皆様おはようございます。
今朝の読売新聞に福島県の避難指示が出ている区域で、一部区域を除き、遅くても2017年春までに避難指示を解除するという政府方針が報じられていました。
私は、これまで福島でお手伝いをさせていただく機会がありました。住まなくなっている家が傷んでしまったり、他の土地で仕事についてしまったり、いろいろ問題があって住民の方々が早く戻れるようになることが一刻も早く実現してほしいと願っていました。時間が経過するほど地元に戻ることが難しくなってしまうと感じたからです。
除染などの対応を非難するという気持ちはありません。ただ率直にこのニュースは、少しの希望とともに、遅くなってしまってしまったな、現地の方々にに申し訳ない、と思います。
実際にこの期日までに帰れるとなったとしても、そこから昔の暮らしを取り戻すまでには、また問題が多いと思います。ロボット生産の工業を集積するという話題を聞いたこともあります。しかし、すべての人がそのような仕事につくわけではありません。農業をまたしたい、お店をもとの場所でしたい、そういった人もまた作物が作れる状態になるのか、人が戻ってお客さんが昔のように来るのか、そういうことが解決していかないといけないわけです。
とにかく、人が戻れるようになってやっと復興がスタートする、と思います。これからも微力ですが応援していきたいです。
福島でお手伝いをしていると、「八千代おこし」というお菓子の缶を入れ物にしているのを、本当によく目にしました。このお菓子は茨城県の高萩市にある永寿堂さんのお菓子です。
私の母も実家が茨城県です。帰省の際によくこのお菓子をもらってきました。そして、食べ終わった後の缶が良い入れ物になるのでよく使っていました。
福島の人もやっぱり入れ物にして使っているんだ、と親近感を覚えました。
今は、困難な時期ですが、復興して、このお菓子の名前のように「八千代」に続くことを信じています。
今日は避難指示解除のニュースと浜通りの銘菓についてお話ししました。
それでは、皆様お気をつけてお出かけください。