こんばんわ 鈴木有機農園です。
今年初めて5時にすべて仕事が終わりました。 息子が4台自家用車を洗ってくれたお陰です。 私は自分の部屋の大掃除でした。 どうしても作業倉庫などが優先になります。
今年も出会いの多い年になりました。 1月末にスイスのローランド氏がEMでの復興の実態を視察に来たり、EMボカシ肥料作りの講習会も数回開き、エコファーマーフェアや万葉まつりでの販売でEM農法の普及活動と補助的な役割を担ってくれる万田酵素、ステビアの活用法などの普及に奔走した年でした。 巷では偽とかまがい物の様に扱われることもあるEM微生物ですが、どんな微生物であれ科学物質では真似も出来ない自然界の営みの中のできごとなのです。 私なりに今まで汚染してきた化学物質の害も浄化を辿っているのが体験しています。 水稲栽培でいうなら、ササニシキとコシヒカリが両横綱と言われ続けた昭和30年代から、平成5年の大冷害から幻のように消えたササニシキは冷夏に弱いと敬遠され、今は宮城では6%と細々と栽培され幻のお米になってしまいました。 高度成長がうたわれて化学肥料一辺倒の農業に突き進んだ結果のつけです。 大きな間違いで冷害に弱い訳でも倒伏に弱い訳でもなく、化学物質に弱い現代の子供たちのような感じです。 EM農法を取り入れて20数年倒伏病気に振り回されずに栽培できたの微生物のお陰です。 50年前を考えてみてください。 農家で家畜を飼い堆肥を散布していた頃は堆肥の微生物が上手に働いてくれて極端な減収を免れていたのです。 平成5年のような1~2俵の収穫量はなかったはずです。 こんな気づきも何かしら役に立つかもしれません。
少しでも健康生活に貢献したい気持ちから生産者へブログで呼びかけ、消費者にも生産現場を知ってもらい勉強してほしい一念から、平成21年12月14日から毎日ブログを発信、今日で2573回になってしまいました。 消費者の理解と支えに感謝いたします。 講習会に参加して頂きました皆様、講師で協力して頂きました小林さん安斎さん・メルマガで発信してくれた出口さん、小野田さん、早稲田大学の早田教、震災当時から支援頂いたボランテァの皆様、数えきれない皆様にお世話になった一年でした。 一年を振り返っての想いを綴ってみました。 良いお年をお迎えください。
今から菩提寺の專能寺へ除夜の鐘を突きに親父と行ってきます。 世界平和と関りのあった皆様のご多幸を祈ってきます。