しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

被災地に消防車を届けたい

2012-04-11 08:11:10 | ボランティア
私は地元の消防団の活動資金を集める組織の会計です。

平成23年度の会費の徴収も済みこれからまとめる作業に入る。

ちゃんと材木屋の仕事をしているの?と疑問を持たれるでしょうが

仕事の合間にコツコツやっているからご心配なく(笑)

町内の自営業者から毎年寄付を集め、活動資金を差し引いた

余剰金を基金として積み立てております。

がっ、昨今の不況下で会費も集まりにくく基金を取り崩して

なんとかやりくりしているのが現状なのですwww

この基金を貯めている目的はずばり消防車の買い替えです。



地元消防団が所有するこの消防車は購入してから17年が経過した。

ガソリンエンジンのトラックがベースなので長い間乗れましたが

もうそろそろ排ガス規制に引っ掛かり車検が受けられなくなる。

ここ江戸川区は特定地域内で最も厳しい規制があります。

いずれは新車に買い替えなくてはなりません。

そのことについて消防団員で話し合うと消防車そのものを手放すという

マイナスの方向に意見がまとまりそうだと耳にした。

そんな時代状況なのかもしれませんwww

消防団の活動費の中から車の維持費を削減すれば楽になるのは確かです。

火災現場には消防ポンプを積んだリアカーで出動か?

それでは毎年の寄付金も集まらなくなるでしょうねぇ。。。


消防団ОBで町会副会長さんが「今、買い替えないとダメだ!」

と、言いだしっぺになってくれた。

どうりで「早く会計をまとめろ!」と言ってたのは

そのへんの計画があるからなのでしょう。

「お金はあるのか?」なんて二の次です。

まずは「消防車を買い替えよう!」そんな機運を作り出すことなのですね。


実は私も昨年、ボランティアで南三陸町に行った時に

国道脇に津波で流された消防車を見ている。

多くの消防団員が犠牲になっているし消防車も失っている。

そうだ!地元の消防車を買い替えて、現在の消防車を被災地に送ろう

そうなれば寄付も集めやすくなる。

我ながら良いアイデアだと思ってましたが一人ではどうにもなりませんでした。

自分の会社のトラックを買い替えるなら財布と相談すれば直ぐに叶う。

町会でとなれば数千人の様々な意見が出て、潰される事も多い。


ピンチがチャンスになるかも知れない。

災い転じて福となすかも知れない。

一町会の消防車の買い替えは

停滞する震災からの復興へのヒントとなるかも知れない。









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