被災地支援をしながらどこかに怒りをぶつけているだけのような気がします。
地震や津波で家を失った人の側に立って考えているのだろうか?
家を再建築するお金はあるか?
仕事はどうするか?
直ぐに答えは出せないと思う。
野口氏が関わっているのはあくまでも災害時の支援であって
これから始まるのは被災者の生活の再建が関わって来るのです。
私の初めてのボランティア活動が避難所の引っ越し作業です。
南三陸町の高台に建つ志津川小学校体育館には150名の被災者が生活をしてましたが
震災から2か月、学校を再開する為に被災者は他の場所に移動します。(志津川中学校)
各教室には支援物資が備蓄されてそれもすべて運びました。
全国から小型トラックで駆け付けた10人程のボランティアで半日で終わらせてます。
現場で指示してくれたのは校長先生です。
被害が大きすぎて役場の職員さんは誰も来ずとも校長先生が学校を再開する為に奮闘してました。
住民に避難を呼びかけながら津波被害に遭い犠牲になった女性職員さんが居た町です。
校庭には仮設住宅の建設も始まってます。
被災地には仮設住宅を建設する土地がありません。
再開する小学校は電気も水道も復旧してません。
皆さん小さな一歩を踏み出すために歯を食いしばって頑張ってました。
野口氏の言う「国家としての敗北」とは何の事を指すのでしょう?
震災から2か月 避難所が閉鎖されて被災者が追い出されたのですか?
被災者一人一人の要望に100%応じることなんて不可能です。
避難所は仮設住宅ができるまでの繋ぎ
仮設住宅は再建した自宅や公営住宅に入居するまでの繋ぎです。
NHKお昼のニュースでも金沢放送局からの放送が終了しました。(周辺地域のみの放送)
能登地震の事は少しずつ忘れられてしまうのでしょう。
野口氏の役割もそろそろ終わりに近づいてます。
野口健さん【能登半島地震】「避難所から車中泊へと逆戻り」被災者の苦境に強く批判「国家としての敗北」
配信
アルピニストの野口健さんが、自身が率いる「ピークエイド」による能登半島地震の被災地支援に際して、被災者の方々の苦境に直面。SNSを通じて強い批判を表明しています。 【写真を見る】野口健さん【能登半島地震】「避難所から車中泊へと逆戻り」被災者の苦境に強く批判「国家としての敗北」 野口さんは4日に「ピークエイドは今日も被災地に寝袋(52個)を配送致しました。」と書き出し、段ボール箱で多くの寝袋を搬入する写真を投稿。「避難所から在宅避難、車中泊へと逆戻りされる方々」にも寝袋を渡したとして「災害発生から2ヶ月が過ぎても、今だに変わらない」「何週間も何週間も寝袋を待ち続ける人々の姿。」と綴り「この現実を知るべき。そして最後にすべきだと。」と訴えています。 この投稿の前には、道の脇に瓦礫が寄せられただけの被災地の写真とともに「避難所から在宅避難、車中泊避難に逆戻りされるケースが大半。」と投稿。"避難所は仮設住宅ができるまでの繋ぎ" という前提が崩れてはいないかと危惧しつつ「仮にその大前提が崩れ去るようなことがあれば国家としての敗北を意味する。」と強く批判しています。 被災者の方々から「今だに敷き布団がなくダンボール1枚に毛布1枚で寝ています。」という訴えが寄せられたときに「『この国は果たして本当に先進国なのか』と強く感じた」と野口さんは振り返り、「支援の輪がまだまだ、まだまだ必要です。」と呼びかけています。 【担当:芸能情報ステーション】
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