【AFP=時事】米国務省のネッド・プライス報道官は4月30日、新型コロナウイルス対策で台湾が成果を挙げていることを指摘し、世界保健機関の最高意思決定機関である世界保健総会に中国の反対を押し切って台湾を出席させるよう改めて呼び掛けた。WHOの年次総会、WHAはスイスのジュネーブで今月24日から開催される。

 プライス氏はツイッターへの投稿で、「台湾は、新型コロナウイルスの見事な制御と個人防護具の寄付によって、世界の健康に大きく貢献している」と主張。「台湾には、この感染症との闘いに関する世界有数の専門家がそろっており、私たちは世界保健総会で台湾の話を聞く必要がある」と続けた。

 ジョー・バイデン政権は、以前から台湾支持を打ち出している。 【翻訳編集】AFPBB News