皆様おはようございます。
昨日、今日と、読売新聞に機能性表示食品制度の記事が出ています。
この制度は、健康効果のある食品を、既存のトクホ制度よりも短期間で商品化することができるという制度です。
研究論文の届け出のみで、受理されると売ることができます。
この制度を使った商品がいろいろでているようです。私も店頭で、ファイトケミカルが5倍含まれているブロッコリーなるものを見つけました。
このファイトケミカルは、体に必須ではないけれども病気の予防効果があるといわれている物質の総称です。お値段はその時500円位でした。普通のブロッコリーが250円くらいとすると、栄養価の点だけ見ると少しお得ととらえることもできます。
健康に気を付けている方には、ひとつの目安になる制度ですね。
ただ、ちょっと気になることがあって、この制度の製品や、消費者庁のHPで調べてみても研究の論文の出所等のリンクがありません。機能についてだけしか知ることができません。この辺は、消費者庁の審査を通っているので大丈夫だと思います。けれど、万が一にもいかがわしいと言ってはなんですが、効果の乏しいものなどが出回ってしまわないためにも、そのあたりを改善して頂けると嬉しいなと思います。
研究内容や論文の報告がされたか等、判断に必要なことは、消費者も共有したいですね。
今日は、今年登場した機能性表示食品についてお話ししました。
それでは、皆様お気をつけてお出かけください。