しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

社会保障とは何ぞや?

2011-02-08 00:10:20 | 主張
このところ仕事がヒマになっていたので

健康保険の継続の手続きで走り廻りました。

12月24日の「健保難民になりそう」で書いた事なんですが

年金問題と同じように健康保険組合も各所で財政難に喘いでます。

私は法人の事業主。

早い話、父から譲り受けた会社の社長なんですが(社員がいないw)

役所を廻る時には役所言葉を覚えておきましょうね!

本来は社会保険(社保)なのに国民健康保険(国保)に加入しております。

建設現場で働く職人の組合、国保土建組合。

江戸川支部だけでも組合員は1万人を超えてます。

絶えず拡大運動で若い職人さんが加入して

国保組合としては財務的にも健全な運営だったと思う。

共産党がバックアップしてくれて

厚生労働省から多額の補助金を受けておりますが…

注:どこの健保も補助金無しでは成り立ちません。


会計検査院の厳しい審査により国保土建組合員は3割減!

比較的健全な運営をしている国保組合から

組合員を本来の社保に移行させる。

これが民主党の長妻元厚生労働大臣の仕事なのか?

正直がっかりした…


法務局で会社の登記簿謄本を取って

会社の事業の目的欄に建築・土木工事の請負と記載されていたから

就業実態調査票に職種:大工と記入してもらい(土建事務所で)

江戸川年金事務所で1時間くらい折衝してみたが却下されたwww

江戸川年金事務所(旧社会保険事務所)内にある協会けんぽに移行だ。

各都道府県で管理する協会けんぽはいずれ破たんすると噂されている。

年金と健保は同じ所が管轄なので問題が多いのです!


売り上げ減で年収を400万円台に抑えた私の社会保障の内訳です。

健康保険料\38,952(月額)。厚生年金料\57,808(月額)。

収入の4分の1が社会保障費に喰われてしまいます。

正直、これほど高い健保なら未加入でも良いかな?とさえ思ってしまう。

年額\467,424なんて医療費を使わないですから。

動物病院は保険がありませんからねぇ。。。


これを公務員の給料の基準にしている日本人の平均年収600万円だと

健康保険料\54,100(月額)。厚生年金料\80,290(月額)。

すごい数字になりますよね。

基本的に会社が半分負担する前提でこの料率が考えられています。

赤字続きの会社ではこの負担がきつい

そして従業員に対しても同じ料率の健保と年金が適用されます。

正社員を雇用すると給料の他にこの健保と年金の半分負担があるから

派遣社員やらアルバイトとしての雇用が多くなるのです。

菅総理は雇用の創出を言っておりますが…何にも分かってねぇぞ!


年金事務所で担当者との会話の中で

「私はこの社保に入らなくてはならないのですか?強制ですか?」

「いえ。強制では無く任意加入ですよ」

「でも自分が希望する健保組合に留まる事が出来ないじゃぁ無いですか!」

苦虫を噛むような気持ちでの押し問答が続いたまま帰りました。

正直私が加入したいのは公務員が加入する組合です。

半分を税金で負担して絶対に破たんしない組合はあそこだけです!

せめて社保庁と年金事務所で働く職員だけでも

国保と国民年金に移動させるべきではなかろうか?

国民が受給する年金システムを破たんさせながら

公務員である自分達は共済年金をもらえる。

滅私奉公から遠くかけ離れた役人天国の日本だと思う。



長文になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

恥を忍んで私の低い年収を例に実数を使って説明したつもりです。

健保と年金のシステムは一向に改善されておりません。

民主党政権でこれがより一層、分かりにくくなっていると思います。

尚、以前は私の会社でも社会保険労務士に毎月\15,000程度支払い

任せっきりだった分野を自分で動く事で勉強になりました。







コメント (8)
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