方にゆっくりとサインをしたいと、この写真のあとは、椅子と座布団に座って待っていただきました。
最後の方に書き終えたのは、講演終了後、2時間が過ぎていました。
そして、おばあちゃんも最後まで待っていて下さり、片付けおわった会場で、二人でゆっくりと話が出来たのでした。
須永もおばあちゃんも、やっと逢えた喜びで、とてもすてきな笑顔をしていました。
おばあちゃん90歳、須永博士66歳、まだまだ元気です。
次に再会できるまで、二人の夢が続いています。
国東の旅の次は、唐津です。
また、報告いたします!!
小国から朝早く、車で向かう道のりの中で、国東半島の思い出を聞きました。
今から・・・36年前。
日本各地で展覧会をしていた須永博士、20代の頃は電車やオートバイで旅をしていましたが、30歳になり、念願だった車を手に入れました。
小さなライトエースに、作品をいっぱい積んで自分で運転し、会場に着くと一人で荷物を降ろし、夢いっぱいの展覧会場を作る・・。
展覧会の期間は、会場を訪れる人と出逢い、詩を書き、展覧会が終わると車に荷物とその土地での出逢いを積み込んで、また次の会場へ・・・。という日々でした。
そしてもうひとつの楽しみが、日本各地の展覧会のあと、自分で地図を調べて行きたいところへ行き、その場所で感じたことを詩に書くことです。
36年前の11月、北九州・小倉で展覧会があり、そのあと目指した場所が
大分県国東半島でした。
30歳の須永博士は、21歳の頃に苦しんだ対人恐怖症の自分ではありませんでした。
人に出逢うこと、自然に出逢うことがこんなにも輝いて見えるんだと希望にあふれている自分がいました。
行ったことのない場所へ初めて自分の力で行った時の感動が、詩集「青春まっしぐら」の後ろのページに続いています。
その中で国東半島へ行った時の詩があります。長い詩ですので、次のページで紹介します。
10月19日、36年振りに向かった国東半島、近づくにつれて、あの時の自分を思い出している様子が私にも伝わってきました。
私は国東半島の外周を走る国道を通って行きたかったのですが、高速杵築インターを降りて、ナビどおりに走ると、気づいたら国東半島の真ん中の山道に入り込んでました。走るうちに、山が深くなり、柿がたくさん実っていました。
詩の中では「柿の実ひとつ」とあります。
11月に訪れたと言っていましたので、今よりも熟した柿だったのでしょう。
じっと座っていたら、横にあった柿の木にたった一つ残っていた柿の実が静かに落ちてきたそうです。
山道を走らせると、大きな岩が突き出ている場所、仁王像が立っていたり、稲刈りあとの藁を組んだ田んぼ、この道に引き寄せられてきたかのような
あの36年前を須永博士に思いださせるような景色が広がっていました。
須永博士は今回、講演会というかたちでまたここに来れたことを心から感謝していました。
講演会でも多くの皆様が来てくださり、大成功に終わり、そしてその翌日、今回の講演を実現してくださった長尾さんに案内していただき、須永博士がどうしても行きたかった場所へ行くことができました。
その場所がこの写真の「熊野魔崖仏」(くまのまがいぶつ)です。
36年前に一人で訪れた場所でした。
その頃はカメラを持っていなかったので、写真も取れなかったこともあり、絶対に今回写真を撮りたいと思っていたそうでした。
小国に帰り、今回の旅の感想を聞きましたら、
「あの日の自分に逢えた」
と話していました。
66歳になり、いろいろなものを手に入れた今、もう一度あの日の自分を思い出したことは、とても大きなことのようです。
全てのことに純粋に感動していた自分、夢と希望がいっぱいだった自分、まだ自信をもって生きるには時間がかかっていたあの頃、それでも精一杯生きていた自分。
今回の旅で得たものが、また須永博士の次の旅へのエネルギーになりました。
すみません、結局長くなりました。
それでは、次は詩集「青春まっしぐら」に書かれている詩を紹介します。
吹き上げています
神々が自然の中を漂い生きています
