安藤サクラの演技力に魅せられた

ネットで無料映画を観ました。

映画のタイトルは０．５ミリ（多分、コンドームの厚さかな？）

監督脚本が安藤桃子（実姉）

エグゼクティブプロデューサーに奥田瑛二（実父）

フードプロデューサーに安藤和津（実母）

出演者に柄本明（義父）角替和枝（義母）とファミリーで作り上げているが

津川雅彦や草笛光子等の名優の演技も光るし吉本興業のアホの坂田もいい味を出している。

私は最近の邦画は細かい説明的な演技が嫌いであまり観なくなりました。

その点、安藤サクラは演技力があり台詞が無くても伝わってくるものがあります。

 

介護と性の問題に切り込み物語が展開してゆくがある日を境に介護施設をクビになり

行き当たりばったりで困っている高齢者に接近して居候してしまう

お節介な介護士の役どころがはまり役です。

フーテンの寅さんの女性版？(笑)

あまり美人とは言えずさっぱりとした中にもエロスが漂う不思議さがありますね。

本音を見せない高齢男性の心の中に忍び込む処世術に長けているし

介護の技術も上手で料理も上手なこんな女性が現れたら結婚したくなるかも？

と思わせてくれる映画です。