こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は恩師に育てて貰っていたトマトの苗を川崎町まで戴きにあがりました。 若かりし頃の農学寮の恩師・真壁先生です。 野菜の先生で温床の踏み込み(藁、落ち葉で自然発酵)から用土の準備、育苗法を教わったものです。 藁や落ち葉に米糠を振りかけ、糞尿をかけて水分を確認しながら踏みこんで、自然発酵熱を利用して冬場でも苗を育てました。 糞尿をかけ過ぎると発熱が遅く、少ないと急に発熱といった難しい温床作りでした。 育苗期間長く温度を保つのは満遍なく踏み込むのと、藁や落ち葉の割合が左右するのでした。 今は電熱線で暖を取り簡単になりました。
トマト苗は4~5日養生して、気候風土に慣らしてハウスに定植します。 丁寧に割り箸を支柱にして折れないようにしてくれていました。 タキイの桃太郎ファイトという品種です。