風の音が神の怒り
雨の音が神の慈悲
情け容赦なく時代は移り変わり
なるがままに四季は過ぎて行きます
止めようとて人は老いてゆき
留まろうとて人はこの世から消えてゆきます
五百羅漢の顔に刻み込まれた苦業の数々
人の世に生きる人々の心を表しています
森羅万象ははてしなく広がり
人間ひとりもろく生命閉ざします
いつの世も人は皆幸せと安らぎ求めても
孤独心から離れず
偉大なる人ただひたすら自分の意志を
貫き生きるのです
国東半島残された柿の実ひとつ
今音もなく神々の地に消えゆきます
私は人の生命のはかなさ
今日もかみしめながら
霧雨の中旅をしています」
この詩を書いたときの情景は、須永博士の目に今もしっかりと焼きついています。
私は九州にきてから12年、初めてここに来ることが出来、帰ったきた今またこの詩を読むと情景が目に浮かびます。
講演会場でした「湯の里 渓泉」さんの周りも素晴らしいところで、緑の中に神々が住んでいるような・・・
岩も木々も全てが魂があるようなそんな空気が漂っているように感じました。
帰る途中、須永博士が行きたかった場所へ、今回の講演で中心になってくださった長尾さんに案内していただいていってきました。その様子も後ほど紹介します。
須永博士美術館休館日
(火曜日の定休日以外に、講演会等での臨時休館がございます。
申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。)
2008年10月25日(土)唐津市にて講演会のため(唐津市保育会様主催の講演会です。一般の入場はできませんのでスケジュールには掲載しておりません。)
10月28日(火)定休日
11月 4日(火)定休日
11月11日(火)定休日
11月16日(日)玉名市にて講演会のため
11月18日(火)定休日
11月25日(火)定休日
※以前、東京出張のために11月23~25日の臨時休館を予定していましたが、予定変更になり、開館いたします。
来週も講演会があります。
相知町での講演会、まだ若干チケットがあるそうです!!
まだ間に合います!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
佐賀県唐津市相知町
「相知浦の川スポーツセンター」にて
(佐賀県唐津市相知町相知2055-5
相知支所となり)
開場・pm15:30
開演・pm16:30~17:30
作品販売有り。
入場料・1000円(18歳以下 500円)
ご希望の方は、090-8915-1562(佐藤携帯)へお電話ください。
間に合います!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
須永博士美術館にてサイン会・・の予定でしたが、会場が変更になりました。
サイン会場
学びやの里 木魂館 トレーニングルーム(グランド横)
阿蘇郡小国町北里371-1
サイン会受付時間・午前11時より午後2時まで
須永博士美術館も期間中開館いたします。
原画の新作が多数あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
熊本県玉名市岩崎152-2
「玉名市民会館別館」にて
開場・pm12:30
開演・pm1:30~2:30
作品販売有り。
入場料・1000円(中高生半額500円)※売り切れ
※斉藤広将君 著 「Ring みんなつながっている そして これからの僕らの課題」
先行販売予定です。
http://blog.goo.ne.jp/sunaga-hiroshi-b/e/72ec4ec003d719c4a7b46786c26962ce
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
奈良県吉野郡川上村宮ノ平
「川上総合センター やまぶきホール」にて
開場・pm12:30
開演・pm1:30~講演1時間半
作品販売有り。
入場料・前売り1500円
当日 1800円(中学生以下無料)
