鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

籾摺り準備   お米事情

2010-11-30 21:32:39 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 「ひとめぼれ」の玄米が少なくなりました。  残っているのは、大口の割烹1回分です。  雨でも降ったら籾摺りと思っていましたが間に合いませんでした。  今日の新聞では、コメ離れで、米生産目標795万トンになっています。  それに伴って減反面積が割り当てになります。  現在の減反割合は35%ですから、皆目、見当付きません。  そんな状態でも外国から輸入せざるを得ない矛盾が、農業の衰退に拍車をかけています。  減反の為にお得意様にご迷惑をかける事ができませんので、田圃を増やすか仲間を募るか、鈴木有機農園の農法を広めていかねばなりません。  小規模での法人化も視野に入れて熟慮中です。  

 そんな時、集落営農組織等経営向上研修会の案内が届きました。  それによりますと、平成21年度までに464の組織があるそうです。 米価格の低下等により一律、厳しい経営になっているとのことです。  案内状では「今後とも維持発展していくため、園芸作物の導入や加工部門、直売への取組等により、経営の多角化・高度化や法人化を目指していく必要があります。」  その為の研修会です。  認定農家当てに来ていますので、実行組合長を誘って参加しようかと考えています。

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京都からみかん  隠れた歓び

2010-11-29 19:32:27 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 遠刈田温泉より、午後1時過ぎに帰宅しました。  各種団体の役員さんで、23名の団体慰安旅行でした。  帰り、こけし館と蔵王酪農センターへ寄り、チーズを試食させてもらい、土産にチーズとチーズケーキを買ってきました。  のんびりとしたくつろぎの時間を持て、癒しになりました。

 また、京都北区紫竹牛若町の佐藤良子さんより、たくさんのみかんを贈られました。  

003 京都のお得意様からの贈り物

10月19日にお米と里芋、曲がり葱を送らせて頂いた方で、以前にもムースケースや京菓子を頂いております。  お米、野菜を媒体にお得意様と農家が繋がりを持てるのですから、収支計算だけでは無い歓びが生産意欲を奮い立たせてくれてます。  直販によって、お客様の生の声で評価されたり、激励されたり直販の隠れた歓びです。

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堆肥散布

2010-11-28 13:37:03 | インポート

こんにちわ  鈴木有機農園です。

 昨日から堆肥散布でしたが、完熟たい肥が底をついてしまいました。

002 空になった堆肥ヤード

 1.4ha散布しました。  今年中に0.7ha分堆肥が必要です。  今年中に何とかなるでしょう。  残りは、来年減反が1ha、今年減反で大豆を作っていましたので、堆肥は入れる必要がありません。  減反後は、肥料代も少なくて済みますが、どれ位肥料分が残っているのかが判らず、難しくなります。  

 午後から地区の3団体の協議会で遠刈田温泉に行ってまいります。    

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堆肥散布   スタブルカルチ実演

2010-11-27 19:48:16 | インポート

こんばんわ  鈴木有機農園です。

 今日は堆肥散布です。  10a当たり、1.2トン位を目安に散布しています。今では、堆肥散布をしているのは、わが農園だけになりました。  40年前までは、馬や牛などの家畜を飼い、堆肥を作って、足りない分は、藁を押し切り等でこまく刻み、積み重ねた上から糞尿を掛けて、定期的に切り返しながら堆肥を作って田畑に入れていました。  今は、手間暇をかけるほどの米価でも無いためか、化学肥料に置き換えられてしまいました。

006 堆肥散布機(マニアスプレッター)

 土壌を浄化する働きのある堆肥なんです。  もっともっと有効活用すべきなんですが農業で食っていけない為に疎かになっています。  そのつけは消費者に回っていることを気付いてほしいと思います。

008 スタブルカルチ

 堆肥散布後に、スタブルカルチで耕転しました。  16㎝に起こしました。  荒起こしの為空気が深く入り、乾土効果があります。  トラクターとセットで借りましたが、粘土質の土壌ではちょっと馬力が足りないようです。

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黒柿と東北194号

2010-11-26 22:57:18 | インポート

こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は4時から野菜売りです。  日増しに日が暮れるのが早くなり、4時半にはライトを付けての販売でした。  野菜も米も全部完売しました。  寿司屋の親方より、珍しい黒い柿があるからと電話があり、貰ってきました。  名古屋で手に入れたそうです。  私の知っている黒柿は、サクランボ位の渋柿しか知りません。  桃のように尖がった形の柿でした。  私に蒔いて柿の木にしてほしかったのです。  私も物好きですので、安受けして蒔いて見る事にしました。  うまく行って8年後に黒柿が成るはずです。

001 黒柿と試食米

 もうひとつは、新品種の「東北194号」の試食米を頂きました。  「ササニシキ」を母に、「ひとめぼれ」を父にとして生まれた、現在、試験栽培中のお米です。  明日、試食してみようかと思います。  古川農業試験場で作り上げた品種ですから美味しいと思います。  農家に普及するには、冷害に強く、美味しさと、作り易さと多収を兼ね揃えなければなりません。  米余りと、農家の高齢化の時代に普及させるのにも至難の技になりつつあります。  「ひとめぼれ」は、平成5年の冷害で爆発的に「ササニシキ」から、冷害に強い「ひとめぼれ」に入れ替わった経緯がありました。  

  

    

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