私は創価学会第二代会長、戸田城聖先生が大好きだ。戸田先生の「小説人間革命」は何度も読んだし、戸田会長の全集もむさぼり読んでいる。池田が書いたと称される(実際はゴーストライターの手になる)「(旧)人間革命」の戸田先生が出てくる下りが本当に好きだった。池田が出てくるページは飛ばして読みたかった位だ。
戸田先生は、何というか、とても人間的な魅力溢れる人で、使われる言葉も実に含蓄に富んだ、解り易く簡潔平明に語られる。常に豪放磊落(ごうほうらいらく)、高潔な人格だ。
母の前で戸田先生の著書を読むと、母も戸田先生のファンで、昭和当時往時を懐かしんでいるようだった。我が家でも戸田先生の人気は非常に高い。
お寺でも、私は池田大作の著書は全てお寺に預けたが、「戸田先生の著作も預けた方が良いのでしょうか」とお寺の御住職様、奥様に聞くと、「戸田先生は日蓮正宗にとても尽くされた御方。捨てるなんて勿体ない話です」と仰られていた。
戸田先生の影響を多分に受けた私。戸田先生が居なければ、私は日蓮正宗信仰に返る事もなく、迷子になっていたはずだ。戸田先生の教えをまともに実行・実践すれば、日蓮正宗に行き着く事は間違いない。
それが今の創価学会には大いにコワイのだ。戸田先生ほど、日蓮正宗色が強く、大御本尊を根本に置かれた方はいない。戸田先生の教えを愚直に実践する程、日蓮正宗を外護したい、せずにはおれない気持ちが沸々と沸き起こる。
創価学会が今はひた隠しに隠しているが、日蓮正宗へ立ち返る置き土産が、戸田先生のみ教えなのだ。