高1の夏休みにこの音楽に出会った。
Iron Maiden - Prowler (with lyrics)
中学を卒業とともにベースギターを買ってバンドを組むのが夢だったのに
当時はギターリストばかりが脚光を浴びベースは地味な存在に甘んじていた。
ハードロックが進化してヘヴィーメタルが盛り上がる時代に
登場したIron-Maidenの個性には圧倒された。
スピーディーだが単調なメタルの中にあって曲の展開が素晴らしく
スティーブハリスのベースがメロディーにもリズムにも積極的に参加する演奏スタイルに
度肝を抜かれたのを忘れないでいる。
それほどこのバンドに出会った衝撃は強烈だった。
かといってベースだけが目立っているわけではなく
ギターと絡むユニゾンプレイも他のバンドには無い大きな魅力だった。
メンバー全員の演奏技術のみならずバンドとしての演奏も難しくて個人練習よりも
スタジオでの音合わせに多くの時間を費やした程。
ビートルズやディープパープル、そしてアイアンメイデンによって私の音楽観が作られたのです。