このところ、重い患者さんが多くて、寄り添う看護師も、辛く落ち込むことが多いので、ちょっと心配です。
在宅緩和ケアの場合、看護師はご家庭の中まで入るので、患者さんだけを見るのではなくて、患者さんの置かれている環境や、家族背景、人間関係、それぞれの精神状態までをみることになります。
患者さんとは別に、ご家族との時間を作ったり、医師やケアマネなどとも情報を交換しながら、どうすればその患者さんの支えを、太くすることができるかを、考えます。
慰めるだけなら簡単ですが、そうではない、理解者でありたいと思うのです。
耳を傾ければ、ずっとずっと昔の記憶をたどって、今までの事をお話ししてくださることもあります。
折れかけた気持ちを立て直して、前を向いている矢先に倒れる方もいます。
私たちにできること・・・日々のケアや、医療処置は当たり前のこと。
正直、何ができるかといえば、何もできないのかもしれません。
苦しんでいる人を前に、ただいることしかできないのかもしれません。
それでもなお、患者さんと向き合い、どんなに辛い状況でも、そこから逃げないで踏みとどまります。
ですから、担当した患者さんを、送り出すとスタッフの心もボロボロになります。
でも、そんな苦しみと引き換えに、もっと大きな何かも、患者さんたちは残して行ってくれるのです。
だから、みんなやめないで、ここにいてくれるのでしょう。
忘れられない、見送った患者さんたちが、今の私達の支えにもなっているのです。
昨日、見送った患者さん。
人生の一番輝けるときに、旅立ってしまいました。
見送る家族の、悲しみの深さを、自分に置き換えてしまう・・・
身体中から悲しみが吹き出します。
胸が、裂けそうになります。
なんで、なんで、なんで・・・・!!
私達には何もできない。
そんな思いに押しつぶされそうになります。
以前、そんな思いを引きずっていた患者さんに、デスケースカンファレンスでお会いしたとき、「そばにいてくれる。それだけで、どんなに心つよかったかしれません。あんなにも、親身にあれこれと考えてもらえるとは思いません出した。」
と言ってくださいました。
だからこそ逃げないで、これからも向き合っていくしかないとおもいます。
うちのスタッフ、本当によく寄り添ってくれています。
一生懸命という言葉は、彼女たちのためにあるんじゃないかと思います。
今朝の二人のスタッフとも、泣きすぎて腫れ上がった眼で出勤して、みんなをびっくりさせましたが、それでも今、待っていてくれる患者さんのもとへ元気に向かいました。
うちのスタッフ、みんなすごいです。
これは私の自慢です。
在宅緩和ケアの場合、看護師はご家庭の中まで入るので、患者さんだけを見るのではなくて、患者さんの置かれている環境や、家族背景、人間関係、それぞれの精神状態までをみることになります。
患者さんとは別に、ご家族との時間を作ったり、医師やケアマネなどとも情報を交換しながら、どうすればその患者さんの支えを、太くすることができるかを、考えます。
慰めるだけなら簡単ですが、そうではない、理解者でありたいと思うのです。
耳を傾ければ、ずっとずっと昔の記憶をたどって、今までの事をお話ししてくださることもあります。
折れかけた気持ちを立て直して、前を向いている矢先に倒れる方もいます。
私たちにできること・・・日々のケアや、医療処置は当たり前のこと。
正直、何ができるかといえば、何もできないのかもしれません。
苦しんでいる人を前に、ただいることしかできないのかもしれません。
それでもなお、患者さんと向き合い、どんなに辛い状況でも、そこから逃げないで踏みとどまります。
ですから、担当した患者さんを、送り出すとスタッフの心もボロボロになります。
でも、そんな苦しみと引き換えに、もっと大きな何かも、患者さんたちは残して行ってくれるのです。
だから、みんなやめないで、ここにいてくれるのでしょう。
忘れられない、見送った患者さんたちが、今の私達の支えにもなっているのです。
昨日、見送った患者さん。
人生の一番輝けるときに、旅立ってしまいました。
見送る家族の、悲しみの深さを、自分に置き換えてしまう・・・
身体中から悲しみが吹き出します。
胸が、裂けそうになります。
なんで、なんで、なんで・・・・!!
私達には何もできない。
そんな思いに押しつぶされそうになります。
以前、そんな思いを引きずっていた患者さんに、デスケースカンファレンスでお会いしたとき、「そばにいてくれる。それだけで、どんなに心つよかったかしれません。あんなにも、親身にあれこれと考えてもらえるとは思いません出した。」
と言ってくださいました。
だからこそ逃げないで、これからも向き合っていくしかないとおもいます。
うちのスタッフ、本当によく寄り添ってくれています。
一生懸命という言葉は、彼女たちのためにあるんじゃないかと思います。
今朝の二人のスタッフとも、泣きすぎて腫れ上がった眼で出勤して、みんなをびっくりさせましたが、それでも今、待っていてくれる患者さんのもとへ元気に向かいました。
うちのスタッフ、みんなすごいです。
これは私の自慢です。