訪問看護って、何してくれるの??
訪問看護って、高いのね。
初回訪問で、よく聞く言葉です。
何をするかは、患者さんの状態やご要望によってご説明しますが、費用はすみません。
国が決めた医療費などで、お許しいただくしかありません。
特に、40歳前の末期癌の方は、3割負担が重くのしかかります。
ただでさえ、治療に多額のお金を払った後での在宅療養。
厳しいことは、よく分ります。
その上、免疫療法に数百万とか、健康食品に月10万とか、お金は湯水のように出て行ってしまいます。
デュロテップパッチも高いです。
それでも、入院しているより安いとおもいます・・・
(がん保険にいっぱい入っていた方は、入院の方がお金が下りる方もいますが・・)
緩和ケアの場合、在宅支援診療所が入っていると、月2回で8000円程度になると思うのですが、先生によって交通費なども違うので、一概には言えません。
頻繁な往診になれば、それだけ費用はかかります。
訪問看護も、3割の場合付きの始めは交通費込みで4000円前後、二回目からは2000円前後となりますし、それに緊急対応加算や、特別管理加算(医療機器装着など)情報提供料や、緊急訪問加算など、少しずつ加算がるので、毎週1回の訪問で月12000円位にはなります。
これに夜中に緊急訪問したりすれば、さらに時間外の訪問料金も加わります。
私たちだって、心苦しいですよ。そりゃあ・・
でも、それに見合うだけの看護を提供しているとも思っています。
それに、訪問看護は、限度額申請をされていれば、その対象になりますので、一度は支払って頂くけれど、医療費と合算して限度額を超えた分は、あとから帰ってくるんです。
そんな説明まで一生懸命しても、わかってもらえない時もあります。
昨日、緩和ケア研究会の真っ最中、ある患者さんのご家族から緊急電話が。
「今週も来週も、IVHからの点滴しないことになったので、訪問看護もキャンセルします。」という電話。
先週もキャンセルでした。
でも、緊急電話はかかってきます。
そして、「来なくていいから、電話でアドバイスしてください。」と言われます。
「先週もキャンセルでしたよね。そして、来週もさ来週もキャンセルになったら、緊急対応で状態もわからないで、何をアドバイスすればいいんですか?
訪問看護師は、患者さんの状態や、今なにが問題なのかをきちんと把握したうえで、アドバイスや緊急時の対応をしているんですよ。」
と、お話しました。
するとご家族は、「え、それじゃあ先生が見えたときに、状態を聞いてメモしておきます。それでいいですか?」って。
「先生には、先生の見るべきところがあります、看護師は看護として見るべきところと、するべきことがあります。役割は違うんですよ。
もし、高額で経済的に負担ということであれば、せめて隔週は見せてください。
今、この時落ち着いているように見えても、状態は深刻だし、いつまた苦しくなるかもわからない状態であることは、先生からも聞いていますよね?」
そんな会話をして、結局シルバーウィーク前には、一度訪問させて頂くこととなりましたが・・・
小澤先生が、以前言われていたことを思い出しました。
「思いに沿うことを大切にしている。しかし、私達はただの便利屋ではないんです。」
本当にそう思います。
緊急に泣きながら電話があれば、いつでも飛んでいき、その時はとても喜んで「安心しました。楽になりました」と言われていたのに、訪問料金の支払いには「えー!こんなに高いの?!」との言葉。
電話にも何度も丁寧にお話をしました。
なんだか、ガッカリしてしまいます。
一生懸命なんとか穏やかにと頑張っても、金額でしか判断してもらえない時がある。
訪問看護は、便利屋さんではありません。
夜中に、いつでも必要なときだけ呼びつけて、後は電話で済ませるものではありません。
プロとしての責任を持って患者さんを看ています。
高いととるか、安いと取るか・・・
如何でしょうか?
訪問看護って、高いのね。
初回訪問で、よく聞く言葉です。
何をするかは、患者さんの状態やご要望によってご説明しますが、費用はすみません。
国が決めた医療費などで、お許しいただくしかありません。
特に、40歳前の末期癌の方は、3割負担が重くのしかかります。
ただでさえ、治療に多額のお金を払った後での在宅療養。
厳しいことは、よく分ります。
その上、免疫療法に数百万とか、健康食品に月10万とか、お金は湯水のように出て行ってしまいます。
デュロテップパッチも高いです。
それでも、入院しているより安いとおもいます・・・
(がん保険にいっぱい入っていた方は、入院の方がお金が下りる方もいますが・・)
緩和ケアの場合、在宅支援診療所が入っていると、月2回で8000円程度になると思うのですが、先生によって交通費なども違うので、一概には言えません。
頻繁な往診になれば、それだけ費用はかかります。
訪問看護も、3割の場合付きの始めは交通費込みで4000円前後、二回目からは2000円前後となりますし、それに緊急対応加算や、特別管理加算(医療機器装着など)情報提供料や、緊急訪問加算など、少しずつ加算がるので、毎週1回の訪問で月12000円位にはなります。
これに夜中に緊急訪問したりすれば、さらに時間外の訪問料金も加わります。
私たちだって、心苦しいですよ。そりゃあ・・
でも、それに見合うだけの看護を提供しているとも思っています。
それに、訪問看護は、限度額申請をされていれば、その対象になりますので、一度は支払って頂くけれど、医療費と合算して限度額を超えた分は、あとから帰ってくるんです。
そんな説明まで一生懸命しても、わかってもらえない時もあります。
昨日、緩和ケア研究会の真っ最中、ある患者さんのご家族から緊急電話が。
「今週も来週も、IVHからの点滴しないことになったので、訪問看護もキャンセルします。」という電話。
先週もキャンセルでした。
でも、緊急電話はかかってきます。
そして、「来なくていいから、電話でアドバイスしてください。」と言われます。
「先週もキャンセルでしたよね。そして、来週もさ来週もキャンセルになったら、緊急対応で状態もわからないで、何をアドバイスすればいいんですか?
訪問看護師は、患者さんの状態や、今なにが問題なのかをきちんと把握したうえで、アドバイスや緊急時の対応をしているんですよ。」
と、お話しました。
するとご家族は、「え、それじゃあ先生が見えたときに、状態を聞いてメモしておきます。それでいいですか?」って。
「先生には、先生の見るべきところがあります、看護師は看護として見るべきところと、するべきことがあります。役割は違うんですよ。
もし、高額で経済的に負担ということであれば、せめて隔週は見せてください。
今、この時落ち着いているように見えても、状態は深刻だし、いつまた苦しくなるかもわからない状態であることは、先生からも聞いていますよね?」
そんな会話をして、結局シルバーウィーク前には、一度訪問させて頂くこととなりましたが・・・
小澤先生が、以前言われていたことを思い出しました。
「思いに沿うことを大切にしている。しかし、私達はただの便利屋ではないんです。」
本当にそう思います。
緊急に泣きながら電話があれば、いつでも飛んでいき、その時はとても喜んで「安心しました。楽になりました」と言われていたのに、訪問料金の支払いには「えー!こんなに高いの?!」との言葉。
電話にも何度も丁寧にお話をしました。
なんだか、ガッカリしてしまいます。
一生懸命なんとか穏やかにと頑張っても、金額でしか判断してもらえない時がある。
訪問看護は、便利屋さんではありません。
夜中に、いつでも必要なときだけ呼びつけて、後は電話で済ませるものではありません。
プロとしての責任を持って患者さんを看ています。
高いととるか、安いと取るか・・・
如何でしょうか?