鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

復興水田の相談を受けての雑感

2013-05-06 21:13:21 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日で連休も終わりですねぇ。  充実した連休に成りましたか?  私は連休関係なく、田圃へ水を引いたり、野菜の定植準備でした。  農家の子弟から東日本大震災復興事業で田圃に表土を剥いで、替わりに山砂が入れた田圃の稲作りを相談受けました。  土壌構造上は水持ちが悪くなる事、代掻きから植え付けまで早くやらないと植えずらくなる事、肥料持ちが悪いこと。  美味しさが今までより落ちること等お話しました。  それらを知った上で栽培方法を替えなければならない事を伝えました。  難しい田圃に変身させたのです。  塩害処理・瓦礫処理と称して表土を持ちだし、効率を良くしようと必要以上に大型機械で処理してしまいました。  何百年もかけて培った表土が一瞬にして失う羽目になったのです。  ごく一部の方はそのままにして貰い、自分で瓦礫処理をした方もおりました。  周りからは白い目で見られたという話も聞こえてきます。  自分の田畑を・財産を守ろうとするのにも、周りに気兼ねしなければならない農村社会です。  公の農業機関は効率という数字を追うことで、肝心の物を失う事を知りません。  TPPも農民に消費者に伝え切らないうちに国民不在で進んでいます。  国土の広さが決まっています。  輸出出来る範囲は微々たるものです。  日本人は輸入品を食べて、日本の農産物を輸出すれば利ザヤが生まれる妙案??かもしれません。 

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里芋・ナス床作り  ずぼら農法

2013-05-05 22:08:31 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

001  里芋とナスの定植床作りです。  堆肥の上下に卵ボカシで印を付けてトラクターで往復耕しました。  30㎝ほどにEMボカシ・卵ボカシ堆肥がまんべんなく混ぜこんでいます。

002

 仕上がった定植畦 

かまぼこ状の畦に灌水チューブを敷設し、黒マルチで被覆して出来上がりです。  里芋は丸棒で深く穴を開け、逆さに植え付けます。  ナスは60㎝間隔に定植し10月まで収穫出来るように管理していきます。  若い頃は、穴を掘り堆肥を入れてナスを植えていましたが、最近、簡易な方法で品質・収量とも遜色ない収穫が出来ています。  年齢とともに無駄の無い作物の気持ちをくみ取る栽培法で乗り切っています。  本当はずぼらな農法に向かっています。

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トマト定植  鈴木流農法

2013-05-04 20:23:19 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日はトマトの定植をしました。001   桃太郎ファイトという品種です。  寝せて植えてます。  苗が幼い為か花芽が確認できません。  花芽を外側に向けて植えると通路側にトマトが成りますので、収穫が簡単になります。   葉の数であてずっぽうに植えました。   どうなるのかは判りません。  全部内向きに成るか、そっぽ向かれるか、通路側に成ってくれれば成功です。

 妻は里芋とナス定植の畑に堆肥をトラックで運んでくれています。   明日は定植床作りです。  里芋は水分を多く必要ですので、ビニールハウスの隣です。  ハウスの雨も里芋に流れ込んでほしいための苦肉の策です。  作物の特性を考えた鈴木流農法です。

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ハウスと露地のホーレン草   奮い立つ生産意欲

2013-05-03 22:55:24 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は膝が痛いので、ニラ作りです。  腰かけて作る為に膝に負担かからず快適な仕事でした。  夕方野菜売りは、野菜の種類が少なくさびしい販売でした。  ハウスと露地のホーレン草を販売して、消費者も露地の良さを知っていて露地物が早く完売しました。003_2   左がハウス物で、右が露地のホーレン草です。  根元の赤い部分が特に甘い所です。  見かけはハウス物の方が柔らかで見かけが良いのですが、露地物は力強さが見られますが風雪にさらされたので葉先が痛んでいます。  寒さに耐える為に糖分をため込んで甘くなるのです。

 昨日、初取引でお米を配達した森山さんからとても美味しかったと感謝の電話を戴きました。  商取引の中で、お礼のお言葉を戴けるのは何事にも替えられない喜びです。  このような事が、もっと美味しく、もっと安全なものを生産しなくちぁと思えるのです。  ほんの少しの野菜も美味しかったと喜ばれ、「比べてみてください」の言葉添えが良かったのかなぁ・・・  などと気を良くしています。  最終目標は食べて感動するお米や野菜・味噌などを生産することです。  率直なご意見が生産意欲になり、安心安全に繋がるのですから、消費者の方も生産農家に声を発して激励叱咤をかけてください。  これが回り回って健康に繋がる仕組みです。

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石材確認・決定   枝豆・手無しインゲン播種

2013-05-02 22:03:46 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は菊平石材店に出向いて、石碑の石材を確認してきました。001   大震災で展示していた石材が傷ついたものを削りなおして石碑にしてくれることになりました。  黒御影石です。  工場も今になって震災の被害が出て、水道が破損しているようで、また捨てなければならない石が多くて手が回らないとぼやいていました。  重くて硬いものだけ扱っている石材店で、傷ついた石材の山で広場を狭くし、帰りは事務員の女性に誘導して貰いバックで帰りました。  7月一杯の工期で進めて貰います。

 枝豆、手無しインゲンを播きました。  ほんの少しづつ播種して収穫時期をずらします。  枝豆はずらして播種しても、品種によって同じになったり、なかなか計画通りにいきません。  枝豆の食べごろが短いので、消費者に美味しいと言わせるのが難しいのです。  化学肥料を使わずに育て、適期収穫と鮮度保持がうま味を左右します。

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