「おかあさんがいちばんすきです」著者栗山美和さん(須永博士挿絵)が計画・準備してくださっています。
以上が、今年秋に予定しています講演会と、今年最終のサイン会です。
須永博士が「行きたい!!!」と動いて決まった講演です。
ということで気合充分ですので、お近くの方、行けるところがありそうな方はぜひ、須永博士に会いにいらしてください。
問合せ、申込みは・・・。
須永博士美術館
電話とFAX 0967-46-5847
メール shoko.0428.ss@docomo.ne.jp
sunaga-h-b@hello.odn.ne.jp
(私のアドレスです。ご質問等、お気軽にどうぞ。ご予約もこのメールアドレスで大丈夫です。)
今日は小国町の最大のお祭り「スギトピアばされ祭り」でした。
私は保育園の娘が朝8時半集合でしたので一緒に行ってきました。
小国町内の保育園が集まって、同じ踊りをパレードしました。
息子の小学校は、例年は高学年のみの参加だったのですが、今年は閉校前の最後の一年でもあるので全校児童の参加でした。
子供 二人がパレード参加で、3歳の娘と私と私の母と3人で沿道での見物人になり、
カメラとビデオを手に、元気な踊りを楽しんできました。
須永博士作品館の、大塚フミ子さんも発見!! ←この写真の中にいらっしゃいます。
小国両神社様は、名前に「両」がついているように、珍しいですが二人の神様が祀られているとお聞きしました。「高橋宮」様と、「火の宮」様という神様だそうです。
今年のお祭りでは、上の写真のように巫女さんに扮した方や、神様の衣装を着た人(皆さん、あ、あの人!と分かるところが面白いですね。)
パレードは10:30ごろから12時には終わったので、そのあと、出店でお買い物をして、美術館に戻りました。
主人と交代して、店に立つと、お客様が1組来られ、中に入った何分かあとに・・・。
須永博士が来ました。
昨日届いた「Ring」の見本の本を朝渡しましたので、それを読み、私に返しに来たところでした。(これから本印刷に入ります。来月の11月16日、玉名での講演会に間に合いますように・・・。)
いらっしゃったお客様はビックリ!!
めったに美術館にも須永博士は来ないのに、この瞬間に出逢えたことが、本当に驚かれ、感激されていました。
9月に福岡で放送されたテレビ(本当は須永博士作品館が紹介されたのですけれど)を見て、絶対に来たいと思っていたそうです。
でも、2週間前も先週も、来ようと思ったけれど来られない理由ができて、今日になったそうです。
「千載一隅の出逢いですね。」
と須永博士も言っていましたが、本当にそう思います。
この瞬間でなければ逢えなかったし、先週でも、明日でも逢えなかったのですから。。。
そう、明日は国東半島、国見町での講演会です。
朝6時過ぎに出発し、須永博士美術館も1日お休みさせていただきます。
小国町役場近辺で開催されます。
一時通行止めもありますので注意なさってくださいね。
須永博士作品館のすぐそばにある小国両神社の神事や、奉納相撲、保育園児、小学生、一般のパレードやさまざまな出店(小国町内のいろんなお店が集まって楽しいです。)があり、私も明日は保育園の娘を送り迎えするので行ってきます!
(美術館は主人にお願いします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
今週は講演会の余韻に浸りながらもカレンダーの発送で毎日が過ぎていくような日々でした。
そんな中、明日はちょっと息抜きで、小国の祭り(*^^*)楽しみです!
須永博士もあさっての講演に向けて体調ばっちりです!
今日は玖珠まで一人で買い物に出かけたと言っていました。
私は、今日、斉藤広将くんの本「Ring」の最終確認があり、玉名から斉藤さんのお父さんお母さんが夜来てくださり、先ほど終わりました(*^^*)
一冊の本を作り上げるには、様々な作業があります。
印刷所さんに出してから、早3週間…
やっと本印刷に入れそうです!
