昨日、奈良高山の茶筅職・久保さんから青竹製の茶筅・茶杓・ふた置き・花入れがおくられました。 11月のお茶会につかった茶筅茶杓も久保さんに贈られたものでした。 じっくり茶筅に見とれ、製作している久保夫妻に想い耽りました。 まさに芸術品です。 久保さん曰く、「消耗品で一回きりで捨てて貰えばいいんですが…」 に、私が「使い捨てにするように広めます。」で、「茶筅組合から表彰されるかもしれませんねぇ。」 等とたわいない話で久保さんと今年最後の絆を深め合いました。 久保ご夫妻様にお礼と感謝を申し上げます。
今年も出会いと再会の多い年でした。 農業で身を立てたい、菜園をしたい等、向上心大勢な方ばかりでした。 一緒に働き、農業の置かれている現状と独自の開拓精神を語るうち、彼・彼女からも学ばせていただくことが多くありました。 各種イベントや万葉まつり・エコファーマー祭り等の出店などにもボランテァで駆けつけてくれ、意図する以上の出来に仕上げてくれたり、善循環の和が大きくなりました。 農業の理解と振興にになえたと自負しています。 地区では地盤整備が急ピッチで進められています。 90アールとか60アールとか大型圃場を勧め、さも経営内容、懐具合まで良くなったような錯覚を味あわせています。 方や3年前に大型法人を夢見てはじめ、夢幻になり、補助金目当ての大型農業にひずみが現れ始まっています。 踊らされるのは阿波踊りだけで・・・と思うこのごろです。 今、農業を支えているのは高齢者なんだと認識して掛からねば、消費者も農業従事者も農政を扱う人も大きな痛手を負うかも知れません。 若手が就農できる環境があれば安泰なんですが… なんとなく愚痴になってしまいました。 来年は一歩前に進みましょう。 じっくり見据えましょう。 これからブログの目次を印字、バインダーに綴じてブログ納めです。 良い年を迎えられますように、あと3時間ちょっとで新年です。