ドキドキ******
あとは待つばかりです(^^)v
携帯からご覧の方は、クリックするのが大変かと思います…(((^_^;)
すみません(^-^ゞ
まだ講演が続きますので、内容については、あまり書けませんが、開催にあたり協力してくださった方々、チケットを手に、この日を待っていて下さった皆様に心から感謝しています。
会場は、その場によって飾り方が異なり、須永博士の指示のもと、毎回作り上げています。
そしてその中で、45年間の旅で出逢ってきた素晴らしい人達…
生きる気力、人間の愛情、何かに挑んでゆく大切さ…
いのちをかけた想い…
様々な想いを経験を出逢いを語ります。
聞いて下さった方が、なにかひとつでも生きていくためのヒントになれば…
そんな想いを込めて、19日は大分県国東半島の講演会場へ向かいます。
須永博士が「会いに行きます」と約束したおばあちゃんが待っています(*^^*)
福岡県広川町での講演の様子をご紹介します。
日時 2008年10月13日(月)
午後1時半開演
入場者数 約230名
会場 広川町産業展示会館様にて
ここ広川町は、須永博士が何年も前から行きたかった場所です。
この講演に先頭に立って動いてくださった方との出逢いは、もう何年前になるでしょうか・・・。
その方との約束、「広川に必ず行きます!」
ということが、やっと叶いました。
その思いに賛同してくださり、協力いただいた皆さんの心強い背中が、上の写真です。
しあわせSUN Tシャツを着てお手伝いくださった皆さんです。
(この時はまだ準備の最中でしたので、写っていない方もいらっしゃいますが・・・。)
皆さん、好きな色のTシャツを着ています。
福岡県宗像市での講演会の様子をご紹介します。
日時 2008年10月12日(日)
午後1時開演
入場者数 約200名様
会場 コミュニティーセンター 東郷会館にて
須永博士を、毎年講演に呼んでいただき、公私ともに親しくさせていただいていた、
美容室k&Yさんのある宗像で、講演をしたいとずっと願っていた須永の想いに、k&Yさんの白石さんはじめ、宗像の皆様のご協力によって実現した講演会です。
会館がいっぱいになり、講演が始まってから急いで椅子を増やしたほど、多くの皆様にお越しいただきました。
約1時間の講演はあっという間で、ずっとハンカチで目を押さえている方が多くいらっしゃいました。
須永博士の旅での出逢い、実際にあった話なのですが、本気で生きている、生きてきた人々の話は、何度も聞いている私でもグッとくるものがあります。
同じ話でも、その会場の雰囲気で違って感じてしまうのが不思議です。
講演終了後は、色紙や詩集の販売と、人数制限はありますがサイン会をおこない、その中でもまた、新しい素晴らしい出逢いがいくつも生まれました。
上の写真の男性は、「格闘技をしています。」
とおっしゃっていました。
田中宏茂さんという方です。
試合で最近負けてしまいました。
という田中さんに詩を書きました。
「宏茂 格闘とは 負けることからはじまる
本物になるためには 負けた悔しさをみかえすことだ
それなくして自分を鍛えられぬ
宏茂 徹底的にやれ
自分を最強の人間にせよ」
という詩です。
柔道の九州チャンピオンの方、
警察官の男気あふれる方、
小学生のときから大ファンでしたという素敵な女性、
今、人生の中で一番苦しいときである方、
兄弟が病と闘っている方・・。
須永博士も、まだまだ自分が出来ることを、出逢った人のためにしていかなければと強く誓った日になりました。
会場の片付けが終わり、会館の外で記念写真を撮影しました。
コミュ二ティーセンター東郷会館の方も、準備に協力してくださり、撮影の時には、一緒に入ってくださいました。(須永博士の左側の男性です。)
準備から片づけまで、とても気持ちよくスムーズに出来、講演会も皆さんにたくさんの感想を頂きました。
感想文は須永博士が大切に持ち帰りました。
宗像の皆様、本当にありがとうございました。
(写真は、今日用があり出かけた帰りの阿蘇の月)
ほとんど街灯の無いこの辺りが今日は月明かりで照らされています。
昨日夜広川町から約二時間、小国まで帰りました。
須永博士も皆さんにお力を借りて講演会を成功できた充実した気持ちでいっぱいでした。「感想文を夜中も読み、みんな本当に大変な状況、人生の中で講演を聞きに来てくれたんだなあ」
とつぶやき、来てくださった皆さんに感謝すると共に、まだまだ頑張らなければ!と改めて思っていた様子でした。
今朝も7時過ぎに、車に積んだ荷物で必要なものがあると、とりに来ました。
元気いっぱいでしたよ(*^^*)
2日間の様子はまた明日、写真も合わせて書きたいと思います。